2016年12月30日 (金)

12/30  某某忘年会

忘年会というワード。自分からは絶対口にしないよう努めていたのだが、そうは問屋が卸さない。

 「あんた…来る?」
 「(´・ω・`)行かなきゃ駄目?」
 「私も別にいいかなって思ってたんだけどね、社長がうみは来るのか?って聞いてきたから…」
 「(´・ω・`)出る、か…」

と言うのも、僕がここで正式に働き始めたのは既に忘年会会場の予約も終わっていた頃で…何なら人数制限あっていかなくてもいいんじゃね?みたいな思惑はあった。

いや、別にどうしても行きたくないわけじゃない。特に嫌いな人がいるとか飲み会が嫌いなわけでもないし。。

ただ以前も書いたけど今僕は嫁の親父の会社に在籍こそしちゃいるが、協力会社という出向先の別の会社で仕事をしているわけでして…

つまり、恐ろしいことに未だにウチの会社の社員をほとんど知らない状態である。というか、相手も僕の事を知らないまである。協力会社さん含めて総勢二十人ちょいのアットホームな職場()だというのにだ。

だっていつの間にか入り込んでて、自己紹介の場すら与えられなかったから…(;^ω^)

たまに会社に行くと、顔は知ってるけどお互い誰だコイツ?みたいな微妙な会釈が飛び交う日々である。そんな中で、何気なく忘年会まで出ていいものだろうか…

 「そこで自己紹介すればいいんじゃない」
 「と、言われてもなぁ…」


こうして迎えた忘年会当日。夕方まで仕事をしていた僕は、整骨院へ行きがてら忘年会へ向かうべく妻とは別行動。

  「 「 念 仏 の 鉄 ! 」 」 

ボキパキッ!!!

 (・・・ん~?)

前回あんなに良い良い言ってた院へ若干の不信感を芽生えさせつつ、何やら雲行きが怪しくなってきたところでなぜか施術後に合流するはずだった妻へと連絡がつかないまま……虚しく時間だけが過ぎ去り、いよいよ開始15分前。仕方無しに一人忘年会会場へと赴く事になった。

 (くっ、嫌な予感がするぜ)

既に会場に妻がいてくれればいいのだが…連絡がつかないという事はその可能性は低い。ならばここで最悪なのが、会場に入ったら知らない社員さん達だけで既に盛り上がっていた場合だ。

 (…いや、それならまだ知らないなりに距離をおけばいい)

それよりキツいのが、社長(義父)だけがいたりするパターンで、それはさすがに距離を取るのもどうかと思うし、されど近くに座ると瞬間だけでなくその後もキツくなりそう。それだけは避けたい。

まあ現状、迷ってても始まらないのでええいままよと店へと入ってみれば…

 (そう来たか)

まだ二人しか来ていない。知らないオッサンと顔だけ知ってる社員さんが別々のテーブルに座っていた(;^ω^)

この日、小さな居酒屋を貸切状態にした店内にはテーブルが四つ並べられていたのだが…現在、

Cocolog_oekaki_2016_12_29_15_37

Aのテーブルに顔だけ見たことがある若い兄ちゃんが、そしてBのテーブルの一番奥に知らないおっさん…というか、知っちゃいるが知らないオッサンが鎮座している。確かこの人外部から来てる協力会社の人だったと思うんだけど、そこはいわゆる上座では…(;^ω^)?

 (さて困ったぞ)

さっそくAとBという変てこな配置のテーブルに別れて座っている二人。ここで僕がBに行くのはまずありえないが、さりとてAに行くのも憚られる。他の人が来るまで間が持つか心配だし、しかし…ここからCやDに行くのもおかしすぎる気がしてならない。

迷っていると、Aに座っていた兄ちゃん(後で聞いたら結構年上だったw)が

 「お疲れ様です。こっち禁煙席にしましょうや。確か吸わないんすよね?」
 「(゚∀゚)!」

素晴らしい配慮である。というか、なんで吸わないって事まで知ってんだ?などと思うまもなく、間が持たないという心配も服を掛けている間にドヤドヤと人がやってきて解決……とはならず?

 社員1      社員2

     テーブルA

 社員3  うみ  社員4(義弟)

タバコを吸わない人が多いためか、気付けば僕が座るテーブルAはあっという間に埋まってこんな配置に…('A`) ちなみに社員さん達は全員顔は知ってるけど名前は知らない。コミュ力が試さr

 「やあやあ話は聞いてるよw最近○○(妻)とうまくいってないみたいねーw」
 「妻がそんな事言ってたんすか?」
 「キムチ絶対食べないんですよねww?」
 「お、おう(;^ω^)」

が、それも杞憂だったらしく僕が思ってたより周りが僕の事を知ってたようである。まあ、ちょくちょく手伝いに来てたし一応は社長の娘(経理)の旦那だしなぁ。

そしてここで初めて知ったのだけど、ウチの会社は若い人が全然いない。総勢20数名の小さな会社だが、僕が下から三番目である。あとは21歳の兄ちゃんと、28歳の義弟だけ… 年下の上司という恐怖ワードにおびえずにすむのはありがたいぜ。

あとはまあ、意外にコミュ力の高いうみさん?自己紹介も有耶無耶に、お酌も芸も絶対しないぞと言う強い意志を貫き通し…気付けば二次会にまで参加しているのだから我ながら大したものである。

 「ウミ君はここ来る前何してたのさ?」
 「え、工場でバイク作ってたりとか(十年前)、、、」
 「おーマジか。俺もKATANA乗ってんだけどさー」
 「いえ、バイクに興味はないんすけどね」
 「(´・ω・`)」

妻も妻で家庭内の微妙なことまで話していると思いきや、なぜか僕の過去に関しては何も話していないらしく(そりゃそうかw)、おかげでパチンコについて謳われてしまい苦笑いする局面も。こういうのって初めに話しておかないと面倒になりそうだけど、しかし今さらパチンコの勝ち方どうこうを語ってもなぁ~……


思った以上に気のいい人達で安心した。すごい怖そうというか、難しそうに見えてた人もただのシャイボーイだったとわかったり、話してみると印象が全然変わるものだ。義父とも話せば全然変わると思うんだけど、なぜかそれが出来ないのも人生の機微ってやつだね。

職場の人間関係さえ何とかなれば、あとはどうにでもなりそうな気がしてくる。それもこれも、嫁の実家という後ろ盾があってこそと思えば、相変わらず僕は異常なまでに環境に恵まれてるんだなと感じる今日この頃。均せばバカヅキに属する人間なのかもしれない。

激動の2016年も残りわずか、どうぞ皆様良いお年を。

| | コメント (7)

2016年12月21日 (水)

12/21  その名も偉大な

朝七時十五分起床。八時の始業時間に間に合うよう徒歩五分の事務所へ出社。そこからラジオ体操が始まり、適当な朝礼が終わると嫁の弟(つまり、義弟)と一緒に協力会社の元へと車を走らせ、工事車両に乗り換えガードマンを引き連れ町へと赴く。

町へ出るとそこから先は基本別行動で、僕が営業(っぽいもの)、義弟が工事…と、僕がアポを取った案件を義弟が片付けていく方式となる。つまるところ単独行になるためやりたい放題なのだが、さすがにいきなりサボるわけにもいかず、まあそれなりに真面目にやるわけだ。DeNAの下げに喜びながら地図を片手に町を練り歩く。

昼休憩の時間は一時間らしいが、誰に見られてるわけでもノルマがあるわけでもないので状況で適当に決める。一応この営業は一件いくらという様な成果報酬が『上』の元請から発生しているらしいが、僕は嫁の会社に所属する「出向社員」という形なので実際どれだけ稼ごうが給料は変わらない。歩合制でないので手を抜いてもいいのだが、なぜか性格的にそれが出来ず休みなく歩き続けている。

一応、会社に落ちる金は今のところ給料以上のものを取れてるのでそれだけが救いである。驚いたのが、パチプをしていたときと時給がそこまで変わっていないという点である。パチプはそれを十時間とか平気でやるので金額を積めるわけだが、思えば精神的に楽だったとはいえ(最期の方はそうでもなかったが)、肉体的には結構な無茶をしていたと思う。引退して二ヶ月、あれだけ酷かった肩こりが綺麗に消えた。変わりに相当な腰痛に悩まされているが、まだ身体が慣れてないだけだろう。

それだけ今は、五~六時間歩きっぱなしなので体力的には少々ツライが、半面で精神的には非常に楽だし、何より健康的だ。

そうして十七時、辺りが暗くなってきた頃義弟と合流して出向先へと戻る。色々片付けて十七時半、義弟は工事の詳細を打ち込まなければならないので会社に残り、僕は軽トラに積んできた折りたたみ自転車を組み立て一足先に岐路へ着く。家までおよそ三十分のサイクリング。ちょっとキツイが健康にはいいだろう。

十八時、帰宅。嫁の帰りが遅い日は僕がご飯を作るようにしているが、最近だと週二ぐらいだろうか。作ってみるとわかるんだけど、妻も仕事から帰ってきてコレを毎日やってたんだな~と思うと頭が上がらない。たまに作ると楽しいけれど、疲れた身体にこれが毎日と思うと…気も休まる暇がない。

十九時に食事を取って、録画していた「べっぴんさん」を見てからウダウダして風呂で一時間読書をしたりしているうちにあっというまに二十二時だ。妻と娘はこの時間には寝るので、ようやくここから俺タイムが始まる。

 (…むむむ)

エロ動画を探していたら気付けば二十三時……なんて日ばかりじゃないが、ネットを見てるとあっという間に時間は過ぎる。ここからブログを書こうにも、今の生活には大したネタもない。wordpressでサイトを作ろうにも一時間そこいらじゃ却って効率が悪くなる。僕はブログなどを書くときは一気に書き上げるタイプなので、日を跨ぐと却って時間がかかるのだ。

と、そんな言い訳をしながらボーっとしてるとあっという間に零時。

もはや寝坊を許される立場でもないため、しゃあなしに寝る。起きる。気付けば零時。寝る。起きる。気づけば…

 (これを一生やってたら気付いたときには定年過ぎてそうな気がするぞ…)

恐ろしいぜ。週末も娘や嫁に付き合ってたらあっという間に終わっていたし、それになんとこの会社は隔週土曜休みだというではないか(妻は普通に週休二日だったので今まで嫁の会社が隔週土曜出勤だと知らなかった)。休みの日は買い物にも行かなければならないし、ついでに色々寄ってたらあっという間に終わってしまう。

つまるところ本当に自分の時間がない。あるんだけど無い。十八時に帰宅してから寝るまでの間をどういう風に解釈するかだが、基本今まで一人の時間が長かった身としては、本当に自由な時間というのは100%一人でいる時間だけという認識である。

今の生活の中で完全に一人の時間が取れるのは毎夜の一~二時間、それから土日のわずかな時間のみ。ここから漫画喫茶に行って雀荘に行って、など遊ぼうと考えたらさらに時間は消えていくし、ブログを書いてサイトを構築してと…やばいよ。新サイトがちゃんとするまでどれだけ時間がかかるというんだ… 世のお父さん方の凄さを今さらながら感じる。人によっちゃあここから遊びに出掛けたり、飲みに行ったりバイトをしたりするんだろ?すげえよ、みんな… 俺はもう駄目ぽ('A`)

 (なんて思ってた時期が俺にもありました)

最近、今の仕事が雨の日は休みだという事を知ったw

超ガッツポーズ。やって出来ないことはないが、作業効率が著しく下がる上、大切な資料を濡らされても困るので出来るだけ「やらないでほしい」と上から言われたとあっちゃあしょうがない。

ゆくゆくは雨の日に経理の仕事など、他の事を覚えろと言われてるのだが今はまだその時じゃない。幸い人も余ってるほどなので、僕が他の現場で必要とされてもいない。この甘えが許される今のうちにやらなければなら無い事がある。

パチプ時代にあれだけ自由に使えた時間、どうしてあの時やっておかなかったんだろうなんて言うのは無しだ。人生は失って初めて気付く事だらけだぜ。

カメハメハ大王に、俺はなる!まずは雨乞いの勉強から始めなければ^^

| | コメント (13)

2016年12月17日 (土)

12/17  いともたやすく行われるえげつないヨーロッパ旅行

一人で生きていたら恐らく体験していなかったであろう事を、人と接することでするようになる。知識、経験、価値観の違いから来るカルチャーショックは意図せぬ角度からお互いの頭を打つことだろう。僕にとって、その最たる例が結婚だったと思う。

性別も文化も違う他人が一つ屋根の下で家族となって生活していくのだ。そこには様々な衝突があった。経験があった。便座の上げ下げから洗濯物の畳み方、料理だってするようになったし娘の学校生活から最近の子供達の生態なんかも学ぶことが出来る。

基本的に一人が好きというか、それが楽なのでそうやって生きてきたのだが、こうした新たな事を体験するたび人と人とのつながりの奥深さに目が眩みそうになる。1+1が2ではないとは陳腐すぎる表現だけど、実際に人付き合いとはそういう面があって、それは経験しないとわからない事だらけだ。

こういう風に感じるのもまた歳を取った証拠なのかもしれないが、悪いものでもない。

仕事にしてもそうだろう。前に少し書いたが、僕は今電機工事のアポ取りみたいな事をやっていて、住宅街を一日七時間ほど歩き回っている。二週間で既に五㌔ほど痩せているが、大変健康的でよろしい。

恐らくこういうことにならないと一生歩かないような場所を歩いてるんだろうなと思うと少し嬉しくなる時がある。車で通り過ぎただけじゃあ絶対に入ろうとも思わない定食屋にだって入ってみたくもなる。実はこの店、先ほどから人が結構入っているのを見かけている。こう言っちゃ悪いが、味がありすぎる風貌でまず普段なら入ろうとは思わない。

だが、こうして町中を歩きながら見ていると、次第に地元民に愛される老舗なのかもしれないと違った角度から見るようになってくる。大通りまで歩けばラーメン屋などもあるし、と理由をつけて避けてしまうのが通常なのだが…この日はちょっとばかし入ってみようという気になった。健全な生活が気持ちをも健全前向きにさせているのだろうか?

160124_qm5_2

と、まあそんな話はどうでもいいんだよ。(いい店だったから以後通ってるが)

 「うんたらかんたらという工事でして…」
 「あー、実はね、僕はね、これでも昔よくヨーロッパなんかに行ってたんだけど」
 「はあ…?」

会話をしていて、まさかと思った。

いや待て。それにしては、最初に出てきたおばあさんは普通だったぞ。少なくとも普通に見えたぞ。それを、わざわざこうして引っ張り出してきたんだから…

 「それで、工事の日程についてなんですが」
 「うんうん。ところで、僕はね、これでもヨーロッパとか良く行くんだけどね」
 「はあ。。。」

んー???そうなのか?これは、そうなのか?

 「で、工事の(ry」
 「そうかね。で、僕はね、ヨーロッパによく行ったりするんだけどね」
 「(;^ω^)…」


なんのこっちゃと思われるかもしれないが、見たまんまだ。

たまたま担当箇所だったお宅のご主人が…まあ、そのいわゆる一つの認知症的な?

実際漫画やテレビとかでこういうやり取りは目にした事があったものの、ここまでガチなのは初めて目の当たりにした。おいおいまさかという場所から毎回正確に右ストレートが飛んでくる感じで、本当に認知症ってこうなっちゃうんだな…と。

 (ううむ…笑い事じゃねえなこれは(;^ω^))

もはや工事の話なんてどうでもいいが、話を終えようとするとヨーロッパ旅行の話が飛んできて逃げ時がわからない。スパっと逃げても爺さんはその事すら忘れるのかもしれないが、何かそれはいけない事のような気がして逃げるに逃げられない…と、もう何ループしたかわからないところで十分ほど経っていた。

 「昔、ヨーロッパにね、」
 「ええ、わかりました。では工事はしないということで、失礼し…」
 「工事?なんで工事するんだ?」
 「で、ですから…」
 「ん?ところで君はどういう目的でここに来たんだっけ?」
 「いや、ですからね…」
 「ところで、僕はこれでも昔ヨーロッパにちょくちょく行って(ry」
 「(;^ω^)マジか…」

もはやホラーである。

うちも妻の両親も、まだまだ元気でいるもののいい加減そういう事を考える年頃でもある。少なくとも介護の問題は最近兄弟の間でもまだ冗談めかした段階ではあるが、確実に話題に上がる。

この日、おじいさんのヨーロッパ旅行の話を十数回、根気よく耐えた僕でも、実の親がこうなってしまったら…それが毎日毎時間続いたらと若干恐怖にも似た感情に襲われた。

これは理屈じゃない。ただただ怖い。この爺さんも立派な家に住んでて、昔はさぞ偉い人だったに違いない。それがこうして…ただただ虚しい。後に、哀しくなってくる。

そもそもこんな人に工事の説明をさせようとしたおばあちゃんもおばあちゃんであるが、或いは僕を悪質なセールスと勘違いしての対抗策だったのかもしれない。なんて、それはさすがに穿った見方過ぎるかな。

こんな風に外に出ると今まで見たこと無い事がたくさんあって若干楽しい。ある意味で社会人一年目なのだw。見ること全てが新鮮な今だけでも楽しまなきゃな。

| | コメント (10)

2016年12月12日 (月)

12/12  光陰矢の如し

ここのところ紛争が耐えない我が家であったが、思っていた以上に、本当に、言葉の意味を超えたレベルの『思っていた以上に』事態は切迫していたらしい。

例えるなら…そうだな、離婚届と雇用契約書を妻がそれぞれの手に持っている感じ?

どうも妻の中では「パチを完全に絶った」→「やっとマトモになってくれる!」というストーリーがあったようだが、いつまで経ってもそれをしない僕に心底嫌気が差したのかもしれない。青天の霹靂と言うには余りにも無責任だろうか。

しかし何を今さらという気もするが、資格試験も終わった今だからこそとも言えよう。そこで就活どころかさらにネットの世界に入り込もうとwordpressなど弄り始めちゃったあかつきには怒り心頭、とうとう堪忍袋の尾が切れても仕方がない。聞けばどうやら銭金の問題でもないらしいし…

 「…働かせて頂きます(´・ω・`)」

と、いうわけで…先週から8:00~17:30ぐらいの労働の日々が始まっている。行って帰って食って寝て、ガチで時間がなくてビビっているがみんなすげえよ。俺がマンボウだったら初日で死んでるぞ?

それはともかく、今さらな話と言えばもう一つ凄いのがあって…

 「おう、うみ。おまえ弁当は?」
 「いやー。娘さんと喧嘩してましてね」
 「そうかそうかwはっはっは」

これ、正式に勤務し始めて二日目の僕と社長(妻の父)の会話なのだが…すごいところが一つあるのがわかるだろうか?いや、わかるわけねえよなw僕はこの会話をしている途中で心底驚いた事が一つあった。

オヤジさんが僕の名前を呼んだのは、会って以来ここが初めてなのである!!!

初めこそ気恥ずかしさとかそういうのもあったんだと思うが、「おう」とか、「おい」とか、長年連れ添った夫婦みたいな感じで会話をしていて、段々きっかけを失いどうでもよくなってきて…そうして結婚から二年半経った今、ようやく・・・ようやくここに辿り着いたのだw

ちなみに僕はまだ一度もオヤジさんを「お義父さん」と呼んだ事がない\(^o^)/

お互いそんな感じだったからこそ、次第にこの「名前を呼んだら負け」みたいな空気は段々とチキンレースのような様相も呈してきていて、そこに唐突に名前を呼ばれて僕は心底驚いたというわけだ。オヤジさん、「君の名は」でも見たんだろうか?


こうして晴れて嫁の会社に入った形となったわけだが、今は協力会社に出向?みたいな形でひたすら街を歩いている。とある工事の営業のようなものだが、一軒一軒周って…営業とか、絶対自分には向いてないと思っていたけど案外やりゃぁ何とかなるんだなと実感しながら日々を過ごしてる。変なものを売る仕事じゃないから、というのも勿論あるが。

出向先のオッサンらとも徐々にではあるが打ち解けているし、その会社に一緒に行ってるのは妻の弟。つまり僕の義理の弟でもあるのだ。彼とも今まで全く会話をした事がなかったが、先日初めて携帯番号も交換し(仕事上必要なだけだがw)、徐々に会話も増えてきている。

 (御岩神社の御利益なのかなー)

全てがうまく回り始めている。

……そうだろうか?順調に何かに組み込まれているような気がするのは果たして僕がひねくれているからなんだろうか。これでいいんだろうかと自問自答しながら日々を過ごし、しかしその日々の過ぎ去る事の速さたるや… 考える暇すらない。少し前に「過労で自殺を考える人の漫画」が話題になったが、みんなこうやっていつの間にか組み込まれていくんだろうか。

ある意味でもう、家に帰って寝る間際にちょこちょことwordpressでサイトを作っている時だけが生きているような気さえしてきた。辛かろうが、なんとか時間を作って外界との接触を保っておこうと今は強く思う。多分、ここでは受身になったら全部が持ってかれてしまう。これこそが蜘蛛の糸なのかもしれない。

こうして思うのは今までどれだけ贅沢な日々があったんだろうかという事だ。欠損に悩まされつつも、それなりに貯金も出来るぐらいの稼ぎはあった。それ以上に時間があった。妻が今さら何か足掻こうとする僕に怒るのも無理は無かろう。時間の流れは変わらないはずなのに、今はもう遠い昔の話のようで、そう考える今この瞬間でさえもあっという間に過ぎ去っていく。ほら、もう寝ないと明日がキツい。

ある日突然、何もかも嫌になって失踪するなんてのはこういう人に起こるんだろうなとも思うし、こんな事を働き始めて三日ぐらいで思う僕は大丈夫なんだろうかとも思う。

何だかんだで仕事時間は8:00~17:00(休憩1時間)なのだw 結構ホワイト。心がブラック。まあやるだけやってみて、駄目ならそんとき考えるか (`・ω・´)

| | コメント (12)

2016年11月18日 (金)

11/18  墓場と呼ばれて

娘ちゃんは修学旅行。うちらの地域では大体修学旅行は東京と決まっているが、娘たちも国会議事堂やらスカイツリーやらを回っているのだろう。最近の子は進んでるから何なら何組かカップルなんか出来てたりするのかもしれない。

そういえば最近娘がやたらジャニーズやらアイドルを見てキャーキャー言うようになった。少し前まで男なんてみんなキモイ!って言ってたのに、今では黒王子?とか山崎なんとか君が出るたび画面に釘付けで…いやー、年頃なんだなって感じますね。

さて一方、久しぶりの夫婦水入らずである我々は…冷戦中。冷え切った食卓を二人で囲む…事もせず別々に食べるぐらい険悪な仲('A`)

どーもパチを完全にやめてから家にいる時間が長くなった事がよくないようだが…無論次の仕事も決まらずウダウダやってるというのが一番悪いのだろう。とは言え、妻は僕にこうも言ってる。

 「少し休んだら?焦って決めてもいいことないし」
 「せやな」

そうして、これからどうすっかなーと考えてたりしながら資格の勉強とかをしていたのだが、

 「あのさ、額面どおり受け取らないでくれない?もう若くないんだから」
 「えーっ!?」

他にも色々あるらしいが、パチプをやってた方が家庭が平和だったなんておかしな話もあるもんだ('A`)亭主元気で留守がいい、ってやつか。

こないだ、妻の会社の「経理」をやらないか?なんて話になって、実際に試しにやってみたのだが…無理だろw 商業高校出身なので一応簿記の資格は持ってはいるけど、何年前だと思ってんだよ。勘定科目振り分けるだけで頭から湯気が出るわい!

 「甘いよねー。本気でやろうって気が全然感じられないもん」
 「と、言われてもなあ…」

その件があってから、試しに一般企業に面接なども行ってみたのですが…結果は散々。そりゃそうだよ。

 「そりゃそうだよじゃなくてさぁ」
 「俺を取るような企業はヤバイって」
 「はぁ…」

妻は甘えが出るからウチ(実家)で働くのは辞めな!とか急に言い出すし…

 (じゃあ俺はなんのために全くの門外漢である電気工事士の資格の勉強をしているのだ(;^ω^))

なんて思いつつも、大体は妻の言ってることが正しいのはわかる。過去の例を見ても喧嘩の理由の9割は妻が正しいのだ。とういか、そもそも僕はそんなに怒ったりしないし、怒るとしても喧嘩にすら発展しないで終わるのだが、妻を怒らせると漏れなく冷戦になるからやってらんない。

 「大体あんた妻って書くときと嫁って書くときがあるよね。なんか棘があるというか」
 「はぁ???」

全く意識してなかったがそういうものなのか?確かに文字から受ける印象は嫁と書いてる時のほうが上から目線というか、棘があるというのはわかる。けれど僕は全く意識してなかった。だが本人はそういう事を敏感に捕らえ…ある日突然溜まりに溜まったものをぶつけてくるわけで('A`)

この冷戦、すでに二週間目。家の空気が悪すぎて居たたまれない。これがずーっと続くようなら長くは無いな、と言いつつ明日も妻の会社の現場仕事。なんだこれ('A`)

| | コメント (22)

2016年11月 6日 (日)

11/6  身近に潜む理不尽

あっという間に一年過ぎたようで、今年もまた大道芸ワールドカップの季節がやってきた。一応説明しておくと大道芸ワールドカップとは静岡県の誇るホビーショウと並ぶ一大イベントだ。

Img00866

今年は前夜祭的な「プレビューショウ」のチケットが当選。これは参加者の紹介とでも言おうか、有名どころのパフォーマーが自己紹介を兼ね芸の一部を披露するという催し物で大変人気があるらしい。

大道芸ワールドカップは今年で25回目になるのだが、年々知名度が上がり今では他国から視察団が訪れるほどにまで大きくなった(と言ってた)。そんなわけで、このプレビューショーのチケットも年々倍率が上がり…今年はなんと当選率1/6ほどになっていたそうな。

Img00868

この数値をどう取るかは人それぞれだろうけど、僕は引ける気がしないwが、妻はなんと自分名義と親名義で応募したら二件とも当選したというではないか!

なんたるヒキ強だろうか。そういえば妻は週に一度ぐらい息抜きというより、家にいたくない時にフラっと近所の5スロ店に行くのだが…適当に打ち散らかしてるだけで今では貯玉が2万枚になったらしい(一年ちょっとで)。初期投資は二千円との事なので、つまり20円スロでいうところの8kということか。出玉は変わらんので…っていやいやいや!!

すごいぞそれw?今のAT機の設定1を延々打ち散らかしてるだけで年間トータルプラス???どれだけ神懸かってんねんってレベルなんだけど(;^ω^)w

もちろん僕は一切台に口出ししたことはないので完全自力。というか完全運任せ… 

5スロで勿体無いと思うと同時に、恐るべき理不尽さを感じずにはいられないぜ!

| | コメント (8)

2015年11月29日 (日)

11/29  暗がりに闇

誕生日、妻からのLINEを見て胸が高鳴った。

 「ちょっと!おばあちゃんが布団のクリーニングで30万請求されたんだけど(´Д`|||)」

 (…誕生日の「た」の字も無い)

っと、後に続く言葉には「アンタの誕生日は厄日だな…」と、誕生日の「た」の字があったw 恐らくこれは、以前車にぶつけられて面倒くさい野郎が出てきた日の事を言っているのだろうが、どちらも僕は悪くないっていう(´ヘ`;)…

それはさておき、存外に素敵なプレゼントにワクワクが止まらない。嫁の祖母とはあまり話した事がないが、一応大姑という事で身内である。魚君と身内の不幸は笑い飛ばすのがワシの流儀だ。

 「よし!とりあえず業者の確認からだな。一応聞いておくけど、いつものクリーニング屋さんじゃないよね?」
 「訪問販売だって」
 「ガチですやん(゚∀゚)」

世には30万ぐらいの高級布団も珍しくはないようだが、しかしクリーニングで30万というのは聞いた事がない。一体どれだけの元値の品をクリーニングすればその値段になるのか。聞けば、今日が納品でクーリングオフ期間は過ぎているとの事で楽しみは増すば

 「って、納品??クリーニングじゃないの?」
 「わかんない。おばあちゃんはクリーニングって言ってんだけど」
 「取りに来るって意味か?」

なんかよくわからんな。それともあれか、既に布団を出していて、それをクリーニングしたものが今日「納品」されるのかね?いずれにせよ消費者センター行き待った無しなんだけど、その前におばあちゃんに詳しく聞けと言ってみる。

程なくして妻が画像を添付してきた。

1448549878362
 
 「なんか、クリーニングじゃなくて商品買わされたっぽい」
 「何て書いてあるかわからんけど、三つで294000円か」
 「とりあえず電話してみる」
 「それがええ」

この時点で、既にありきたりな詐欺の感じしかしないため消費者センターに電話をして終わりな空気ビンビン物語だったのだが、、、

 「電話終わった。納品前だからキャンセルでいいって」
 「は?先にそっちに掛けたの??」

脅しにもなるから先に消費者センターに掛けた方がいいと思ったが、妻は先に訪問販売業者に電話を掛けてしまったらしい。

 「手付金の三万円も返してくれるってさ」
 「なんだかやけにアッサリしてんな。優良な悪徳企業やん」

どうやら僕の心配は杞憂だったらしい。

 「ただ、商品の所有権は向こうになるみたいよ」

 (所有権??)

どういうことだろう。クリーニングだとしたら百歩譲ってクリーニングする布団の事を指していると読み取れるのだが、それにしたって他人の布団の所有権を主張して一体何になるというのだろうか。

しかしクリーニングじゃなく商品を買うという話になったはずだ。それならば、納品前の商品の所有権を主張するのは些かおかしいというか、何かズレてる。

 「??商品って、納品前だろ?そんなの当たり前じゃない?」
 「うん、訳分かんない」
 「おばあちゃん何か忘れてたりしない?」
 「どうだろう。最近ちょっとヤバめかも。最初はクリーニングって言ってたし、ね」
 「・・・一応、消費者センターに言っとけ」

こうして結局消費者センターに電話をする事にしたのだが、すぐに対応してくれ、きちんと内容証明的な物を送る事で間に入って貰い、それを相手方に伝え呆気なく一件落着という事になったのだが…

その後の調査で色々と面白い事実が浮かび上がってきたのだ。

まず初めに、これはよくある訪問販売の手口だという事。ちょろっと「布団 訪問販売」でググるとこういうサイトもあるし、布団の「クリーニング」と言って取り入る手法は割とこの業界ではメジャーのようだ。

おばあちゃんも最初はクリーニングと聞かされていたらしく、そこは間違いないと思う。それがどう捻じ曲がって294000円もの布団セットに変わってしまったのかは謎だが、とにかくこの件は珍しくもない話だそうで。

ここで恐ろしい事実が一つあって、先に挙げた画像の契約書。ここに書かれている筆跡がおばあちゃんのものではないという事(家族が確認して断言している)。名前の欄と判子だけはおばあちゃんが押したと思われるが、住所やら電話番号口は一体誰が…

そして、妻が怖い事を言う。

 「おばあちゃんの口座にさ、見たら今ちょうど30万ぐらい入ってるんだよね。偶然とは言えピッタリ過ぎて… まるでリミットを知ってて商品を売りつけたような^^;」

しかしこれはあながち見当ハズレではないらしく、ネットに散らばる訪問販売の被害者の弁を見ると『突然上がりこんできた男達に言われるがまま書類を書かされ、通帳も見られました』などと書いてあるページもある。特に老人の一人暮らしなんかの家だと抵抗も出来ずなすがままだそうだ。

今回うちの大姑はそのような事は言って無かったらしいが、それにしてもまずどうしてウチにこんな訪問販売が突然やってきたかが謎と言えば謎である。ここ、神奈川の会社のようだし(調べると神奈川のこの辺りの住所は布団訪問販売のメッカみたいねw)、見事におばあちゃんが一人の時間帯をピンポイントに突いてきてるし。

今回、事件が発覚したのはおばあちゃんが嫁に「お金を下ろしてきてくれ」と頼んだ事が始まりだったらしく、それ事態は普段から行っているので何も不自然さはないのだが、金額が金額で(…おや?)と思って露見したそうだ。いつも通り10万ぐらい降ろしてくれ、というお願いだったらバレずに終わっていたかもしれないらしい。


そして第二の謎。なぜクーリングオフ期間が過ぎて納品日当日になるまで、このような高額な買い物が家族の誰にも知られずにいたのか、という件だが…

 「うちの母は何だか怪しい訪問販売が来たってのは知ってたみたいよ。額がこんな高いとは思わなかったみたいだけど」
 「ん?知ってたのに放っておいたんだ」
 「お金が無くなれば出歩かなくなるでしょ、だって^^;」
 「(;^ω^)」

ちなみにうちの嫁の母と、おばあちゃん(嫁の父の母、つまり姑)は仲があまりよろしくなく…三十年来の冷戦続きだそうだ。以前、お義母さんが「(姑の最期を)看取るのが楽しみ」と言っていたが冗談では無かったのかもしれない。。

 (まさかこんなところで嫁姑問題の一端を垣間見る事になろうとはw)

この手の話しはたまに聞いていたのだけれど、それだけに今回の件もどこまで本気か計りかねる^^;


そして最後の謎、「所有権」のお話。

これは!なんと!すでに!おばあちゃんが!

1448549901992

訪問販売業者が置いていった商品を使っていたそうで、その事を指していたらしい^^;

 「でねでね、これね、75000円の商品だってw」

妻が笑いながら写真を見せる。なぜ笑っているかって、それはこの商品が「備長炭ケットカバー」と書かれているくせに、単に「備長炭柄のプリント」が施されているだけっぽく(実際そう書いてある)、さらに100均で買えそうなぐらいペラッペラな単なる『枕カバー』だったという事。

よく見ると、最初の契約書の三つ目の商品欄に「備長炭ケット:75000円」と書かれているが、恐らくこれがそうなのだろう。これで75000円とは…擁護のしようもないぜ。これも似たような商品でググると怪しい会社がわんさか出てくるし、普通に売ってる同じような商品だっていいとこ2000円だ。

そうしてそんな高価な商品にも関わらず、いの一番に所有権を主張したくせに、消費者センターを通じて掛けた電話では「そのケットは差し上げます」とあっさり手放したそうだw 75000円の商品を、クーリングオフ期間が過ぎているのに使用していたにも関わらず、頭金の三万円を現金書留で送ってくれた挙句プレゼントしてくれるなんて、何と言う気前の良さでしょう!!!


結局、今回は未然に防げて何もないどころか75000円()の商品を無料で手に入れる事が出来て万々歳?となったわけだが、僕はそれよりも嫁の母と大姑の確執にばかり目が行くのだ。

深淵を覗くとき、さらに深い深淵がそこにはあったのだ。

| | コメント (6)

2015年5月 4日 (月)

5/4  五面楚歌

嫁の一族はイベント好きな家系なのか、盆・正月・クリスマス…何かにつけて集まりたがる。親戚仲が良いのもそうだし、家の距離が近いのもその一因であろう。うちの家系はアッサリしたものなのでその頻度に面食らう事もしばしば。

期待を裏切らず、ゴールデンウィークはバーベキューだそうだ。

どうやらGW恒例行事らしく、今年は一組子供の病気で欠けたにも関わらずそれでも総勢15名ほどが集まった。入籍してもうすぐ一年。もはや嫁の親戚内で僕がどういう風に言われているかはある程度想像が付くとは思うが、そんな中に飛び込む遊び人の身にもなって欲しい。決して敵ではないと思うが、気持ちは四面楚歌。自業自得とはいえゾクゾクしちゃう。。

Img01260

 (ふーむ、それにしてもさすがはGW…)

今回の会場はでっかい釣り池などが併設された施設の広場。釣って焼いて食べれる場所なんだけど…普段は閑散としている釣堀が、どこぞの中国の海水浴場かと疑うぐらいの人・人・人で驚かされた。それでも元気よく釣られるヤマメたちをボーっと見ながらBBQに興じる。考えてみると近年GWにこうやって出かけた記憶が無いが、やっぱりゴールデンウィークはゴールデンウィークなんだなと久々に思い出させてもらった。

運転要員のため酒が飲めない事を除けばご機嫌だ。子供達と遊び良き父親を演じるとともに、親族から逃げるという高度な技でその場を乗り切った俺に幸あれ!

 「痛たたたたぁ(´;ω;`)」

Img01265

 (俺…肌弱いのかな(´・ω・`)?)

で、その夜…風呂場で涙目。五時間ぐらい屋外にいただけでこれだ。今年初めてサンダルを履いてったんだけど、見事にサンダル跡に痛々しい日焼け跡。腕はもっと酷いことになっている。

考えてみるとカンボジア沖縄でも鬼のように焼けたんだけど、思えばあれは場所のせいじゃなく僕の肌質が大きく関わっていたのかもしれないな…

出掛けに嫁から日焼け止めクリームを『強く』薦められた際に、「へっ。カンボジアに比べれば今日の日差しなんて電球だろ」と豪語したのも今は昔。腕をふーふーやってる僕を嫁が心底あきれた顔で見ていてゾクゾクしちゃう。。

| | コメント (9)

2014年9月23日 (火)

9/23  リング─呪いの輪─

体重が、5kgも増えていた。

二ヶ月前まで65kgだったのが、ついに70kgの大台に乗ってしまったのだ。結婚してから毎日のように米を食べるようになり、一人じゃないので家で飲む回数も増えた。僕は数年前から「炭水化物ダイエット」なる、食事から極力炭水化物を減らす食事制限をずーっと続けていたのだが、あれは思っていたよりもずっと効果があったのかもしれないな。
 
 「俺のご飯さ、米じゃなくて豆腐とかこんにゃくにしてくんない?」
 「めんどい」
 「(´・ω・`)」

自分ひとりで動けない事の弊害をまた一つこういう所に発見してしまった。もしかして僕は尻に敷かれているのだろうか?

世のお父さんがたの布袋腹を見下せなくなる日もそう遠くないかもしれない。家庭がある中で、体形を維持するというのは想像以上に大変なんだろう。相変わらずちょこちょこ走っちゃいるが、全然足らないらしい。スリムな人はそれだけで誇れると思う。

そういえば、指輪を買った。給料三か月分とは行かず婚約指輪のようなまだ仮契約品だが、物はともかく「現物」を嵌めているとなるほど…多少なりとも結婚したのだという実感のようなものが湧いてきた。

話が少し逸れるが、僕はスロットルを打つ際に特化ゾーンなど「ここぞ」という場面では左手を使う事が多い。普段は右手一本で打つので、単なるオカルトだがこれがなかなかキマると気持ちよい。

で、指輪を左手薬指にするようになってからというもの…

 (・・・む)

レバーを叩く際にそいつがチラチラ見えて非常にバツが悪い。隣からも指輪が丸見えなので非常にバツが悪い。そりゃ隣のヤツはもちろん僕の指輪なんてまるでどうでも良いのだろうが、しかし僕からすると見えているというだけでとてもバツが悪く…

これまでだって、平日まっ昼間っから打っててバツが良かった事なんて無いけれど、それが今までの数倍の重さとなって僕に圧し掛かってくるようになったのだ。

さしずめこの指輪は孫悟空の頭に付けられた輪っかのよう。

レバーを叩く際、硬いリングに挟む形で指に痛みを感じるたびに、妻の威厳を思い出さずにいられない。

| | コメント (18)

2014年9月 7日 (日)

9/7  人生のリーチ棒

もうじき嫁の誕生日なのだが、何が欲しいかと聞くとメガネという。

 「また?」
 「またってアンタ、何年前だと思ってんだよ…」

僕は昔、やはり誕生日にこいつにメガネをプレゼントした。それまでメガネをあまりしていなかった嫁は以降コンタクト族から追放され、晴れてメガネっ娘として生きていく事になる。僕の目論見どおりになったのだ。

 (う~ん… 2006年の事だけど、昨日のように懐かしい)

それにしてもこうして結婚してまたメガネをあげることになるとは感慨深い。Tommy februaryにそっくりだっという理由でそれらしいメガネをプレゼントする事にしたのだが、思えば僕らの運命はあの時決まっていたのかもしれない。

 (…婚約指輪ならぬ婚約メガネ・・・、か)

流行らないかな。

というか、今思ったんだけど僕はまだ「結婚指輪」をあげていない。式も挙げていない。完全にもう所帯じみてしまっているが、そこに入るための儀式を何一つしちゃいない。紙切れ一枚で全てが済んでしまっている。

なし崩し的に事が運ぶのは楽と言えば楽だが、人生の一大イベントでもある結婚に関してそれでいいのかという思いはいつもあって…

 (でも面倒くさいから俺からは言わないのだ^^)

嫁は知ってか知らずか、こう付け加えた。

 「あ、メガネがダメなら・・・指輪欲しいな」
 「あらまあ!」

ついでのように言っているけど、やっぱりこっちが本命なのだろう…。こんな演技までさせてしまうとは忍びない(´;ω;`)

 「指輪ね。うん、そうだね」
 「だってさー、友達に結婚したって報告するとまず最初に『指輪は!?』だよ。おかしくない?」
 「さすが女は何考えてんだかわかんねーな」
 「ねー。私もおかしいと思うもん。普通『式は!?』とか、うちの場合『子供は?』とかそういう事聞かれそうじゃん?」
 「そうだな。俺の場合は『仕事は!?』だったけど」
 「・・・・」
 「・・・・と、とにかく、指輪ね。OK!」

てなわけで、ようやく指輪を…結婚の証拠のような品物を買う事になったのですが、こういう事を積み重ねていくうちに結婚したという実感が強まっていくものなのでしょうか。無論式を挙げていないというのが最大の要因だとは思いますが、それにしても日々を過ごしていてまるで結婚したという実感が湧かない。

実は僕は未だに向こうの親を「お義父さん、お義母さん」と呼べていない。嫁の兄も「お義兄さん」と呼べないし、それは気恥ずかしいというか、何か違うような気がするというか、わからんが、一体どのタイミングでそういう言葉を発すればいいのだろう?機を逸したまま日々を重ねている。

そういう部分もあって、僕は今の生活を結婚というよりは同棲の延長線上に感じているのだと思う。

指輪で何かが変わればいいな。

変わらなかったら式を挙げ、それでもダメなら子供を作って、それでもダメなら… こんな事を繰り返しているうちにいつの間にか家族になっているんだろうけど。

| | コメント (18)