2016年6月 2日 (木)

6/2  アシモトミスギさん

ようやっと車を契約したわけだが、結局ほとんど僕の希望通りにならなかった気がする(;^ω^) 車種こそお互いの妥協点を探った感じだが、その車種の中のグレード(種類)や色なんかは全部譲る事になってしまい…

 (まあいっか。よく考えたら大してこだわりねーっけ(゚∀゚)!!)

この車を娘にあげる十年後ぐらいまで乗り潰したら、その時はナウい100%自分好みの趣味の車を買おう。ミニとかビートルとか。しばらくはそれを楽しみにお金を貯めるか♪

 「いい車だね^^」
 「だね☆」

この適当さこそが夫婦円満の秘訣だぜ。

あ、夫婦円満といえば…つい最近まで事故で嫁の愛車をぶっ壊した事が原因で訪れた冷戦中に「モルダー、あなた疲れてるのよ(´・ω・`)」と言った事で第三次夫婦大戦に発展したけど、思えばあそこでブチ切れさせた事で戦争を早期終結に導けたのだと思う。

あれがなければ未だに戦争中だったかもしれない。被害は甚大であったが後世できっと評価される事だろう。先を見据えた重厚な一手。そう、言うなれば重い軽口(゚∀゚)ドヤ!

…とまあ、与太話はこれぐらいにして…車を買い替えるので色々書類を更新しなければならないのだけど、その中で驚かされたエピソードが一つ。

 「はぁ??3240円も取るの????」
 「え?普通じゃない?」
 「いやいや、サインするだけでしょ???」

僕が何にここまで驚かされたかって、それは車庫証明の土地管理者のサイン。これは駐車場を管理している人、自分たちの土地なら親など名義人、人の土地なら大家さんかまたは管理会社にサインをして貰わなければならないのだが… 

うちの今回のケースは管理会社がそれに当たるそうなのだが、なんとサインを書く手数料として3240円を請求されたのだ。

 (いやいやいや、印紙とか何もないやん?っていうか判子押しただけやん!!??)

そもそも新車購入の際に車庫証明代行費用というのをディーラーにきっちり払っている。面倒な手続きは全部ディーラーの仕事だ。それなのに手書きすらせず、郵便番号・住所・電話番号・会社名がまとめて彫られた判子をポンと。これだけで3240円取るとは何事だ??いくら必要な書類だからって、ちょっと足元見すぎじゃないかと。

 「まああっちも商売だしね、取れるときにとっとかないと」
 「それにしたって…」
 「でも3000円ぐらいならまだマシな方じゃない?前に1万円ぐらい取るとこあるなんて話も聞いた事あるよ」
 「はぁあああ???」

と妻との会話で思い出したが、そういえば以前僕が住んでた…最初に一人暮らしを始めたアパートの時ってどうだったんだろ。引っ越す際にアパートの駐車場を一緒に借りたのだけど、車庫証明で手数料を取られた記憶が無い。だからこそ今回こんなに驚いてるわけなんだけど…

 (入居と同時だからサービスだった?それとも今回のとこが超絶ボッタだったのか?)

同じ静岡市内で同じぐらいの規模の不動産会社だったんだけどなー。大体こういうのって業界全体右へ倣えでどこも同じだと思うんだけど、それにしても当時は取られた記憶がない。

単に僕が車庫証明証の住所を移して無かったのかもしれないが、いずれにしたってひどい話だ。その場所に住んでる個人にとっちゃ車の買い替えなんて一度あるかないかぐらいなんだから、気持ち良く判を押してやればいいのに。一分で済む作業だぞ??

と、引越し六回目にして今さら?な憤慨。ググったら滅茶苦茶同様の怒りの声が出るわ出るわ。こういう事があるたびに自分の世間知らずっぷりに恥ずかしくなるが、やはり何事も経験しなけりゃ知らぬまま終わる事の方が世界にゃ多いのだな。

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2014年1月23日 (木)

1/23  ギャンブル以外の運の強さには定評のあるニート

うっひょー。

Warota

当初の予定だと、一昨日からバンコク入りしていた予定だったのですが、フィリピンで会う人の都合もあって出発日時を少し遅らせる事にしたんです。

で、昨日のこの非常事態宣言。

 (まあ行って行けない事もないんだろうけど、わざわざこんな時期に行く事もないわけで…)

日本では味わえない混沌とした雰囲気を直に肌で感じるチャンスを逃したとも言えますが、まあ何にせよ面倒な事にならなくて良かったです。って、…こんな平和ボケした事ばっか言ってる奴が後にNEWSでお国の恥を晒すことになるんだろうけど^^;

いやはや、本当こういうところでツキを使ってるんだろうなー。

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2014年1月17日 (金)

1/17  派閥

異常な美味さ。

201401170209000

 『大人のたけのこの里』

やばい。年末からこれを何箱喰ったかわからない。ダイエットも糖尿病もなんのその。とにかく美味い。マジで美味い。長年チョコレート菓子を死ぬほど喰ってきた俺が保障する。こいつは我がチョコレート菓子ランキング一位二位の座を何年も争っている「チョコあ~んぱん」と「Chococo」に早くも肉薄する勢いだ。時に「アルフォート」、時に「冬チョコ」、時に「冬のくちどけポッキー」と、新勢力の台頭はいつだってあったものの、ハッキリ言ってこいつは別格。正真正銘十年に一菓の逸材であるとここに断言しようではないか!!
 
 (遂に世代交代の時が来たか…)

しかし年が明けるやいなや、急にこいつをコンビニで見かけなくなり、一軒二軒と見て回る…ううむ。ない。どこにもない。気になったので店員さんに聞いてみる。

 「あー、それ限定商品?なので、もう今ある分だけじゃないっすか?」
 「え?限定商品だったんですか?」
 「・・・たぶん」

 (てぇへんだ!てぇへんだ!!!)

というわけで、隣町のスーパーで見つけた際に大量に買占めてきたのだが、今何の気無しにネットで検索してみるとどこにも「期間限定」などという記述は見られない…

 (あの野郎…)

ボリボリ。

 (何箱買ったと思ってんだ…)

ボリボリ。

 (・・・しかしうめぇな、これ)

お茶請けにまたちょうどいい甘さなんだこれが><

時にこの大人のたけのこが売り切れになって顔面蒼白になってた頃、同時期に同コンセプトで発売されたはずの「大人のきのこの山」はまだまだふんだんに売り場に並んでおり、両者の力の差を否が応でも感じてしまった。

よく両者を比べ「きのこたけのこ戦争」などとのたまう輩がいるのだが、果たして戦いになっているのだろうかと常々疑問に思っている。僕はバリバリのたけのこ武闘派なのだが、きのこ派の人間は「AKBではあっちゃんが一番好きです><」という奴と同じぐらいの頻度でしか出会った事がないのだ。

とは言え食べずに文句を言うのもよくないので試しに「大人のきのこの里」も食べてみたが、…UMMM。

「あの棒の部分が邪魔だよね」と、こんなつまらないコメントしか思いつかないから合コンで通用しないんだよなぁ…。

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2013年7月11日 (木)

7/11  相容れない

明け方、変な位置で電車が止まる。長い。動かない。やがて聞こえてくる嫌な放送。

 「ただいま○○駅で人身事故が… 尚、復旧は八時五十分頃を…」
 
 (・・・・・・)

時計を見る。七時半前。

 (・・・・・・・・・・・・はぁ)

思う。人身事故で列車を止める以上に迷惑な事などこの世にないんじゃないか、と。事故かFXが原因かはわからないが、本当に勘弁して欲しい。乗客が三百人乗っていたとして、この不特定多数の人たちから一時間半を取り上げるのだ。現代にそれだけの価値を持った人間がどれだけいるというのだろう。…不謹慎だろうか?しかし人から不当に時間を取り上げるというのはそれぐらい罪が重いことだと僕は思う。

まあそれはともかく、軟禁された我々は一体どうすればいいのか。ここに閉じ込められたって何も始まらないし、かと行って何も出来ない。っていうか戻れないの?どうせ列車が動かないならいっそ歩いてご自由に最寄の駅までどうぞ、という風にしてくれればいいのになと思う。危険だっていうなら最寄の駅まで動かすぐらい出来そうなものだけどな。

不平不満が募る車内。最近新しいバッグを買って以降、文庫本を持ち歩いているので時間潰しには事欠かなかったのは不幸中の幸いであるが、それにしても納得いかないなぁ。これで迷惑量はおろか払い戻しすらないってのは。

 (この車両、トイレ…あるのかなぁ?)

これで漏らしたら名誉毀損などで訴えてもいいのだろうか?


 (…ッ!!?)

…やがて予告した時間近くになり、突然列車が動き出した。そうして、動き出してから入る放送。逆だろ。

 「えー、今から先頭車両を最寄駅につけますので…」
 
 (…はぁ?)

動き出したと思ったら、なんとここでようやく最寄駅に行くのだと。アホか。一時間前にやれと。誰もがそう思ったに違いない。ドアをぶん殴ってるオッサンもいた。気持ちはみんな同じなので非難の声など無い。

 (…が、ここでああいう態度を取ると恥ずかしいんだな…)

アメリカなどなら窓ガラスが割られても納得なのだが、奥ゆかしい日本人文化の中での感情表現というのもなかなか難しいものである。

最寄り駅に着くと、先頭車両だけがホームに架かっているため乗客は車内を移動しろとのアナウンスが入る。ぞろぞろと、連結路の幅に沿って先頭車両への綺麗な民族大移動が巻き起こる。奥ゆかしい日本。

僕も、その列にいた。

のろのろと、ぞろぞろと。不平と不満と開放感とが入り混じった長い列。

 (ん?)

程なく、後ろから、ガンガンガンガンぶつかってくる奴が居る。みんな一列に歩いているのに、黒いシャツを着たそいつは僕の斜め後ろから、ガンガン、ガンガン。

 (なんだこの野郎)

まだ僕の怒りも頂点から少し下降したぐらいの場所なので腹が立つ。いや、人身事故が無くても腹が立つ。

 (なんだそのわざとらしい黒ぶちメガネは。腹立つ顔してからに!!!)

負けじと肩でぶつかり応戦するも、相手は意に介さず自分のペースでぶつかってくる。というより、相手からしたらぶつかっているという認識すらないのではと思えるぐらいの見事なナチュラルな体当たり。

 (なんだこいつ???頭おかしいのか?)

…っていうか、この並びが見えないのか?

みんな一列に並んでいるのに、というより連結路が一人分の幅しかないためそうする他ないのだが… メガネ野郎は僕の斜め後ろから微妙に斜めに力強く歩いてくる。隙間なく歩く人々の間に割り込もうと、こんな状態で追い抜いて一体どうするんだという疑問を無視するかのごとく、自分のペースで悠々と歩く。突き進む。

 (あ、多分関わっちゃアカン人だ…)

僕が諦めて彼をスルーすると、やはり前の人にも、その前の人にもガンガン、ガンガン。皆嫌そうな顔をしたのち、退く。そうして瞬く間に三人抜きを達成した。しかし前にはまだ車両が二つか三つあって、列は続く。人はまだたくさんいる。どう見ても意味の無い追い抜きだが、彼には意味があるんだろうか?

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 「○×△・・!!!」

その彼が、少しして車両の途中で列に加わらず席に座る男性を見つけ声を掛けた。

 「쫓는, 함께에 가자!」

 (…!!)

日本語ではなかった。韓国語っぽかったが、中国語かもしれない。両者に通ずるあのまくし立てるような怒声にも似た声。とにかく、それで何か、凄く納得してしまった。

昨今ネットで彼らの信じがたい国民性に対する記事を見て嫌な気持ちは常に抱いてきたが、改めて、より以上に、僕は本当にこういうものなんだなと辟易としてしまう。事故なんかよりも、ずっと。

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2011年8月24日 (水)

8/24  デモる人

21日の事になりますが、フジテレビ抗議デモ、通称『お台場デモ』に参加してきました。

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今回のデモ、ご存知の方も多いと思いますが昨今の『行き過ぎた』フジテレビの韓国偏向放送に不満を持った人々が抗議の意を込め行ったものであります。K-POPのゴリ推しに始まる洗脳にも似た架空のブームメントを作り出そうとするその姿勢や、日本人選手を貶めてまでの異常な程の韓国人選手のプッシュ、表彰式や国歌のカットなど笑い事では済まない数々の所業についに温厚な日本人が怒りをあらわに立ち上がったのです。

詳しくは『フジテレビ抗議デモまとめwiki』を見て頂くとして、さすがにこれはおかしいだろ…?そのレベルに達したが故の今回のデモ開催。

僕はワクワクが抑えられませんでした。

 (この機会を逃したら一生デモなんて参加出来ないかもしれない!!)

1900年代に盛んに行われていた学生運動の話なんかを聞くと、いつも訳も無くその時代をうらやましがってた僕にとってはこの機を逃す手はありませんでした。愛国心…というと大仰しいけど、そんな高尚なものではなく、もっとミーハーな根性を丸出しにして僕は参加を決意したのです。

 (おお!!)

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デモ行進は当日13時に集合という事でしたが、実は前日知り合いの雀荘のヘルプに入っていたため夜勤明けで、とりあえず仮眠を取ってから・・・と思ったら30分程寝過ごすのはお約束。途中参加すべく急いでゆりかもめに乗っているとお台場周辺でその集団が見えてきました。

 『我々は韓国ドラマなんて見たくないぞー』

 『見たくないぞー!!!』

 『韓流捏造放送をやめろー』

 『やめろー!!!!』 

駅へ降りると怒号のようなシェプレヒコールが鳴り響いています。お台場冒険王にでもやって来たのでしょう、デモの開催を知らない家族連れなどは「何あれ?右○の団体?怖ぇ…」なんて怯えてる姿も見られたり。とにかく大変稀な事態が眼前に広がっていました。高台より携帯を構え写真を撮る人々が駅を埋め尽くす様は大変日本らしく、また、その対象であるデモ行進を行う人々の姿が日本を大きく逸脱している点が何とも対照的で…。これは歴史的な事件なのだなという事を深く深く感じさせられました。

僕は何食わぬ顔で日本を逸脱すべく、列へと加わります。

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 『韓国のメディア侵略を許さないぞー』

 「許さないぞー」

 『国民は怒っているぞー』

 「怒っているぞー!」

 (なんか小学校の合唱みたいで自分の声が気恥ずかしいな(///))

さて、実際にデモ行進に参加してみると老若男女、本当に様々な人が列を成している事に今更ながら感動を覚えました。国旗を振りながら歩く若者、某掲示板の有名人らしきコスプレをしている人、ベビーカーを引いている母親、子供を肩車して歩く父、中には中学生ぐらいのグループらしき集団まで。

詳しくは知らないのですが、周りの人々の話を聞いているとどうやら僕の紛れ込んだこの集団は第6隊だそうで。一隊が大体300人で構成されているらしく、最終的にこの日隊列は15隊組まれていたとか何とか…。道中、それをNHKが700人のデモ・・・と報道しているとの情報が入りみんなで笑っていました。

各隊はさらに小分けに3つか4つほどに分けられ、その先頭には拡声器を持った人がいます。さしずめ分隊長といったところでしょうか。我々平隊員は各分隊長の放つスローガンの語尾をそれっぽく、しかし熱く反復しながら道を往きます。何を言ってるかわからないときもとりあえずそれっぽくごにょごにょ言っておく様はやはり小学校の頃の合唱コンクールを思い出させました。口パクしてる人が意外に多かったのもそれをより彷彿とさせます。

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ちゃんとした届出の元行っているデモなので、警官が随所で警護に当たっています。中にはどう見てもあの団体の方でしょ?というような、カタギには見えない強面のお兄さんなんかもチラホラ見かけましたが、問題らしい問題も起こらずに行進は続けられ…

やがて40分ほどの行進を終え、最終目的地である潮風公園へと到着。

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 「おつかれさま!」

 「おつかれー!」

既に行進を終えた第1隊から第5隊の方々でしょうか?恐らくマラソンのように予めここで待ってた観客というわけでは無いと思いますが、とにかく、暖かい拍手がデモ行進の各隊に送られ驚きました。TV版エヴァの最終回のような光景が待っていたのです。

 「おつかれさま」

 「おつかれッス!」

しかしそこは共通の目的を持って集まった『仲間』。集団心理と言うか何と言うか、すぐに打ち解け労をねぎらい今度は自分達が後続の集団へと同じことをするのです。ここらへんは日本っぽいなと妙に関心した事を覚えています。

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最後のほうはなぜかみんなでハイタッチなどしてました。

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今時っぽいというか、ノートパソコン片手にニコニコ動画かなんかで生配信している人なんかもチラホラ見かけたり。

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結局この公園で一時間以上後続を出迎え続け、そのまま何をするわけでもなく自然解散となるのですが、最後がグダグダになってしまったのが唯一残念なところです。

あれだけの人数が一箇所に集まればそりゃあその場を利用しようとする輩が出てくるのは当然で、他団体(どことは言わないが)の宣伝をしだす人、怪しいビラ配りをしている一団などが出てきたりと、一部で良くない動きが見られました。(まあ言うほど深刻なものではなかったけど)

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デモなのであくまで意思表示、つまり道中の行進が目的というのはわかりますが、次回があるなら少し考えて欲しい点ではありますね。

加えて、せっかくこれだけの人数が一同に会したのですから、最後に一本締めでもして欲しかったかな。映画でスタッフロールが流れ終わるまで帰れない性格なので、何かしら「終わり」のアクションを起こしてくれないと帰るタイミングがわからんのだよ!!


ともあれ、参加者の皆様お疲れ様でした。学生運動に憧れていた僕もようやくデモに参加する事が出来て嬉しく思います。貴重な体験が出来たなぁ。

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2010年10月22日 (金)

10/22  すごそこに、落とし穴

最近急に連絡がつかなくなった知り合いがいたのだが、二週間ほど経ってようやく連絡が来たと思ったら開口一番、

 『逮捕されてました』

どうやら痴漢冤罪で捕まったらしいのだが、まさにリアル「それでも僕はやってない」である。いや、そもそもリアルを元にこの映画が作られたのだから「リアル」を着けるのはおかしいか…

ともかく、二週間も拘置所にぶち込まれていた知り合いさん。こういう場面でお決まりの「罪を認めたらすぐ出れるよ!」との警官の猫なで声に耳を貸さず、否認し続けた結果であるが実際にやってないのだから仕方があるまい。

結局あまりにも証拠が不十分な事と、相手側の供述にやや不審な点があったこともあり不起訴となったようだが、それこもこれも痴漢冤罪の重要性が世に訴えられてきた結果であろう。一昔前なら違う結果になっていてもおかしくなかった。不幸中の幸いとは正にこの事である。

だが、無事に娑婆へと出てこれたとは言え無傷というわけにはいかなかった。

今回、国選(当番)弁護士に不安を感じた知り合いさんは個人的に弁護士を雇ったそうなのだが、その費用が30万近く。そして留置所に拘留されてた期間仕事は全く出来なかったわけで、幸いにして解雇されるような事は無かったそうだが当然拘留期間の給料が出るはずもなく・・・ 

金額にして50万円以上ともなる負担が娑婆で彼を待ち受けていたのだからさあ大変!!

 「はぁ!?勘違い(かどうかは実際わかりませんがw)で二週間も拘留された挙句、さらに50万以上も損させられるって一体どんな理不尽なんですか!?そこは相手側に負担させるべきでしょうよ!!」

 「今それについても弁護士に相談中だけど、慰謝料の請求って事になるでしょ?そうするとさらに裁判しなきゃいけないわけで、また費用が数十万から発生するのよ・・・。勝てばいいけど、負けたら酷いよ('A`) 」

 「いや、しかし・・・」

僕なら100%闘う場面だが、ここらへんは人それぞれなのかな?もはや無事に出れた事に対する感謝の気持ちで知り合いさんは仏のようになっていました。

 「ばーか。後ろめたい事があるから、これ以上突っ込みたくねーんだよ」

 「後ろめたい・・・?」

 「痴漢乙って事だろw」

 「いやいや、まさかw」

中にはこう言う人もいるのだけれど、実際どうなんでしょうね。こればっかりはわからないし、僕は知り合いさんを信じたいところだけれど・・・。

ともかく、知り合いさんが本当にただの冤罪だったとしたら大変だ。こんな理不尽な話があっていいはずがない。

少し前から痴漢冤罪については方々でその恐ろしさ、理不尽さを聞かされてきたけれどどこか自分とは縁の無い話に、現実感の無い話に思えていた。

だけど実際、今回身近で話を聞けてまるで他人事じゃないという事が身に染みてわかった。冤罪ならば誰がぶち込まれたっておかしくないのだ。僕も、これを読んでるあなただって!!こんなにも身近に人生が終わるイベントが存在している現実!

相手女性は本当に痴漢されたのかもしれないが、言うからにはそれなりの覚悟を持って欲しい。自分の軽はずみな言動で一人の男性の人生が滅茶苦茶になるかもしれないという事をもっと自覚してもらいたいものである。

だが、あまりにもこういう場面で女性ばかりを責めると今度は実際に痴漢にあった女性が言い出しづらくなるという何が何だかわからん風潮が世に蔓延るようでなんとも難しい。

もうめんどくせえから女性と男性、完全別車両に切り替えろよって言ってもそうはいかないんだよなぁ・・・。


正直言えば、僕はやつれた知り合いさんの姿も知らずにのうのうと過ごしているであろう相手女性が許せない。相手側も被害者かもしれないけれど、両方被害者かもしれないけれど・・・、これじゃああんまりじゃないか。

「運が悪かった」で済ませるのはパチンコだけにしてもらいたいものだ。

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2010年5月10日 (月)

5/10  わたしと中国人と白人と

GWだったからか、外を歩くと外国の方をたくさん見かけてなにかワクワクした気分になる。ちょうどバイトまで少し時間があり暇だったため、美男美女の白人カップルの後を尾け喫茶店に入ってみた。

 「Hey!HAHAHA!」
 「Perapera!perapera1HAHAHA!」

 (・・・かっこええ!!)

電車の中とかでも思うのだけど、外人が外人と英語で喋っている様はどうしてこうもカッコイイものか。抑揚。カラオケで僕がいつも悩まされる項目が彼らを見ていると本当によくわかる気がする。上がって下がって、体全体で発声しているようなトーンの浮き沈みは聞いていて胸が熱くなる。日本語ではもちろん、日本人と外国人の英会話でもこうはいかないだろう。些細な違いを数多の言葉でカバーする、言語としての「質」では日本語が勝っているかもしれない。が、英語を聞いているとただ単にそれが必要じゃないから発達しなかっただけではないだろうかと、そう思わされてならない。彼らはこのままでいいのだ、そんな気にさせられる。

  「タク、アイテマスカ!?」

その日のバイト中の明け方、さすがGW。新顔のお客さんがやって来た。数は五人・・六人。どうやらセットのようだ。して彼ら、見た目は日本人なのだが言葉が妙にカタコトで・・・中国人か?飲み物のオーダーの時点ではコーラ!だの茶!だのと、単語だけで判断が付かなかったが、やがて始められた中国式麻雀(河がバラバラだったwそれだけの判断ですがw)でそれを確信する。

 「可乐给翻!」
 「打中吊是别处!」
 「栄和!是打中哟!」
 「破破破!!!」

 (・・・・・うるせぇ('A`) )


どうしてでしょうね。これは超個人的な独断と偏見、そしてその日も含め今までの体験談で書かせて頂くのですが・・・、どうして中国語はああも『不快にうるさい』のか!こうして文字にするとき、語尾に必ず「!!」と加えたくなる。

抑揚があると言えば聞こえはいいのでしょう、ですがそう言いたくない。単にキャンキャン騒いでるだけにしか聞こえないあの乱戦模様。例えば僕が中国語がペラペーラで、中国人の方と会話したとしましょう。そうすればまた違うのかもしれません(実際わかりませんがw)。ですが中国人同士で、それも多人数で話している際の彼らの会話の騒音っぷりったらもう・・・

奥でもう一卓、セットをしていた常連さんがいたのですが彼らも眉をしかめるばかり。当の本人達はそんなつもりは全く無かったのかもしれませんが、傍目には怒鳴り散らしているようにしか聞こえないヒートアップしていく会話を何度も何度も注意に行きました。

 「すいません、もう少しボリュームを・・・」
 「ア、ハイ。スミマセ」

 「可乐还可哟!?」
 「如果完全变成了茶拿来?」
 「鱼难受!」
 「戯破環可」
 「破破破破破!!」


 (・・・・だああああああ('A`))

が、注意しても注意しても効果が見られず。おまえワザとか?思わず店員もそう言いたくなります。

しかしよく考えてみると、過去を遡ってみてもそうなのだが彼らが常にキャンキャン言ってるのを見るにあれが彼らの「普通」なのかもしれません。会議などで主張の強い人の声が大きくなるのと同じように、彼らの声が大きいのもまた、自己主張の強い中国ならではの「お国柄」というやつかもしれません。

  (みんなちがってみんないい、か)

文化の違いを認識し、若干優しい気持ちになった僕ですが数分後、トイレの汚されっぷりを見て「fuck!!」と叫ぶ事になります。

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2009年10月 7日 (水)

10/7  71万5250円で見る夢

6時30分。珍しく早起きした同居人の魚君が隣合わせに並んだ布団の中で一枚の葉書を見て手を震わせていた。寝起きだったから震えていたのか薬物中毒だから震えていたのか、はたまた葉書の内容に震えていたのかは僕にはわからないけれど。

やがて魚君は一言僕にこう聞いてくる。

 「なあ、定期預金って満期になったら降ろせるんだっけ?」
 「じゃなきゃいつ降ろせるんだよ」

何を言ってるんだコイツは?と思うも、なるほど。後に理由を聞くと彼がいかにこのとき動揺していたのかがよくわかる質問である。2~3変な質問を僕にした後、魚君は僕に件の葉書をそっと渡してきた。見てみ?と。

 「おおっ!!」

ワクワクしながら見てみると、そこには70万とちょっとが貴方に支払われますよとの旨が記されていて、それは先の質問からある程度予想していた通り某郵便局より送られた定期預金に関する葉書であった。

 【定期預金満期のお知らせ】

平成11年に組んだ定期預金が10年を迎え満期になりました。元本の70万に利子の1万5250円が加えられた金額が支払われますと、葉書にはそのような内容が記されている。

 「へえ、おまえにこんな隠し貯金があったとはね」

 「・・・」

 「しっかし10年もお金入れておいて利子がやっと1万5千だもんなぁ・・・」

 「・・・」

 「ん?って、10年満期って事は平成11年にお金入れてる??あれ??10年前ってまだ学生だよな。70万なんてどっから出てきたの?」

 「実は俺にもワケがわからんのだ」

なるほど、そういう事か!ピーンときた。突然舞い降りたハイパーラッキーチャンス!彼が葉書を持って震えていたのも頷ける。

 「親が結婚資金とかで貯めてたのかなぁ?いいなぁオイ!」

親が子のために貯めてくれたお金とはいえ、降って沸いたようなお金に僕は軽く嫉妬を覚える。最近、マジお金無くて困ってるのにこのクソ魚め!!このこの!

 「・・・う~ん、そうなのかなぁ?」

しかし、かくいう魚君はというと、もっと喜んでも良さそうなのにジッと葉書を見つめて時折考えこんでいる。寝起きの煙草も忘れるくらい、彼にとってもやはり大事なのだろう。この状況での70万にはそれだけの価値があるっ・・・!

 「たださ、一つ気になる事があってね・・・」

 「何?」

 「名前、見て」

魚君に促され、葉書をクルッと裏返してみる。宛名よりもまず先に住所が書き変えられてるところに目が行ったが、これは引っ越したばかりなので住所転送されているだけでありなんら問題はないわけで・・・ ってん???

 「あれ????名前が微妙に違ってるな」

見ると、確かに宛名が魚君本来のものと微妙に違っている。

魚君の名前が『遠藤恵一』だったとしよう。宛名は『遠藤健一』となっている。所謂一つの一文字違い。

 「けど、住所が合ってるから単なる表記ミスじゃね?」

 「う~ん・・・ 俺もそう思ったんだけどさぁ。実は元の住所の方も微妙に違ってるんだよね・・・」

 「うそぉ??」

住所が上書きされる前の住所に目をやる。シールが上から張ってあるだけなので透けて見えるのだが、どうやらこの葉書、本来は静岡の実家の方へ届くものだったらしい。本人宛のもの故、住民票を移したからコチラに葉書が届いたのだろうが・・・

 「ほんとだ、おまえっちと微妙に番地が違うな」

魚君の実家の番地が 『静岡県清水区○○5244』 だったとしよう。葉書の、上書きされる以前の住所は 『静岡県清水区○○5044』 となっている。こちらも名前と同様、所謂一つの一文字違い。


 「魚さん・・・ さすがに二つも間違ってるとなると・・・」

 「いやぁ、でもこんな偶然あるか?」

 「あ、でもこれ名古屋から来てるんだ・・・。って事は」

 「うん、そうなんだよな。ただ、10年前って時期が違うし・・」

実は魚君は静岡に越してくる前は名古屋に住んでいた。その名古屋の郵便局からの葉書だけに、住んでた時期こそ違えどいちおう関連性が認められるわけで。

『名前』、『縁のある土地』、『現住所』。全てに関連性が認められたこの葉書。

全てが微妙に違っているし、他人と言われればそうなのかもしれない。しかし、それにしてはその間違い方が奇跡的過ぎるわけで・・・

カタカタカタ・・・

気付けば魚君はPCを立ち上げ番地を調べていた。この住所に『遠藤健一』がいるかどうかを確認するのだ。もう朝の煙草なんてすっかり忘れている。それほど、70万は今の僕らにとっては大金なのだ。

 (・・・必死だな、魚よ。でも、わかるよ)

僕はそれを見ながら布団で丸まっていて、どちらがおもしろいかを考える。

 ・奇跡的な人違いだった場合
   →  必死な魚を後々馬鹿に出来て超おもしろい(゚∀゚)

 ・魚君のものだった場合
   →  降って沸いたようなお金、何か奢ってもらえるかも(゚∀゚)


 (ふっ、迷うまでもない!)

僕は魚君を応援する事に決めた。応援して何かが変わったら苦労しないけれど。

 「YES!!こんな番地は存在しないぞ!!!」

やがて、パソコンの前で魚君がはしゃぎだした。最初に送られるはずだった住所(自分の実家とは一文字違ってるようだが)の番地を調べるも、それに該当する場所が存在しないとグーグル先生が答えてくれたそうだ。

 「だよなぁ、そうだよなぁ。名前も番地も一文字違いなんて奇跡があるわけないんだよなぁ。ははは!うみ、やったぞ!清水区○○5029なんて存在しないんだ!!はっはっは!!」

 「5029じゃなっくて5099ね」

 「・・・」

カタカタカタ・・・

 「・・・」

 「・・・」

 「まあ・・アレだ、よかったじゃん、五分くらい夢見られて^^;」

 「五分寝てた方が幸せだったよ!!」


70万円損したと、そう呟きガックリ肩を落としながら魚君は出社した。

不思議なものである。70万なんて初めから存在しなかった筈なのに、損をする人間が出るなんて。

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