2016年8月17日 (水)

8/17  カモンベイベ

不思議な話なのだが、幼少から今日に至るまで、これまで何十回と見て触れてきたはずなのに、この日初めてそれの存在に気付かされた。

それはずっと目の前にあったのに。どうして今まで認識できなかったんだろう。そしてこの日気付いた事に何か意味があるのだろうか?

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墓参りにて。

 「これ・・・うちの家紋?」
 「アンタが知らないのに私にわかるわけないでしょーがw」
 「せやな…」

家紋。

大体のパチンカスは今、障子にアタックした大きな三つ葉葵を思い浮かべたのでしょうが、次点で織田信長の五つ木瓜?ちなみに僕は花の慶次でお馴染みの梅鉢紋を思い浮かべてしまった。

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一時期、苗字の由来などがブームになった事があったと思うが、家紋も同様ににちょっとしたブームがあったような無かったような…うろ覚えだけど、僕が心のどこかで家紋を気に掛けた時期は確かにあった。けれど家にそのようなものがあった記憶がどこにもなく、どの道由緒もへったくれもないような、間違っても名のある家とも思えなかったので探す事すらしなかったわけだが…

 (そうか、うちにも家紋があったのか…)

変な話だが、驚いた。

そうして墓という何度も相対した物体の中心部にデカデカとそれが彫ってある事にも…本当に不思議な話だけど、どうして今まで一度もこれが親兄弟との間で話題にならなかったものか。みんな関心薄すぎるでしかし!…って俺もか!!

 (さて)

知ってしまった以上調べずにはいられない。苗字もそうだが、一応自分のルーツというか祖先というものは気になるもの。降って湧いた様な木っ端で元々、何かしら歴史に絡んできたような片鱗でもないものかと男の子は夢想するものだ。それで何かあるわけじゃないけれど、例えば織田性だったら信長の影をきっと探すはず。長宗我部なら元親を。レアな苗字であればあるほどその血を引いてる可能性は高くなろう。自分が偉人の血を引いているとわかれば人生にも少しは彩りが増すというものだ。

家紋はどうだ?

家紋は…決める際のルールがほとんど無いらしいので庶民が好き勝手やってた時期もあり被っていたから関連性があるかどうか…はわからないのが正直なところだそうだwだから希少な家紋だったからどうだという事もないのだが、一応気にはなる。苗字と合わせれば本家筋など、多少は血の流れの信憑性が増すところだろう。

まあその点で言っちゃうとウチは苗字の希少性は微妙なとこだし、家紋の形もよくわからない。期待すべき点はあまりない。というか何度も言うがそれで何が出てこようが大して関係ないのだが…w

 (そもそもなんだこの家紋?パッとしねえなぁ)

数ある家紋のデザインの中には時折ハッとさせられるような素晴らしい物も多く、海外にもファンは多いそうだ。伊達家など、時代を間違えたとしか思えないような前衛的なものもあって見ているだけでも飽きないものだ。

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 (なんで雀が中で踊ってんねんww)

しかしうちの家紋は…一体なんだ?間抜けな一本足打法なんぞしくさってからに。中央に鎮座する短小包茎な何かがより一層間抜け感を煽っているではないか!

そもそも探してみようにもなんの花をモチーフにしているかわから…

 (あ、あった)

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 ・丸に橘(まるにたちばな)

橘紋はなんでも日本十大家紋の一つだそうで、案外簡単に見つかってしまったw

十大家紋と言ってもそれは決して地位や品格という意味ではなく、単に多く見受けられるものという事らしい。苗字でいう所の山本や中村レベルというところだそうだ。大方、ご先祖様が「これ今流行りのデザインらしーぜ!ナウいぜ」と取り入れたに違いない。

 (あーつまんねえ結果だことw)

ご先祖達に対してこんな適当な感想しか持てない不肖の子もまた、これから先に生きるであろう子孫達に同様の感想を持たれるのだろう。ならば俺が!とはならない。苗字のせいでも家紋のせいでもないが、ならない。

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2016年8月 8日 (月)

8/8  祭りの跡

嫁の家が電機設備屋なので、この季節になると夏祭りの会場設営、片付けなどの仕事が多い。

と言っても市や県主催の大きな花火大会などではなく、町内会の催す盆踊り会場などの電気工事が主なのだが。

とある日の比較的大きな町の祭りの片付けの事だ。最後の盆踊りが21時に終わり、自治会長?さんの締めの言葉と同時に皆が一斉に片付けを始める。指示出しをする人、誘導をする人、役割分担がしっかりなされて大きな会場があっという間に片付いた。それはもうあっけないぐらいに、素っ気無いぐらいに。

電気工事屋はこういう時、会場の照明関係を管理している関係で皆が捌けるまであまり大っぴらに動く事が出来ないのだが、そういう意味で早くやってくれればこちらも早く作業に移れるので大変にありがたい。なんなら地域の人がそういう作業を手伝ってくれさえもした。


一方、これは今週末の事だがうちの地区での小さな祭りがあった。嫁の実家の町内なので当然電気工事は家がやる。先に挙げた町内の祭りに比べれば半分ほどの規模なので楽が出来ると思いきや、そうはならないのが不思議なところだ。

 「なに電気屋さん、もう締めちゃうの?そんな急かさないでよ~」
 「はぁ…」

迷惑にならない部分の照明から撤去していくと、チンピラみたいなオッサンから茶々が入る。こいつらいつまでもくっちゃべって一向に片付けようとしないのだ。

 (キサンらが片付けないと俺らが帰れないんじゃボケェ!!)

考えてみればこの町内では最後の盆踊りの後、なんとなーく終わった空気が出てそのまま客がポツリポツリと捌けて行った。そういえば締めの挨拶らしきものがなかったな。

周りを見渡せば祭りの余韻に浸ったようにこれからビールを飲み始める者、青春を謳歌する学生たち、不倫一歩手前のエロトークで駆け引きをする中年達…

(よく考えてみりゃこっちの方が正しい姿なんだよな、いや、正しいと言うか情緒ある姿と言おうか…)

桑田圭祐の「祭りのあと」という名曲があるが、そう、祭りとは終わったあとの静寂さえも名残惜しくも雰囲気になるものだった…はずだ。

それを片付ける側の立場になった途端にまるで逆の感情を持つというのだから何ともはや… 夏休み中の女子中学生なんかにしてみりゃ意中の男子と過ごせる数少ないビッグイベントだったりするんだろう。ようやっと屋台を終えたオッサンどもに近所のおばちゃんを口説く時間を与えたって罰は当たらんだろうに。

気持ち照明を落とす手を緩めるも、そんなの嫁の父(社長、というか義父w)が知ったこっちゃない。

サボってると思われただろうか。さりとてこんな心中語ってもな…こうして無能社員が出来上がるのだろうかね。

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2016年4月 4日 (月)

4/4  心の故郷

花見の季節に毎年行われる「静岡祭り」へと行って来た。これまた60年近くの歴史のある行事らしいが、先の大道芸ワールドカップと同様に僕は初めて足を運ぶ。っていうか存在を始めて知った^^;

 (冷静に考えてみると家(実家)って、もしかして家族ぐるみのイベントほとんど無かったんじゃ…)

今にして思うと、家族で揃って旅行に行った事はないし、下手をすると外食すらした事がない。どこか行くにも大体父か母か別れてて、お祭りだってそう。大道芸ワールドカップだって行った事すらなかった。花見も1度もねーなそういえば…

もしかして僕が思ってるより家族仲は良くなかったんじゃ…なんて今さら思ったりするも、今現在も家は何事もないまま存続している。考えすぎか?単にそういうイベント事に一切興味が無い親だったんだろうか。

家族を持って初めて湧きあがる素朴な疑問。

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 (相変わらず想像以上の規模だな)

お祭りは、素朴な名前とは裏腹にかなり大きなものだった。お祭りというよりは公園のお花見スペースに大量の出店が出ているという感じ。大道芸をしている人もいる。本当、静岡って大道芸好きだな…

それにしても、出店を見ていてフト思った事がある。

 (からあげやたこ焼き、牛串にカキ氷…チョコババナや広島焼き…)

クオリティこそ比べ物にならないものの、基本的にお祭りに出る屋台って僕らが子供の頃から何ら変わりがない気がする。

確かにからあげはよりカラっと揚げられていて、B1グランプリに優勝しただのどっかの有名店みたいなのが出ているようだ。たこ焼きにしたってお好み焼きがそのまま固まったような不細工なヤツじゃなく、外はカリッと中はとろとろのしっかりしたものが出てくるようになった。

しかし、それはあくまで当時からあったものが洗練されただけで、「おお!?これは」となるような斬新なものというのはどこにも見当たらない。

これは何も食べ物だけの事ではなく、例えばヨーヨーすくい。これは何時からかスーパーボールすくいになり、最近ではツムツムすくいになったが、時代に合わせて変化しているだけでその実やっている事は何ら当時と変わっていないわけで…

そうかと思えばチョコバナナや金魚すくいのように、当時から何ら変わらぬものもある。

これって既に屋台が「完成されている」という事なんだろうか。これ以上のレパートリーはありませんよとの証明なのだろうか?二十年以上ほとんど看板が変わってないってなかなか凄い。

ただ、これは悲観ではなく安心感だ。

お祭りにはまだ昭和の匂いが残っている…もちろんいい意味での。

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テキ屋のおっさんがヤーさん風なのも何故か不思議な安心感があるし…それが何となく許されてしまう雰囲気もお祭りならではだ。

この射的にしたって、最近はコルクを詰める定番の空気銃ではなく、吸盤のついたダーツを飛ばす形式の銃に変化しつつあるようで、しかし一方で未だに輪投げや缶くずしなんかもあって…

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 「輪投げやりたい><」

子供が駄々をこねていた。その手には携帯ゲーム機が握られている。

 (DSを知ってなお、輪投げを求めるか…)

この3Dゲームが蔓延る世界で、未だに輪投げなんて原始的な遊びが魅力的に映るんだからお祭りってすごいよな。

老若男女の思い出、日本の心はここにある。願わくばいつまでも残って欲しい文化だね。

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2015年11月23日 (月)

11/23  記憶の扉

嫁の母校で学園祭をやってるらしく、娘が行きたいというので娘の友人を連れて三人で行く事にした。

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 (え?嫁は何で行かないのかって?)

どうも高校生活にあまりいい思い出がなかったらしい。ラノベ風に言うと「嫁は友達が少ない」。僕の事をリア充と言ってくるぐらいなので相当である。そんな人間にとっちゃ学園祭や修学旅行なんて苦痛だったろうな…

嫁の母校は僕が高校生だった頃に何度か部活で来た事がある。ハンドボールという競技はマイナーなのでやってる場所が限られるのだが、ここはなぜか弱小ながらもハンド部があって時折交流練習などをしていた。

その時ぼくらがこの高校に抱いた感想は『楽しそうだな』であるw

高校そのものがというわけじゃなく、ゆる~い部活動の練習風景を見て(あくまで僕らに比べればだが)心底楽しそうにハンドをやってるなと羨んだものだ。反面で、羨むと同時に「チャラチャラしやがってコノヤロウ」というやっかみの感情も抱いていたのもまた事実。

その時の印象が強く、僕は今日に至っても妻の母校にチャラい印象を少なからず抱いていた。農業高校なのだが、最近だと「銀の匙」という漫画…あれを妻が懐かしい懐かしいと言っていたが、おい、おめえらあんな真剣にやってねえだろ・・・と心の中でツッコミを入れていたのだが

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 (お?)

校内に入るとそこはまるで漫画の世界のような、学園祭らしい学園祭が繰り広げられている。廊下や部室前に生徒達の活動報告書のようなものがビッシリと貼られているが、その活動内容・発表を見るにどうも僕の勝手に抱いていた印象は間違いだったと認めざるを得ない… 少なくとも、ハンド部以外はw

文化祭の出し物を見てると僕の怨念が浄化されていくようだ。

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 (さぞかし楽しい『準備期間』を送ってきたのだろうな~)

学生らしい素朴な出し物、飾り物。だがそれが良い。こういうのが見たかったんだ。

遅くまで居残って、みんなでワイワイやって…終わったらまたワイワイ打ち上げや・・・あ、最後にキャンプファイヤーを囲んでフォークダンスやったり、そこで一緒に踊ると結ばれる伝説とかあったりするんじゃないだろうか??

そんぐらい、いい意味でベタ。テンプレのような模擬店の数々に僕はふと、忘れかけてた記憶の扉が開く音を聞いた気がする。

 (いいねー。俺らって学園祭なかったもんなー)

そんな思いから、魚君やY君にこれらの写真を送ってみる。

 >『俺らもこういう青春送りたかったよなー』

するとすぐさまY君からレスが届いた。こいつ、中国にいるくせにやけに反応早いな…と思っているととんでもない一言を添えて!

 >『いや、俺らもやったやん』

 (え?)

俺らもやったって…学園祭を??覚えが全くないんだけど。

 >うみ『やったって学園祭?店とか出しての?』

 >Y君『それは覚えて無いけど学園祭はあったよ』

 >うみ『なんで覚えてねーんだよw』

 >Y君『俺ら部室にいたからな』

 >うみ『・・・^^;』

後に、同じグループ内の会話メンバーに入っているスロ狂い君が、彼は僕らと別の学校に通っていたのだが…

 >キチ『俺おまえらの文化祭いったぞ』

 >うみ『!?』

文化祭…また新しいワードが出てきた。いや、文化祭と学園祭って一緒だっけ?そもそも文化祭文化祭…

 (!!!???)

一瞬だが、かすかに脳裏にある映像が映し出された。

 (たしか…パラパラをみんなで踊ったような…思えばあれは文化祭の出し物だったのでは???)

なぜそんなオナニーのような事をしていたのかは覚えていないが、一つ思いだすと関連した別の記憶が色々と蘇る。夜、海辺でみんなで打ち上げをした事。その日、そこへ向かう途中に寄ったホールで(時効)デカドンちゃんで勝って気前良く5千円も出した事…(一人千円ぐらいだったのに、今思うと黒歴史)。酔ってベロンベロンでベロンベロンな事があった事…

 (・・・ッ!!!!)

 (そう言えば…一年生のときも確かにクラスで何かをやったような記憶がある…思えばあれは何かの店だったのか??)

残念ながら二年生の時は思い出せなかったが、僕は一年と三年でY君と同じクラスだったので再度確認の意味で聞いてみる。今さら彼の記憶力にも期待は持てないが…バカも集まりゃ何とやら。。

 >うみ『おい!おい!パラパラ覚えてるか!??ミッキーの曲で、スーツ着て』

 >Y君『はいはいはいはいあったなそんなの』

 (やはりあったのか…)

となると一年の時の何かもきっと存在したに違いない。言われてみると先ほどY君が言ってた『部室にいた』発言…あれ、そういえば部室でみんなでカブやチンチロをやってたような記憶がある。店で、クラスで何をしたという記憶がないのだが、なぜかその日が文化祭だったような気がしてならない。

 (それにしても何故ここまで綺麗に記憶から抜け落ちていたのだろうか??)

何の店をやったとか、そういう内容を覚えて無いのではなく、学園祭(文化祭?)そのものをやったという記憶がスッポリと消え落ちている。本当にあったとしたら三年間、三回も経験した筈の事なのに…まるでそれを存在からして否定するかのように。

 (まさか、俺も忘れたい何かがあって、それで記憶に蓋を…??)

こうして書いてる今現在ですら、ここに書いた事以上の記憶は思い出せない。おかしいんだよ。店をやったなら準備だってしたはずだし、そもそも二年生の時は何をしていたんだ??

不思議だ。思いだそうとしても二年の時の記憶がほとんどない。連絡を取れそうな友人を探してみてもクラスメイトすらほとんど覚えちゃいない… 一体何があったんだ?ここまで綺麗に記憶が抜け落ちているって、ちょっとしたホラーなんですけど・・・

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2015年11月 4日 (水)

11/4  初めての大道芸ワールドカップ

静岡の七不思議の一つに「大道芸ワールドカップ」というものがある。

毎年この時期に行われるストリートパフォーマーの祭典なのだが、たかが一地方の催し物と侮る無かれ。近年では国内のみならず世界的に有名なパフォーマーも招致していて、同業者の視線も熱い。ここでの活躍が別の仕事に繋がる事も多くなっているというパフォーマーにとっての甲子園のような場である。いまや静岡ホビーショウと双璧を為す静岡が誇る一大イベントだ。

…が、ホビーショウは世界のTAMIYAの本社があるからわかる。しかしなぜ「大道芸」が静岡でという疑問が残る。ハッキリ言って静岡にこういう文化が根付く土壌は特になかったはずだ。これにはとりたてて特徴のないクラスのモブが、突然文化祭の実行委員長に立候補したような違和感がある。

こういうのは横浜とか名古屋とか、そこらへんの華やかでそれでいて垢抜けないクラスのお調子者の仕事だろう。静岡のような根暗のやる事ではないはずだ!

今年で13年目23年目らしいが、正直いつの間にか名が売れてたという感じで静岡県民としても戸惑うばかりだ。何気に僕はこれまで1度もこの催しを見に行った事がない。いつのまにか盛り上がっていて、初期の頃は誰も知らない謎の祭典。

調べてみたら当時の市長の「大道芸を使って静岡市を人の集まる街にしたい」という理念から始まったイベントらしいが、誰も止める人はいなかったのだろうか?そして、ここまで大規模なイベントになるとは誰が予想できたろう??

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 (まじか!???)

初めて行って驚いたが、とんでもない人数が大道芸を見にやって来ている。写真はたった一人のパフォーマーの舞台に数百人からの観客が青空の元声援を送っている。驚く事に規模の大小はあれこれらの舞台が街の様々な場所で他に40近くあるのだ。まさしく大道芸「ワールドカップ」の名に恥じぬレベルの規模。出店の数も半端無く、経済効果も計り知れない。当時の市長がこの光景を予想してたのであれば、その先見の明たるや諸葛亮もまっつぁおなレベル。

今回は娘が行きたいというので嫌がる妻を置き二人でやってきたのだが、他にもそういう家族連れで賑わっていた。なるほど大道芸は家族連れと相性がいいのか、キッズコーナーを盛大に完備し子供心をガッチリ掴み、出店ではソフトドリンクを見つけるのが難しいほどのキリンビールのごり押し(協賛)、そしてそれに合う味の濃い濃すぎるB級グルメの博覧会。肴は世界レベルのパフォーマンス…と、見ていて誇らしくなるぐらい行き届いたイベントじゃないか。

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街の至るところには、ボディペイントの無料サービスブースが設けられていて…

 (これ、USJで2500円ぐらいしたやつだ!)

無料なのか、すげえぞしぞ~か!

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聞くところによれば大道芸ワールドカップは「自主参加部門」「招待選手部門」「審査大会部門」的な三つの参加者エントリーがあるらしく、それによって振り当てられる「場所」が違うらしいが、基本どこでも盛り上がっていたのが印象的だった。

その中の一つ「審査部門」は世界レベルのスーパーアーティスト達による、文字通りパフォーマー世界一を決める大会らしいので会場に入るにはチケットがいるらしいけど、その他は当然無料で大道芸を楽しめる。

写真は着ぐるみを着ながらジャグリングをする世にも奇妙なドラゴン「ヒュウガ」君。

このナリで「ゆるキャラグランプリ」に応募しているそうで、投票をしきりに求めていたが…ちょっと無理があるだろうwうちのタプ公の方が…いや、なんでもない。

しかしこのご時勢に着ぐるみ+αの要素を付け加えようという試みは大変結構なのではないか。パフォーマンスも大変盛り上がっていたし、何より子供受けが大層良かったので近い内にお茶の間で彼(彼女?)の姿を見る日も近いかもしれないナッシー。

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それから大道芸といえばよく見かけるのがこの銅像芸。スタチュー(銅像)と呼ばれる芸らしいが、娘と何だろうねこれはと話していたら、ボランティアらしき街を徘徊しているピエロが聞いてもいないのに延々と説明をしてきて大層うっとおしかった。貴様は黙ってペカってろ。

この芸は基本銅像と勘違いしてしまうほど微動だにしないパフォーマーが、前に置いてある缶の中にチップを入れるとちょこっと動く…様を楽しむもの?

100円ぐらいの硬貨じゃチラっと唇の端が動く程度なのだが、千円入れた人がいたらものすごく動いてニコッと笑って、その笑った口の中に電飾が仕込まれていてピカピカ光りだしたのには笑った。毒にも薬にもならず、けれど人を楽しませるだけに特化した優しい芸。

ただ、決してこれが簡単とは言わないが…やってる人が結構いるのを見る感じ、比較的入りやすい芸なのかな~とか邪推しちゃう。それに見てるだけで数分で数千円入ってたから実入りもいいのかもしれないな。他のパフォーマーに比べてお金を入れやすいのは間違いないw二重の意味で優しい芸なのかもしれない。


…と、初めてなので有名な人などわからず適当に目に付いたパフォーマンスをプラプラ見て回っただけでしたが、それでも大満足な一日でした。屋台の全国のB級グルメを目当てに行くだけでも楽しいし、チケットを購入してワールドクラスの芸を楽しむのもいい。毎年公式ガイドブックなども出ているそうなので行った事のない方、興味のある方もそれさえ見れば安心でしょう。是非足を運んでみる事をオススメしたいすばらしいイベントです!

こんな身近でやってたのに23年行ってなかった僕が言うのも何ですが…^^;

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2015年8月21日 (金)

8/21  第二次元性徴記

以前娘が腐りかけていると書いたが、アニメ七つの大罪の最終回と共にあれだけお熱を上げていたキングにもいきものがかりにも興味を失った…と思っていたら、そんな事もなかったらしい。

 (・・・っ!!?)

娘は今夏休み中なのだが、暇なのだろう。LINEがよく届くのだが…ついに、ついにここまで来てしまった。

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はじめ、送信ミスかと思ったのだけど伏字の部分は僕の名前で…んん??と思っていたら、そういえばこのセリフ見覚えがある。っていうか、「オイラ」って口調もそうだし、「強欲の罪」ってキーワードもそう、

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原作のこの部分を使ってきたのだろう。

ただ、これだけだと意味がわからないと思うので説明しておく。実は今週末に我が家は「つま恋」というレジャー施設に旅行に行くのだが、そこに着ていく水着を買えと娘が言ってきたのが数日前の事。

 「は?今さら水着て、この夏あと一、二回しか着ないだろ?」
 「いいじゃん!三回プール行くから。買って!!」
 「だーめ。来年買ってやるから」
 「 (`・ω・´)うー」

こんな事があって、この2~3日毎日のように水着を買ってくれと延々わめいているわけで…

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そこにかこつけて、こうして七つの大罪のセリフを使いながら言ってきているのだろう。

 (それにしても痛いな…)

いや、歳相応と思えばかわいいと言った方がいいのかな。誰だって好きなアニメや漫画のセリフを使った事なんてあると思うし、ただそれをLINEでコラ風に送ってくるという点が時代を感じさせる。

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セリフだけかと思ったら、ちゃんと「場面」を選んでふさわしいシーンを貼り付ける発想まであったとは驚きだ。これはいずれ良いコラ職人になれそう。
 
 「ねーうみ、これすっごい面白くない(゚∀゚)!?ぷくくくくw」
 「お、おう…」

娘はこの後、これらのやり取りを見て一人自画自賛。相当に気に入ったらしく、このやり取りを僕にブログに書けとまで言ってきた(;^ω^)。確かに初めてでここまで出来りゃぁなかなか良い物は持ってると思うが…

こういうコラを見てるとまず真っ先に思い浮かぶのがこの作品だ。

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これぐらいセンス溢れる作品をいつかは生み出してもらいたいものだ。

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2015年8月17日 (月)

8/17  畳み方上手

盆は特にどこかに行くという事もなく、強いて言えばリニューアルした白糸の滝ぐらいか。

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画像を見ると中央部分にゴミみたいのが浮いているんだけど、これはドローン。こういう場所で得意気にオッサンがドローンを操作している姿はやはり何か考えさせられるものがあるね…

あとは親戚周りぐらいで、来週旅行に行くので盆は堕落の限りを尽くしたわけだ。とは言え、さすがに暇だったのでレンタルコミックを大量に借りてきて色々読んでいた。

これも老化現象のなせる業なのか、最近ではめっきりアニメを見る元気が沸かず…ここ1年で見たのは「Fate UBW」ぐらいである。「ジョジョ」も一時見てたが疲れて辞めてしまったし、「がっこうぐらし」とか言うのも一瞬話題になった時にチラっと見たけどオープニングで疲れてやめてしまった('A`) 

小説は今でも図書館に通って結構読んでいるのだが、この差は果たしてなんなのだろう?勝手に意識高い系になっちゃってるかと言えば、漫画はまだまだ現役バリバリで読めるのだからその線引きは謎だ。単にそそられる作品がないと言われればそんな気もするし、しかしアニメと漫画にそこまで差があるような気もしないんだがなぁ…

さて、今回新たに耕してみたのはここらへん。

 「がんぼシリーズ」 (極悪・激昂・ナニワ悪童編)
 「俺物語」
 「僕だけがいない街」
 「ピコピコ少年」
 「修羅の門」
 「戦闘破壊学園ダンゲロス」

ほとんどが有名作ばかりで、この中だと「僕だけがいない街」が結構好きだった。修羅は聞いてた通り主人公強いっすねってだけのマンガだったし、俺物語はう~ん…やけに騒がれてる割には…。がんぼシリーズはオッサンになった今だから楽しいと思える作品だけど、考えてみるとこれってやってる事は「銀と金」と一緒なんだよね。まあ面白いからナニワ金融道シリーズと合わせて読んでいきたいとこ。ピコピコは安定して面白いがハイスコアガールを何とかしてくれと言った感じか。

ところで、このラインナップの中で一際異彩を放つダンゲロスに関しては以前読みかけだったので気になっててようやく読めた感じなのだが…これらの有名作の中において一番インパクトが強かったのが何を隠そうこの作品である。

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以前もチラっと紹介したようなしなかったような記憶があるが、この作品はかなり人を選ぶ。絵柄にクセがあったり作品が高尚とかそういうんじゃなくて、とにかく中ニ病真っ盛りな設定の数々がアホくさくって見てられないという人がほとんどかと思う…

…のだが、僕は案外OKだった。絵柄が好きで女の子がかわいかったのもあるがwちなみに絵を描いてる人は今ジャンプで「競技ダンス部」を描いてる人なんだけど、ダンス部で興味を持ってこの人の作品を読もうとダンゲロスを手に取ったら酷い事になると思うw

それぐらい、めちゃくちゃやってる作品だ。

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ただ、それらのイロモノ評価は最終八巻で盛大にひっくり返る。

本作はいわゆる「能力バトル物」なんだけど、言うなればハンターハンターのような念能力のようなオリジナル能力のぶつかりあいだ。

しかしその能力はほとんどが本当にどうしようもない「性的なものに限る」能力だったり、「悪と認識したものを一睨みで死に至らしめる」だったりと、かなり「中二病要素」が含まれていて、それは本作のテーマとして重要な部分が絡んでいるわけだが… 究極に言えば「我思う、故に我あり」という盛大なテーマに挑んだ結果でもある。

一見するとただのエログロマンガのようだがその実、自身の『認識』で世界を変える、世界が変わる…と言った類の禅問答のような深いテーマが内包されていて、原作者も自著ピーアールの際に「仏教マンガ」として捉えて貰ってもかまわないといってるぐらい終盤にかけての風呂敷の畳み方は衝撃的だった。ところどころ、ん?と思うような部分もあるが、誰もが一度は考えたような「世界のあり方」に対する問題に挑んだ良作であると思う。そういう意味では初めて「マトリックス」を見た時の感想に近いものがある。

正直、本当に内容が内容だけに人に薦められるような作品ではないのだが、興味を持った方はぜひ見かけたら途中でやめずに最期まで見て欲しい。

こういう能力物バトル系の作品でキチンと納得行くような畳み方をしてくれた作品は珍しいので僕の中では高評価だ。

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2015年7月29日 (水)

7/29  必要ないけど覚えてほしい

娘が「こっくりさん」に興味津々丸だ。

なんでも最近学校で「学校の怪談」という本が流行っているらしく、赤い本、黄色い本、白い本、黒い本など色にまつわる怖い話がそれぞれ現代風にキャッチーにまとめられていて人気を博しているそうな。色というのは例えば赤なら血まみれになる話、白なら血を抜かれてしまう話とか…って、こんな展開昔ぬ~べ~で見たな。学校の怪談ネタってのはいつの時代でも鉄板のようだ。

学校の怪談とはちょっとズレるが、僕が娘と同じぐらいの頃に図書館でお熱をあげていた本と言うと「江戸川乱歩」シリーズになる。怪人二十面相や少年探偵団に目を輝かせていた記憶があるが、今の子らはもうそういうのは読まないのかもしれない。

その点で言うと、当時からあった「怪傑ゾロリ」だけが現代にしぶとく生き残っているのはただただ凄いとしか言いようがない。

思えば最近は妖怪ウォッチという強大すぎるコンテンツのせいで、妖怪や怪談に対するイメージが子供内でかなりゆるいものになってしまった気がする。トイレの花子さんなんてもはやただの萌えキャラだし、人面犬はギャグ要員だ。

もっとこう、僕らがぬ~べ~でトラウマになったような恐怖…一人で夜トイレに行けないような芯に残る恐ろしさ。一人で暗闇を歩いてるとチラチラ後ろを確認せずにはいられないような不気味さ… ああいうのが欲しい。

学校の七不思議や都市伝説などに恐れおののく経験をせずに大人になるのはチトさびしい。

そんなわけで、ようやく小学校内でこういう本が読まれているという事は喜ばしいものだ。ちょっと読んでみたけど、思っていた以上にしっかり怖かった。てけてけが今夜辺り家に来るんじゃないかと娘と怯えている。

こっくりさんも何かあったら怖いからやめとこうな。

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2015年2月15日 (日)

2/15  ギムミーチョコレート

何時以来だろう?ちゃんとバレンタインチョコを貰えたのって。

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嫁と娘がいりゃそりゃ貰えるだろって思うかもしれないが、何だかんだで嫁はそういう女の子っぽいイベントに無関心なので付き合ってから十年ぐらいで一度も貰った事がないし、娘は娘でくれないと宣言していたのでもらえた時は結構嬉しかった。

本当、いつ以来だろ?下手すると高校生ぐらいまで遡るかもしれない(;^ω^)

 (にしてもコイツはちゃんと『女の子』してるなぁ…)

娘は最近ケーキ作りに凝っているらしく、どんどん上手になっていって今作はかなり良く出来ていて驚いた。真面目で優しいスラッとしたそこそこかわいい女の子(親バカ)。学級委員をやっていて、ケーキ作りが趣味・・・と、まるで小学生の頃モテるためのテンプレみたいな子だけれど、そういう子の生活を間近で見ている「今」がなんだか不思議な感覚である。これは世の父親が皆感じる事なのか、はたまた僕が途中参戦ゆえの一歩引いた目線から来る自虐的感覚なのか?

 (この子のチョコが欲しくて期待に胸を膨らませていた男子もきっといたろうに…)

何にせよ、得体のしれない優越感に浸るオッサンがひとり。

娘は僕の分以外は友達とチョコの交換をするいわゆる「友チョコ」なる分しか作ってないようだ。友チョコ… なんだろうな、これは。最近聞いて驚いたのが、義理チョコとは別に「義務チョコ」という読んで字の如くな迷惑極まりない文化が生まれつつあるらしい事だ。恵方巻きもそうだったが、完全にこれらはチョコ業界の策略以外なにものでもなかろう。が、友チョコというポップな響きと義務チョコという義理よりもランクを下げた目を逸らし辛い十字架。どちらもうまい呼び名を考えたものだと感心してしまう。

 (義務、義理…俺のはどっちだろう?)

本命はなくても義務ではないはず…なんて今頃貰った人達がおめでたく悶々としてたりするのかしら。そういう甘酸っぱさをもう体験できないのは些か寂しいな…

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2015年2月10日 (火)

2/10  金撒き

僕が今住んでる土地は、同じ県内と言えど地元からほど遠く以前までほとんど足を踏み入れてこなかった場所である。

我が家から嫁の実家は車で五分程の距離にあり、嫁の父が経営する会社の事務所もすぐそばにある。嫁の兄の家は実家の隣で、そこから歩いてすぐの距離には親戚の家まである。

つまり何が言いたいかと言えば、この地は完全な嫁のホームなのだ。嫁の仕事もあるし、何より娘の学校もあるので別段異論もないまま自然とこの場所に部屋を借りる事となったが、考えてみると僕が嫁いだみたいなもんなんだよな。

図らずもその事で嫁の両親は僕に感謝しているらしいが、う~ん… バカヅキ(゚∀゚)??

週末、嫁の実家で少し遅い豆まきパーティー?なるものが開催されたらしい。らしいというのは、僕は適当に理由をつけてそういう親族的な催し物から逃げているからなのだが…聞けばこのイベント、少しばかり変わっていて豆まきと言う割に豆は撒かないらしい。

 「では何を撒くんです?」
 「みかんにお菓子…それからお金かなぁ」
 「お金???」

妻の母が言うには、何とここらの土地では豆撒きでみかんやお菓子と一緒にお金を撒くのだそうだ。

 「それ上棟式とごっちゃになってません?」
 「ううん。うみ君のところではやらないの?」
 「ええ。初めて聞きました。みかんを撒くってのも」
 「えー??静岡じゃ普通じゃないのこれ?」
 「みかんって…痛いじゃないっすか」

それから、ここから少し山奥へ入って行くとそこでは豆撒きなのに子供が他の家を回ってお菓子を貰うのだそうだ。

 「それ完全にハロウィンでしょ!!!」
 「ん~ん。節分のイベントだよ^^」

恵方巻きという食べ物も、最近知ったのだが関西だかどっか一地方の風習をセブイレが上手い事広めて今のような市民権を得るようになったんだってね。この地方の豆まきも、恐らく色んな文化が取り入れられてゴッチャになったんじゃないかなと思うんだけど、、、調べてみたら、節分でお金を撒く文化って結構あるそうな。

 (ふ~ん…うちはどうだっけかな??)

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言われてみると、家で豆撒きをやった記憶が無い。

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