2017年1月26日 (木)

1/26  身体が語る

最近通うようになった整骨院は、僕がこれまで通っていた場所とシステムがずいぶんと違う。

まず施術時間が90分と40分と大きく違うのだが、料金もそれに伴い3000円から1500円とお時間相応のものとなる。前者(これまで通ってた方)はベッドも1つしかなく、完全個人営業のマンツーマンでじっくりと向き合ってくれるという感じなのだが、後者はベッドがズラーっと並んでスタッフの数も多い。

施術こそ電気を流して筋肉をほぐしてから身体を触っていくという点は同じなものの、最近通っている方は院長先生は最期に仕上げとして診てくれるだけである。時間にして5分にも満たない。あんだけベッドが並んでりゃそりゃ仕方ないと思うが、つまり、こちらの方は基本的に修行中のスタッフがほとんど相手をする事になる。薄利多売を画に描いたような方式なのだ。

初めからどこか違和感を抱いていた。

それはスタッフの技量に、ではなく…いや、それもあるにはあるんだがw、それ以上にスタッフの応対に、店の雰囲気に何か違和感を感じていた。

 「コンニチワー、キョウはオシゴトオヤスミデスカー?」
 「え、ええ(゚∀゚;)」

院長先生が来るまで施術を行うスタッフは、何か会話をしろと無理やり言われてるかのようにとにかく話しかけてくる。まあそれはいいとして、問題なのがその内容。

 「雨だとお仕事休みなんですよねー?」
 「お住まいは○○の方ですよねー?」
 「義父さんとうまくいってないんですよねー?」

 ( (;^ω^) )

恐らく、顧客名簿みたいなところに毎回会話の内容を書き込んでいるのだろう。院長先生が来るまで繋ぐスタッフは特に固定というわけではなく、その都度手の空いてる人が担当するようなのだが…これがまた見事に判を押したように全く同じ会話をしてくるわけでw

あまりにも同じ事ばかり喋るのでゲームの村人Aみたいな感じで正直怖い。というか、毎回同じ内容を振られるこっちの身にもなってほしい。

だが、彼らは頑なに何とか話しかけようとして、酷い時にはメモみたいのを見ながら会話してきた人もいた。

確かにそれ(プロフィール帳のようなもの)は会話のきっかけとして有効な手段かもしれないが、お互い乗り気じゃなければ会話が弾もうはずもない。ただただ与えられた仕事(会話)をこなそうという感じがありありと見て取れて、そうまでして話さなきゃいいのにと思うのだが向こうはそうもいかない事情があるのだろう。

思えば違和感の正体はここにあったと思う。

この整骨院は、というよりどの整骨院もどれだけ地域に根付けるかが商売の分かれ目だと思う。友人で接骨院を開業して成功している男がいるが、彼曰く「いかにジジババと学生を囲い込めるか」らしい。なるほどな。確かにここも爺さん婆さんと学生でいっぱいだ。大部屋に置かれた十数のベッドにはいつもお客さんで一杯で、院長先生は大声で常に誰かと会話している。

その様はアットホーム感満載で僕は苦手なのだが、院長先生がそういうキャラだからこそ、地域の人が集まる場になってるのかなーとも初めは思ってた。

 (はて)

しかし違和感は拭いきれない。

一見明るい話し声に溢れた空間に思えるその室内、常連客が来店するとすかさずラーメン屋の如く誰かのあいさつに次ぐあいさつの合唱団。

 (なんだろう、すごく不自然というか、明るさが嘘くさいと言おうか…)

それは単にいつもの僕の穿った偏屈者の見方なのかもしれないが、とにかくずっとそんな風に感じてた。居心地は決してよくない。


さて、そんなある日の事。

 「コンニチワー、キョウはオシゴトオヤスミデスカー?」
 「え、ええ(゚∀゚;)早く終わりまして」

恒例の村人との会話を楽しみつつ、なんだか適当だなーという感じのマッサージを受けていた。いいのだ。院長先生が仕上げで看る最後の五分の骨格矯正ために通っていると思えば、道中のこのマッサージは単純に気持ちが良いというだけのサービスタイムと最近は割り切っている。

 「アー、ダイブフトモモハッテマスネー」
 「ですねー最近よく攣るんですよ」

しかしこの日はなぜか、いつもと違う村人だったのかじゃあちょっくら足を揉んでやんよ!と珍しく入念なマッサージが始まったと思いきや…

 「お前、何してんの?」
 「!??」

突然、院長先生がやってきておや?と思うぐらいの低いトーン…いつもより院長先生来るの早いなーと思ってたら、どうやら説教に来たようだ。

驚くことに僕の足を揉みながらネチッこい説教は続く。

院長の言い分は「与えられた指示以外の施術を勝手にやるなって何度言えばわかるんだ?それが原因で客に何かあったらどうすんだ?」…と言う至極もっともなものだったけれど、それにしたって明るいアットホームな雰囲気が売りの(はず)店内でこうしてネチネチネチネチ院長のキャラを壊しかねない説教を続けるというのはどうしたものか。

 (というか、俺には隠す価値もないってことですか???)

院長の意外な一面を見たというより、これが違和感の正体かと合点が言った気分であった。

 (なるほど、嘘くさいと感じるわけだよ…)

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気分はゴローさん。孤独の整体。

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その雰囲気は、図らずも高校時代の部活動を思い出させる。

あの頃、顧問に怒られるのが怖くて自発的なプレーが出来なかった俺たち。加点を狙う果敢な姿勢はどこにもなくて、失点を恐れ言われた以上の行動をしなくなるのだ。顧問の顔色ばかりを窺ってやがて考えることさえやめてしまう。やっているよりやらされているようになっていた。

思えばぱっと見明るい素振りの店内には溌剌とした雰囲気はどこにもなかった。ラーメン屋のような挨拶もどこか言わされてる感バリバリのものだったからこそ変に感じていたのだろう。

恐らく件の彼はそんな監獄の中で果敢に己を貫いた、自分なりの施術を試みてくれただけだと思う。日々の勉強の中で彼なりの知識や自信もあったのだろう。(下手だったが)、きっとこういう子が伸びるのだ。

 (恐らくここを辞めた後に、だけどw)

院長の言い分もわからんでもないが、やり方ってもんがある。少なくとも院の雰囲気を見ていると決して正解とは思えんのだがなぁ…

やがて何事もなかったように院長と交代するが、あんな事のあとですぐさま胡散臭い笑顔を振りまかれても僕の心は重たくなるばかり。

だが、皮肉にも腰は軽くなっている。そうして翌日、丹念に施術された足に強烈な揉みかえしが来て、やり方はともかくやっぱり院長は正しかったと思い直すのだw

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2017年1月13日 (金)

1/13  骨ストレート

その真っ直ぐすぎる人柄が滲み出てしまったならば、何と皮肉なお話でしょう…

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 “ストレートバック”

近年僕を悩ませ続けてきた腰痛の正体がようやく掴めた(はず)。

ストレートバックとは読んで字の如く…背骨が真っ直ぐになってしまっている状態を指すらしく、通常正常な脊柱を真横から見た場合、頸椎が前方、胸椎が後方、腰椎が前方とS字状のカーブを描く、上の図で言うと一番左側のホネホネロックがそれ。

このS字状の湾曲がバネのごとく衝撃を分散させる事で人類は今日の栄華を極めた…というのはチト大袈裟か。この形状を以て重い頭を支える役割をしているそうなのだが、これがストレートバック… 上の図でいうと左から三番目のガイコツ野郎だが、このように背骨のS字が失われ真っ直ぐになってしまうとどうなるか。

 (背が伸びる(゚∀゚)!)

ちがう。いや、違わない??

そう、……逃がし損ねた衝撃がモロに腰にかかってくるのだ!!

詳しくはここらへんがわかりやすかったので見てもらうとして…おっと、そうだぜ。こうやって貼ったサイトもまたモロにキュレーション系なわけだがw、やはり便利なもんだ。便利だからこそこうして利用されるわけだな。そして儲かるわけだ。結果ハイエナが群がるわけだ。どうしたもんかな(;^ω^)

それはまあ置いといて、このストレートバッグという症状は様々な原因からなってしまうものらしいが、猫背を直そうと必死に身体を反ってきた過去も多少なりとも影響しているのだろうか。いや、パチとパソコン。脚を組んだり前のめりでモニターに食い入ったりと、悪姿勢での毎日の置き土産に違いない。

そうした生活態度が引き起こす不自然な筋肉の凝り。これがストレートバッグの最大の要因らしい。凝り固まった筋肉が慢性的に骨を引っ張り、ついには背骨を歪ませてしまったのだ。

それにしても引退してマトモに外を歩き回るようになった途端に腰への負担がモロに出てくるというのはやはり皮肉な話である(;^ω^)

 
キッカケは新しく通い始めた整骨の先生の一言だった。

 「歩いてるだけで腰にクルんすけど、やっぱ姿勢ですかね?」

ふとした会話の中での何の気ない質問だったが、それに対する答え。

 「姿勢は…ある意味、悪いね」
 「ある意味?」
 「君はねー、骨が真っ直ぐすぎるんだよな。」
 「あ、なんかそれ聞いた事ある!」

こうしてみると、二年ほど通ってる整骨の先生はついぞそんな事を一言だって指摘してくれた事は無いw ただ、マッサージは正確に辛い部位を和らげてくれるし、腕は確かなのだと思い込んでいたが、こうなってくるとどうなのだろうwわかっていなかったとは思えないが、それにしても骨までしゃぶり尽くすための引き伸ばし策だったとも思いたくない。

新しい先生も特に「ストレートバック」という言葉は使わなかったものの、家に帰って心当たりを調べてみると、ビンゴ!本当は「ストレートネック」という言葉を昔聞いた事があってそれだと思ったら、「ネック」だけじゃなく「バック=背骨」にも骨の湾曲が失われてしまう症状があるようで…これはパソコンやスマホなどが普及した結果の現代病の一種なんだそうな。

 ・慢性的な腰痛
 ・慢性的な肩周りの凝り
 ・臀部の張り、凝り
 ・ハムストリングの張り
 ・柔軟性の減少

調べれば調べるほど心当たりがありすぎる。最近腰が張ってるし身体もずいぶん硬くなったなーと思っていたのだが、何てことは無い。これらの症状はそれぞれが独立していたのではなく、逆にこれらの症状が全てが腰痛へと繋がっていたのだ!!!



・・・なんて、世紀の大発見のように書いちゃいるが、冷静に考えるとこれって初手で整形外科に行ってレントゲンを取っていれば即座に分かっていたことなんだよな^^;

腰痛の事を書いた日に、コメントでもちまちま整骨通うよりも整形外科行ってレントゲン撮って来い!なんて意見を何件か頂いたが、全く持ってその通りだったと今猛烈に思ってる。なんなら今からでも遅くないからちゃんとレントゲンを撮りに行こうとも。

Mudao

二年整骨に通い、腰痛を悪化させ続けた男w

とは言え気持ちよかったし身体のケアという観点では決して無駄ではなかったとは思うけれど、なんだかなぁ…なんだかなぁという思いでいっぱいである(´;ω;`)

そうして、結局ストレートバックという原因がわかってもやる事は整骨通いしかないんだよな。せめて闘うべき者の姿がわかった以上、焦点を絞った治療の効果を期待したいところだ。現在は骨格矯正をやってもらっているが、これで効果が出ないようなら…

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2016年12月29日 (木)

12/29  患者に

カメハメハ大王は…と、雨が降ったらお休みするのは本当はハメハメハ大王と言うらしい。ググルと普通に南の島の大王=カメハメハ一世って出てくるから今日までそれだと信じて疑う事すらなかったが、どうやら歌のモチーフにされている人物は「カメハメハ大王の友達」というハワイ以外のどこか別の南の島に住む王様という設定らしいw

 (知るかよ(;^ω^)……)

で、まあ駿河のハメハメハ大王こと私はまたも保険屋のおばちゃんの紹介で新たな整骨院に行ってみる事にしたわけだ。これには以前紹介されて今も通っている院に不満はないのだが、要予約で本気でツライ時に行けない事が多く困っていたという背景がある。

これまでそういう時は巷の30分2980円みたいな激安整体に行ったりしてたのだが、あれも瞬間気持ちよいだけで根本的な治療になっている気がせず…しかし、しかしだ!!あの激安整体は施術者によって結構当たり外れが大きく、この間ついたオッサンがたまたま独立間近の上手な人だったらしく、腰痛がツライと言ってみたところ簡易的に「骨盤矯正」なるものをしてくれて、それが驚くほど効果があったため今回本格的にやってみようという気になった。

 「えーとね、問診表と話聞いた限りでは、うみさんの腰痛は“亜急性”腰痛と呼ばれる種類のものでね…」

今回新たに訪れた院の頭領が詳しく説明してくれる。なんでもギックリ腰など突発的な損傷から来る痛みが「急性」で、長年の疲労や姿勢の悪さなどの蓄積からくる痛みが「亜急性」?金属疲労のようなものだろうか。

とにかく、これはマッサージだけではどうにもならず、さりとて骨格矯正だけでも効果が薄いそうで。さらに痛みは様々な筋肉の収縮や骨の歪みから来ているらしく、腰が痛いからと行って腰だけほぐしていても駄目らしい。

具体的に言うとハムストリングから首まで、背骨に沿った筋肉をほぐしつつ…その上で骨格を正しい位置へと、正しい使い方をするように矯正していく必要があるのだそうだ。

 (第一印象良し!)

一応、理屈の上では納得できた。長らく通わせるための方便とも取れ無い事もないのだが、そこは僕もプロの被施術者であり熟練の患者でもある。まずは黙って腕の方を見せて貰おうではないか。伊達に長年通っちゃないでっ!!!

 「はーい、じゃあ力抜いてください」
 (えっ?)

ボキッ!
ゴキッ!!!

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 「 「 念 仏 の 鉄 」 」

とか、突然思わずナレーションが入りそうな技を喰らい驚くも、気持ちいい。

 (気持ちいいけど大丈夫かなこれw?)

以前、こういうので半身不随になったと訴えられてたニュースを聞いた気がして、その際に様々な場所で「音を鳴らす施術は危険」と書かれていた記憶もある。

一応、wikiなどを見ると…

>たとえば施術を行う際、骨格や関節の歪み・ズレの矯正や骨格筋の調整を行うが、その結果としてクラッキング音が発生するケースがある。これらの施術は骨や関節を正常な位置に戻すことで体の変調を改善することが目的であって、音を鳴らすことは施術の目的ではなく、あくまで施術の副産物である。このため、施術を受けたからといって必ずクラッキング音が発生するとは限らない。

恐らく、へたくそがやるのはただのパフォーマンス的な要素が強く危険だが、本来骨格矯正の施術の中で行うべき動作の一つであるから上手な人がやる分にはOKという感じか?

自称熟練患者の感想としては、そこに至るまでの身体のほぐし方は目を見張るものがあった。何を素人が・・・wと思われるかもしれないが、下手な人がやるのと上手な人がやるのとでは「身体の構造」についてわかっているかどうか、それは皮肉にも「身体の構造」がわかっていない僕にもわかってしまうという矛盾した感想すら抱かせるレベルで違いがあるものだ。

 (うむ!)

恐らくここは当たりである。

何より良かったのが、

 「先生、これは長期戦になりますかね?^^;」
 「わかりません!」
 「ほう…」
 「無責任に聞こえるかもしれませんが、実際に今日が初施術です。この治療でどこまでうみさんの身体が動くか見てみないことには何も言えませんね。だから、わからないと答えるしかありません」
 「ほほう…」

この一言である。加えて、

 「今日の施術でどこまで身体に影響が出るか(回復の度合い)を見たいので、出来れば明日も来て欲しいのですが…」
 「・・・うむ!」

これも見ようによっちゃ連続来店を促す方便とも取れなくは無いが、しかし施術料を見てその懸念も薄れた。

 「初診料1221円と…施術料760円の合計1970円になります」
 「やっす!!」

ちゃんと国家資格を持つ人による「治療」のため、保険適用外だからこその値段であるが、それにしても一時間で760円とは安い。聞けば、一部保険適用外の治療もあってそれを含めての値段だと言うから驚きであるが…それにしたって一時間の治療でこれはマジで安いぞ。

僕が二年ほど通っている整骨院も一時間三十分の治療で3000円という驚異的な安さであるが(もっとも、整骨は筋肉ほぐすために最初の30分くらいは電気を流すだけなのだが)、こういうのを知るともう高いだけのその場しのぎのマッサージには行く気がおきない。

 (いや、そもそもにして二年通ってる整骨院があるのに腰痛悪化って…)

僕の患者としての目は未熟も未熟であるが、今回はどうなるのでしょう^^

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2016年3月21日 (月)

3/21  怠惰を求め勤勉に行きつき、劣悪な環境で健康を説く

最近パチプ稼業に身を落とした?救われない友人がいる。人それぞれ事情があるので今さら辞めろとは言わないが、そんな彼に僕がした唯一のアドバイス。

 『体のケアだけは怠るなよ』

そいつは休憩も取らずにジャグを9000ゲーム回す男なのだが、とても同じ歳とは思えない。僕は1時間に1回ぐらい散歩して、休憩はもちろん最大限取って、伸びは20分に1回ぐらい。最近朝から1発ツモって終日勝負という理想的な展開に恵まれていないが、恐らくそんな事があっても8000ゲームぐらいしか回せないんじゃないだろうか(;^ω^)

とは言えそれも自衛のための手段であって、身体を痛めてからでは遅いと身を持って知った故の行動である。

少し前には左肩が上がらなくなって、大当たり中牙狼召喚解除ボタンを頭突きで押したほど。腰痛も自覚はないが整骨に行くたびに言われる。

というか、かれこれ一年ちょっと整骨に通っちゃいるがいい加減気付いた事がある。

 『整体やマッサージってのは対処療法であって、根本的な治療にはならない!』

という事だ。

ちょっと考えればわかりそうなものだけど、マッサージはともかく整体・整骨って物々しい響きを聞くとなんかしら身体の構造を直してくれてるような響きがあって…そんな響きに甘えていた。

そうなのだ。揉んでほぐしてもそれは蓄積された疲れが多少緩和されるだけであって、その後同じ行動をすれば当然また辛くなる。そういう事を延々繰り返すうちにどんどん老いてこれまで以上に辛くなっていくだけで…

結局のところ、身体を動かして疲れを溜め難い身体にしていかなければ根本的な解決にはならないのだ。むろん辛くなったらマッサージに行くのが楽しみという人生もあっていいとは思うが、僕は肩こりを「無くしたい」派である。

そんなわけで、数年前からジョギングやストレッチはかなり入念にやってきていたのだが…最近購入したとあるグッズがこれまでの行動全てを否定するぐらいとても効果が見られたのでここで紹介しようと思う。

一つは…バランスボール!

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これがどこにどう効くのかというのは実はよくわかってないが(笑)、ストレッチに組み合わせると今まで届かなかった部分に効く印象が強く…とても良い。こいつのいい所はジョギングのように改まってはじめる必要がなく、テレビを見ながらゴロンとブリッジなども出来るし、パソコンをやりながら乗ってるだけでもいい。色んな作業を「しながら」使えるのでそういう点で非常に重宝している。敷居が低いってのは何気に重要な点だと思う。

そしてもう一つ、こちらは…チューブトレーニング用のゴム!

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肩って実のところ自分で回すなどストレッチをしないと日常ではほとんど動かさない部分である。かと言ってキャッチボールをしようにも現代ではそれも難しく、シャドーピッチングもちょっと…しかし筋トレも何か違う気がすると思っていたところに見つけた商品がコレだ!

チューブトレーニングといえば一昔前だと野球なんかのトレーニングの印象が強かったけど、最近は色々な商品が発売されているらしく随分と手に取りやすくなった。

僕も店先でこのようなポップな商品を見つけたため試しに買ってみたのだが、これが非常に効果的だったらしく、ここのところすこぶる肩の調子が良い。無理無く肩に負荷をかけられほぐれているのが実感できるし、これがないと効果的に動かせない部分も多い(ような気がする)。

肩こりに悩む人にはバランスボールの五倍ぐらいおすすめしたい一品である。

てなわけで僕は今現在、暇なら走り風呂上りは入念なストレッチ、加えて何かをしながらバランスボールに乗り、締めにチューブトレーニングを欠かさない生活をしている。食生活は賛否両論?の低炭水化物ダイエットを続けているし、嫁のおかげで野菜類は採り過ぎるほど取っている。最近では自宅で淹れた緑茶の水筒を持ち歩くようにもなった。整骨院へは月に一度欠かさず通っている。

 (ジジくさっ!)

歳を取ると身体のケアに走るというが、気付けば食事に運動にと全くその通りの道を歩んでいる自分がいる。性格というにはあまりにも多くの人が辿る道、果たして文化がそうさせるのかDNAがそうさせるのか… 

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2016年2月29日 (月)

2/29  気になるない

口が臭いだ屁がクサイだ、挙句風呂上りに頭が臭いとまで言われ…どうやら僕もこの分野に限って言えば世間並の父親らしい事は出来てるようだ・・・が!

 「アンタ、背中汚いね~^^;」
 「えっ?」

こんな事は初めて言われた。かっこ笑い^^否、苦笑い。

聞けばなんでも背中に大きなシミがあるみたいで…シミってなんかすごい年齢感じるキーワードやなと思ったけれど、考えてみたら小さい頃から海に入りっぱなしだったし、近年は沖縄やカンボジア、それからBBQなど火傷レベルの極端な日焼けが多かったからそりゃシミの一つも出来るか。…できるか?

それにしたって別に自分の背中に自信を持って生きてるわけじゃないけど、「汚い」と言われちゃ多少気にもなる。ソフマップ背景でポーズを決めるグラドルだって、ケツや背中が汚いと途端に萎えるしなぁ。

 (どれど……げッ!!?) 

妻に背中の写真を撮ってもらうと、中年中肉の背中がそこにはあった。想像以上のだらしなさに思わず目を背けたくなるも、なるほど…確かにシミがあるな、それも結構大きめなのが。一体いつ出来たものやら。こんなのがあったなんて初めて知ったよ。考えてみりゃこんなの気付いて指摘してくれる人なんてこの歳になったら嫁か子供くらいしかいないもんなー。

鼾や寝相にしたってそうだ。僕は魚君と長年一緒に生活してきたせいか、あいつの鼾の酷さや寝相の悪さを見てきたせいでかなり自分を美化してしまっていたらしい。

 「あんたも鼾するときあるけどねー、寝相だって言うほどよくないし」
 「えっ!???」

実際自分の知らない自分の事って思っている以上にあるんだろうな。

関係ない話(?)になるが、先日休日に家族サービスの合間にフラッとホールを歩いてたら常連の輩がそれを見ていたらしく、共通の知り合いにその時の様子をこんな風に語っていたそうだ。

 「あいつ(僕ね)、なんかいつものおぞい(ボロイ、粗悪な)格好じゃなかったけどどうしたんだ??」

僕は普段ホールに行く際、目立たない&臭くなっても構わない用のユニフォーム的な服を三セットローテーションで回してるのだが、僕としてはそこそこマトモに見える服をチョイスしているつもりでいた。

が、常連の目にはそういう風(薄汚い感じw)に映ってたんだなぁ…とw

 (野郎がそう思うって事は、一般の方はもっとそう思ってるに違いない><)

気にしすぎはよくないけれど、無頓着すぎるのも罪である場合がある。自分の気付かない部分に今後どこまで手を伸ばせていけるか。大体が気付かない時点で大した問題ではなく、気づかされた時点で手遅れなのだけど…

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2016年2月21日 (日)

2/21  髭心理

DNAにそうしろと刻まれてるのか、男ってのは頭が薄くなってくると髭を伸ばそうと考えるらしい。

…アゴ髭をちょっとね、伸ばしてみたいな…と(///)

別に何かきっかけがあったわけでも、憧れた俳優さんがいるとかでもない。本当に何となく、強いて言うなら「威厳」みたいなものが欲しくなり、安易に行きついた先が髭だった。

とは言え僕もまだ本気で髭道を歩もうと思ってるわけじゃないのでまずはお試し。年末に東京のカプセルに三日ほど泊まってた折、いい具合に伸びつつあったので正月期間もアゴ髭だけ剃らずに様子を見てみる事にしたわけだ。

 「キモイ!やめて><!」
 「本当にやめて><!」
 「・・・」

ちょっと伸ばしたぐらいで妻と娘からは相当不評だったが、僕は結構気に入っている。男はやっぱ髭だよ。関羽雲長だよ!美髭公だよ!

 (さて…)

イザ髭を伸ばしてみようと思うわけだ。それなりに理想というものがある。

イメージとしては

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こんな感じがいいな(゚∀゚)!!

不潔な印象を与えず、かつ大人の男らしさを演出。それが出来れば理想だ。ただ、これ竹之内豊が格好良すぎてあまり参考にならない気がする。

それから、ヒゲの種類?と言えばいいのか、髭の生え方って個人個人で違うので果たして僕がこの形にヒゲを整えられるかどうかという疑問もある。

ちょっと放置した感じ、アゴ部分だけはそれなりに生えるのだけど、口を囲むヒゲというのは無理そうな感じだ。それからアゴのラインにかけて、モミアゲまでのいわゆる「エラ」の部分の髭も濃くはならないタイプのように思える。

恐らくだが、現状頑張ってもこんな感じが限度じゃないかなと思えてならない。

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 (これはなんかチャラい感じで嫌だな…)

しかし色んなサイトでお勉強してみると、どうやら髭というのは遺伝の面もあるが、後天的に濃くする事も可能なようだ。

それと言うのも髭と言うのは男性ホルモンの影響を受けやすいらしく、サプリを飲んだりするのも効果的らしい。というか、考えてみるとうちの父がビンラディンに似てると以前書いた事があると思うんだけど、

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これに、マイク真木を足して2で割った感じ。

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隔世遺伝の心配もあるが、この二人に似ている親を持つ身とあらば髭の遺伝的には期待してもいいのかもしれない。

 (しかしまあ、なんというか…)

これも父の影響をどこかで受けているのかなとふと考えてしまう。

と言うのも、何だかんだである程度歳を取ってからというもの、やる事為す事父と似たような事ばかりをしている自分がいる。…不思議な事に無意識のうちに選んでしまっているわけだ。別段そこまで父を神聖視しているつもりはないのに、これが親子の絆だとしたら不思議なものだ。

或いは僕は髭に「父性」を求めているのかもしれない。僕が自身に足りないと漠然と感じてる威厳のようなものの正体…それが父性だと言われると何だかとてもシックリ来る。僕にとって髭とはそういうものかもしれない。

なんて、嫁に力説すると鼻で笑われた。

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こんなときだな、僕が髭を伸ばしたいと強く思うのは。

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2015年12月20日 (日)

12/20  蛹から蝶へ

今年もクリスマスの時期がやってきた。去年はと言えば、ちゃんとそれなりに凝った?演出をしていたようだが・・・

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確か妖怪ウォッチのDSのゲームだったかな?こんな感じで宝探し風に暗号を散りばめて遊んでやった。

しかし、今年の娘はもう小五。11歳。「高」学年という響きが指すように、ここ半年ほどで急激に大人びて今では一緒にお風呂に入ってもくれなくなった。ファッションにも人一倍気を使うようになっているし、僕らがガキの頃に感じた「女子」の方が成長が早いという感覚、それが決して間違ってはいなかったという事をリアルタイムで確認できている次第。

大袈裟ではなく、時折見せる「ガキっぽさ」が嬉しく感じるぐらいに、良くも悪くもマセてきている。もう立派に大人と子供を使い分けているようにさえ思える。

そんなマセガキだ。去年の段階で既にサンタさんの存在など信じてなかったようだし、今年はもういいよねと妻と話していると・・・

 「やだよ!ちょうだいよ」

耳聡くも会話を聞きつけた娘が待ってましたとばかりに入ってきた。

 「サンタさんはもういない」
 「去年はいたじゃん」
 「ああ、俺がサンタだったからな!!」
 「知ってるよ、だから今年もやってよ」
 「引退したんだ!」
 「そんなの聞いてない><」

およそどこぞの家庭でも一度はやるであろうこのやり取りw

結局うだうだ言い合い、今年は条件付でクリスマスプレゼントを買う事になった。その条件とは・・・ マラソン大会で「5位」以内入賞。

昨年は信じられない話だが、マラソン大会で「コースアウト」して11位だった娘。(総勢80人ちょいぐらい)。誘導係のどっかのお母さんが勘違いして折り返し地点を間違えたのだ。その時点で先頭集団だった娘達含む10名ほどがコースアウトを余儀なくされて、余分に距離を走る事になり皆が皆大幅に順位を落としたのである。

恐らくあのコースアウトがなければ順等に行けば5位以内の争いをしていたであろう娘は、自信満々に自らその条件を提示してきた。なんでも、少し前にやった試走では6位だったそうで。

なるほど、割と現実的でいい目標かもしれない。

 (とは言え、女子の戦いは体調に左右されるからな~)

なんてゲスな事を思ったけれど、まあしゃあないか。妻は本気で買わなくていいと思っていたようだが、僕は何だかんだで甘やかしたいのでこういう条件があるとむしろ買いやすくていいぐらいだ。

 「獲ったど~(゚∀゚)!!!!!」

大会当日、自信どおりに見事5位入賞を果たした娘が吼え叫ぶ。そうして指定してきたプレゼントはまさかの「セグウェイ」であった。

 「セグウェイって・・・wどっから出てきたんだよそんなものw」
 「流行ってるんだよ~」

んなバカなと調べてみると、あら本当じゃない。

Photo

どうやら僕らが想像するあのローラースルーゴーゴーのような初期型セグウェイではなく、今はミニセグウェイというスケボーのような小ぢんまりとしたタイプのものがちょっとしたブームらしい。

が、こんなもん買うわけない。大体どこで乗るんだよ。どうやって遊ぶんだよ。紹介動画を見るとちょっとそそられるけど、さすがに子供に買い与えても手に余る代物だろう。

じゃあ・・・と次に提示してきものは音楽プレイヤーであった。

 「うむ、これなら、まあ」
 「あたしゃ知らないからね。アンタの小遣いで買いな」
 「マジすか(;^ω^)」

こうして予想外の出費を余儀なくされた愚かな父だが、やっぱりどこの家庭も似たような事をやってるんだろう。娘がかわいくない父などいない。

けれど商品を買うまでの間はニャンニャンしてきた娘だったが、家に着くなり「ちょっと、触らないでくれる?キモいんだけど」と急激に態度を変える様を見て恐ろしくなる。先に述べた「大人と子供を使い分ける様」がありありと見て取れるのはこんな時。

さすがに来年は無いだろうなぁと思いつつも、またニャンニャンされるとバカみたいに騙されて買っちゃうんだろうな。

 (そうして妻に白い目で見られる、とw)

小学校高学年ぐらいからこんな事を誰に教わるでもなく本能でわかっているのだから、まったく女って生き物は恐ろしいよ。

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2015年10月21日 (水)

10/21  人質体験

母があまり小さくない病気を抱え手術する事になった。

命に別状は「そこまで」無いらしいが、何にせよ身体にメスを入れる事になる。家族の同意書が必要という事でこの不肖の息子に声がかかったというわけだ。父とは住所が別の保証人が必要なんだとさ。

 (歳相応のイベントやね)

介護やら何やら、これからどんどんやってくる。今まで両親が元気だった事の方が幸運なのだ。今回母が罹った癌も、幼い頃から血筋と散々言われて育ってきたので覚悟はあった。母の父も母も、そのまた先祖も歩んできた道。僕もいずれそうなるかもしれない。こう言うと冷酷に聞こえるかもしれないが、そんなわけで癌と言うワードには大した感想もない。

時期が時期だけに原発事故の影響も疑う人もいそうだけど、多分そいつのせいじゃない。

手術前日、同意書にサインをし、担当医から手術の説明がされる部屋に僕、母、父、妻の四人で集まったのだが…

 「えーっと○○さん。明日の手術なんですけどね、直前でこんな事を言うのは説明不足でこちらとしても申し訳ないんですが…」

待ち合わせの時刻から三十分程遅れて会議室にやってきた担当医が、それについては一言もなく、また別段申し訳ないという素振りも見せないままに不穏な前置きを切り出した。室内に緊張が走る。

 「えーっとね、実は別の場所にもちょっと癌が伸びてる感じでして、うん、えーっと…一応それなりの処置はするつもりですが、範囲がね、思ったより広がってて、ええ。当初の予定だと部分切除でしたけど…うん。そうですね。無論何もなければ最初の説明通りにしようと思うんですが、やってる最中に他に広がってるようだったら…全部切っちゃおうと思うんですが、うん。そうした方がいいと思うんですけど…どうします?」

 「・・・ッ!!」

医者も言い淀んでいるのかもしれないが、それにしても要領を得ない説明だ。一応、それとなく言わんとしてる事はわかるし、言い淀む理由もわかるのだが…

 (それ、どうしろっていうの???)

われわれ素人からしたら正直、何を言われようが術式についてはわからない。それにどうします?と表面上聞いているようで、実際のところ回答は一択しかないと思うのだが…

いや、そうじゃないか。多分、医療に「絶対」は無い以上責任の所在の問題なんだろう。少なくとも患者の、患者の家族の決断で切りましたよと、これは後から面倒が起こらないための予防策。

…或いは宗教上の理由とか?世には民間療法なる分野に光を求める人も大勢いる。そういう意味ではこの質問は思想面で聞いているのかもしれないけれど…

どちらにしたって基本的には医者が最善と思った事をしてもらうに越した事はないし、それに対し異を唱えるつもりはない。

何だったら、

「かれこれこういう事が予想されますが、その際は当初の予定と変わりますが…このような最善策を取るつもりです。よろしいでしょうか?」

と、一言こう言ってくれた方がどれだけ患者とその家族は安心できるか。

なのにこの医者と来たら…

 「いやね、こちらとしては相応にやる事はやります。うん、そうなんですけど…ちょっとね、いや、前日の夜に聞かされても困ると思いますし、その点については連絡を密に取れなかった我々としても本当に申し訳ないと思うんですが…」

尚も続く、同じ事の繰り返し。

 「先生はどうするのがいいと思うんですか?」

ついに溜まりかねたのか、父が聞く。しかし医者は尚要領を得ない事をつらつらと並べ立て… 多少プライベートな事なのでボカして書いてはいるが、実際のところここで説明を聞いていた僕らは不安…というより、若干怒りにも似た感情すら覚えた程だ。当事者である母の心境は僕らの比ではなかったはず。

 (それにしても酷い説明だな…)

聞いててこの先生で大丈夫かという思いに駆られる。なんだったら今からでもセカンドオピニオンを考えたっていいんじゃないか?、とさえも。

 「・・・ッ!!」

何かをぶちまけたい思いに駆られるも、言い出せない。

だって明日母の身体を切るのはこの先生だ。

僕がここで何かを言って、それが別の何かに繋がるとも思えないが、思えないが、言えない。なんだか母を人質に取られているようではないか。

 「しかし説明下手だったなーあの先生」
 「そうだね・・・ 今まで見てきた中で一番酷かったかも…」
 「ただあそこまで口ベタというか、説明が下手だと不安というか逆に腕が確かなんじゃないかとさえ思えてくるね」
 「なんで??」
 「腕一本であそこまでのし上がったって感じしない?」
 「どうすんの、重役の息子とかだったら」
 「あ」

まあ普通に手術は成功しましたけどね(´・ω・`)

後で親戚のおばさんに聞いたら、今回の担当医はこの分野では結構有名な人だったらしく、テレビなどにも出ていたそうだ。腕が良かったんだと思おう。


手術が終わった後にもう一度説明があった。

 「えーっとね、ひとつね、新たに癌が見つかったんだけど、範囲が狭かったので、周囲を確認してね、マイナスだったからね

 (マイナス???)

 うん。えー、ちょっと範囲が広がったけど概ね当初の予定通りできました」

 「予定通りと言うと、一部摘出で済んだという事ですか?」

今日は前日説明会に来れなかった叔母さん(母の姉)が同席していて、質問を挟んだ。叔母さんは僕らから一応前日の事前説明会の内容は聞いていたものの、確かにここは「予定通り」という言葉なんかではなく、一部摘出か全部摘出だったのか、ハッキリと言葉で聞いておきたい事後説明会の山場ではある!

ここでドラマなんかだとグッと溜めて…溜めて…溜めて…ニッコリ一言

 「ええ、一部摘出です!!」

なんて言って僕らはパアッと顔を輝かせ、バックに明るいBGMの一つでも流れるんだろうが…この先生と来たら

 「…それは昨夜説明したはずですが?」

何言ってんだこのアマ?みたいな感じでそれ以上は語る必要はないと言わんばかりに先に進む。昨夜そこに座っていたのは僕の妻なんだが、先生は女性がいたとしか覚えて無かったのだろうか。いちいち患者の家族まで覚えちゃいないのは仕方ないが、その対応はちょっとなぁ…

だが、前日と違って手術が無事成功していただけに最早この要領を得ない説明にも空気も感情も読まない反応にも大した不満はない。結果さえ出してくれればそれでええねん。先生はそれでええねん。

 (多分頭が良すぎて僕らと噛みあわないだけなんだろうなこの人)

 「で、最後リンパを二つ取りまして、マイナスだったので…」

などと言われたってこっちは何もわからないが、先生がいいと言ってんだからいいんだ。多分先生の中では今さら説明するのも憚られるような、みんな知ってて当然の知識なんだろう。母が無事ならそれでいいんだ。

 「先生、『マイナス』ってなんか世間一般的に悪いイメージがありますが…」

ここでこんな無知な発言などしたら先生は途端にムッとするのだろう。

言いたい気持ちをグッと堪える。僕の精一杯の感謝の印だ。

 「あ、そうそう」

そう言って、最後に先生は切り出した肉片をご丁寧にも「そのまま」持ってきて僕らに見せてくれたが…ショッキングだった。何か如何にもな箱を持ってきているなとは思ったが、本当に実物だとは。。

ここがガンになってましてね、なんて言われてもわかるわけがないが、多分切りすぎたとかそういう事を後から言われないための物証として我々保証人が見届ける必要があるんだろうな。

 (いちじくみたいだな…)

不覚にも記念に写真を撮りたい衝動に駆られた僕は、骨の髄まで現代に毒されているのだろうか。

それは自重できたものの、いつか自分が切られる立場になったのであれば…記念にくださいと言ってみよう。そんときゃ頼むよ先生。

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2015年9月17日 (木)

9/17  死臭病

いくら娘からクセーんだよ近づくなとなじられようが、それは所謂照れや反抗期の為せるものだと思っていたのも今は昔。

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 「死んだ人の臭いがする…」

嫁に真顔でこう言われたとあっちゃあもはや看過できる問題ではないぜよ!



(´;ω;`)にしても死臭って…


(´;ω;`)ウウッ… 加齢通り越してますやん…


そもそも二ヶ月ほど前にやった歯石取りは、歯間ブラシをした際にこびりついている強烈な悪臭に衝撃を受けてのものである。

無論歯の健康も考える歳だが、それ以上に口臭対策として僕は歯石取りを行ったのだ。加えて、そこで歯医者に歯周病・歯槽膿漏は今のところ心配いらないと言われている。

 (なぜだ!?口臭の元は取り去ったのではないのか!?)

こうなるともう、内蔵が悪いだの臭い玉(膿線と呼ばれるもの)の存在だの、もう少し突っ込んだ分野を探っていくしかないのだろうか…

そんな折、口臭でググっていると気になる項目が目についた。

 《お茶やコーヒーの飲みすぎ》

 (は??お茶って口臭予防にいいんじゃねーの???)

僕は自慢じゃないがお茶屋の孫として育ってきたのでお茶は死ぬほど飲んでいる。暇さえあれば飲んでいると言っても過言ではなく、個人年間消費量は日本トップクラスを自負しているが…まさかお茶が口臭の原因になるなんて事があるのだろうか??

むしろ口臭・結石対策のために四六時中水分を取っているまであるというのに!!!

・・・が、調べてみると緑茶には消臭効果もあるが、一方で唾液を減らし利尿作用もあるカフェインも含まれているので結果として口の中が乾燥して口臭の原因になる事もあるそうだ。というか、カフェインそのものが舌に貼り付いて口臭の元になる事も。コーヒーはさらに口腔内を酸化させるので口臭を引き起こしやすい環境作りに一役買うそうな。

 (う~ん…確かに四六時中お茶やコーヒー飲んでいるが)

それから、口臭について書かれているサイトにはこんな記述もあった。

 《舌位が低い》

>舌の正しい位置は上顎についている状態です。そのため舌苔ができる位置は常に上顎とすれて、汚れが落とされています。受け口や口呼吸で舌位が低い人は、擦れて汚れが落とされないために、舌苔がつきやすくなります。


 (う~む…)

僕は歯の噛みあわせが悪い、一般的に言う「受け口」である。

 (なるほど、言われてみると色々心当たりがあるな)

そうして、鏡で自分の舌を確認してみると確かにいろんなサイトで言われている通り僕の舌は白っぽかった。これは「舌苔」というものが付着している状態らしく、細胞の角質が多くできそこに細菌などが溜まって白く見えているのだそうで、口臭の要因と考えられているようだ。

 (これを取れば少しは良くなるのかね…?)

ここは一丁、色々なサイトに書かれているようにまずは「舌ブラシ」というのを試してみるべきなのかもしれない。

そういえば、以前歯石を取る際にも書き込んでくれた方がいるのだが、彼のコメントにもそんな事が書かれていたっけ。

歯医者ネタなら書き込まずにいられないなw
虫歯は初期なら大体コンポジットレジンという乳白色の物質に光を当てて固める処置で治ります。
銀歯にならないのなら、かなり初期の段階だったようですね。何より(*´∀`)

 

歯石は本当に定期的に取ってくださいね♪
最近の抜歯理由のほとんどは歯周病です。
歯石をこまめに取って、ケアしておけばあまり恐れることはありませんよ。
また口臭が気になるようでしたら、舌ブラシなどもお勧めしておきますね!   
       投稿: 緋色 | 2015年6月 9日 (火) 11時02分


この緋色先生、現役の歯医者さんで歯石のときも初期にアドバイスをくれたんだけど、結局それを実行に移したのは三年後だったw 

 (人がくれるアドバイスって大体正しいんだよなぁ(´・ω・`))

いつだって僕は時間が経ってからそれを思い反省する事になる…。今回はアドバイスを頂いてから三ヶ月なので…まあ、進歩してるのかな^^;

5

 (おう!)

てなわけで早速買って、舌をブラッシング。たまに歯ブラシのついでに舌をそのままゴシゴシやっていたが、どうやらあれはよくないらしい。この舌ブラシの形状を見るとそれがよーくわかる。

 「おえっ('A`)」

使ってみると若干えづいたが、取れる取れる色々取れる。気持ち悪いくらい気持ち悪くて気持ち悪い。

 「おえっ('A`)」

にほいを嗅いだら納得の臭さ。死間ブラ…いや、歯間ブラシにこびりついた臭い程ではないものの、絶妙な不快感。どこかで感じた加齢の旋律。きっと、これが、死の臭い。

 (しかし舌ブラシは根本的な解決ではないんだよな…)

これを書いてる現在、無意識に五杯ほど飲んでいたが僕はきっとお茶は生涯手放す事はできないだろう。一生ビールは飲めなくてもいいけどお茶は無理だ。

同じ嗜好品でもヤツとは違う、頼むから一緒にしないでくれと誇りのようなものすら持って生きては来たが、何の事はない。臭いで迷惑をかけるのであれば、それは僕が毛嫌いしている煙草となんらやってる事が変わりないではないか…

しゃあないからしばらくはお茶やコーヒーを飲んだ後に水なりお湯なりを飲んで水分補給に努め口腔内環境の改善を図るしかないが、しかしお茶を飲むためにさらに水分を補給しなきゃならないってのも何だか変な話だな。

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2015年6月 8日 (月)

6/8  さよなら?ドブ臭加齢臭

喉元過ぎれば何とやら。

そういう言葉があるけれど、まさしく今回のはソレだ。あの瞬間の恐怖と感動を忘れたわけではないけれど…面倒臭さは全てにおいてそれらを凌駕する。

何の話かと言えば、歯石取りの話である!


初めて歯石を意識したのは2012年の3月。それまで僕は歯石と言うものの存在は知ってはいたのだが、それがどういう類のものかは知らず… 強いて言うなら『芸能人は歯が命!』のアレを想像していた(例えに歳を感じるねw)。つまり、歯のホワイトニングとかそういうのを想像していたわけだ。

と言うのも、僕の麻雀のお師匠様が根がスタイリストなのでそういう事に余念がなく、よく話を聞かされていた背景がある。キラリと光るその歯が見た目以上に清潔感が違うのは僕でもわかったので興味を持っていたのだが、、、

ある時、食事中に歯が剥がれた。

正確には歯としか思えない「物質」が歯の裏側から剥がれていくのを感じ盛大に焦ったのだが、調べてみるとそれが歯石であった。これまでの人生で溜まりこびりついた巨大な歯石が…まるで歯と間違うぐらいのサイズの歯石がボロっと剥がれ落ちたのである。

 (これが歯石なのか!!)

ここでようやく僕は歯石取りの本来の意味を知る事になるのだが、当時の恐怖と感動はそのとき書いたブログを読んで感じていただきたい

結句、そこで偉そうに「今までこの手の事に無頓着だった人は一度歯医者に行く事を強くお勧めする。」などと締めており…

当の本人がそれから丸三年、ついぞ歯医者に行っていなかったわけだからとんだお笑い種である。熱っぽく語ったくせにこれだ。僕は本当にこういうのが多くて時折恥ずかしくなる('A`)

ただ言い訳させて貰うと、僕はあのあと二度引っ越していて、歯医者は結構腕の違いがあるそうなので出来ればいいところに通うべきと考えていた。つまり、地元で評判のいいところを知る必要があったのだが… その「地元」の情報が集められず難儀している内に気付けば時間だけが経ってしまったのだ。

しかしようやく根無し草にも落ち着く場所が出来て…そして今いる場所は妻のホームグラウンドである!歯医者の情報も当然あって、いよいよ重い腰を上げるときが来たのだ。

…ちなみに整骨院探しも今回と全く同じ思考・経緯である。基本旅などは行き当たりばったりを好むくせに、こと自分の身体の事になると途端にコレだから不思議なものですね。


 (ほー。いいじゃないか)

紹介され訪れた歯医者。絵に描いたような歯医者。白くて清潔感ある、歯医者の中の歯医者。

ちなみに僕はこれまで虫歯になった事がなく、歯医者に入るのは二度目である。一度目は矯正の相談で訪れただけなので治療となると初めてだ。

 (おー!ほんとに「あの」ドリルみたいのあるんだw)

なんだかんだでテンションがあがる。

今回、歯石取りに来たもののせっかくの歯医者という事もあり、色々と検診もしてもらう事にした。ぶっちゃけると今回歯石取りをしようと改めて決意したのにはある原因があって…

 (なにこれ!?くっさ!!!!)

少し前から歯間ブラシなるものを使っているのだけど、ある場所にソレを使った際に猛烈な…文字通り鼻がひん曲がりそうな悪臭がこびりついているのだ。ドブ臭いとか排水溝の匂いとか、うん○臭いとか… 総括すると、おじいちゃんの匂い=加齢臭のようなアレ。

検索するとわかると思うんだけど、これは歯のケアをしていない人だと結構な確率で遭遇するらしい。一説には歯周病で下がった歯茎部分に、解けた歯や喰いカスなどが腐ったものが溜まっているそうなのだが…これが本当に臭い。臭いんだけど癖になる臭さというか、とにかく臭すぎて笑えてくるレベルの匂い。決して大げさに言ってるわけじゃない。

 (どげんかせんといかん!)

歯周病ならまだ何とかなるかもしれないという思いもあって、今回歯医者に来ているのだ。無論歯石そのものも臭いの原因になる事があるみたいだし、とにかくやらねばならん。妻が最近冷たいのもそのせいかもしれん!!

などと、ここに来た経緯を赤裸々に語りカウンセリングを経て、例のドリルにいよいよ座る。

 「上から…まる、・・・ん~2、3、まる。ん~…」

 (この数字は何だろ?)

医者が歯を見て読み上げる。昔、小学生の頃に定期健診中こんな感じで歯を見て数字をつらつら並べている場面があったが、この数字が持つ意味は未だにわからない。多分「まる」は文字通り良くて、数字が大きくなるほど悪いのか?

 「ん~、3から6番…まる、ん??C・・・1?いや、C2にしといて」
 「!?」

そして今回、驚く事に「虫歯」が発見された。お茶を366日飲んでいる僕が虫歯になるとは夢にも思わなかったが、虫歯らしきものがついに発見されてしまった(´;ω;`)

 「一応、レントゲン取りますね」
 「レントゲン!?」

昔がどうだったかわらないけど、虫歯を調べるためにレントゲン取るのですね。なんか意外だ。

 「ん~。虫歯っちゃ~虫歯ですけど、全然浅いですね」
 「浅い??」
 「ええ、普通はもっと歯が抉られてるんですけど、うみさんのはほら…浅い」
 「ほんとだ」
 「これなら簡単な治療で済みますよ~」

そう言って、レントゲン写真を見せてくれる医師。歯の拡大表示だったが、なるほど言わんとしている事はわかる。

その時、傍にあったもう一枚の全体写真が目に入った。

 「ひィっっ!!!??」
Photo

見た瞬間に全身に粟が立った。

世には「蓮コラ」というググってはいけないジャンルがあるのだけど、僕はあれが大の苦手で… そして蓮コラではないが、『乳歯 レントゲン』で検索すると幼児の頭蓋骨のレントゲン写真が出てくるのだが、それは乳歯の『上』に永久歯がスタンバっていて… まさしく歯が装填されているという表現が正しいのだが諸兄らはその画像を見た事があるだろうか?(超キモいので閲覧注意ね)。あれのキモさは蓮コラに通ずるものがある。

僕は以前、何の気なしにそれを見てしまい微妙なトラウマになっている。本当に気持ち悪くて思い出すだけで鳥肌が立つぐらいだ。

このレントゲン写真、左下にポツンと見える歯のようなものを見た際にまさしくそれを連想してしまった。

 「ちょっ、何ですか!?この左下の歯みたいなの」
 「あー、親知らずですね」
 「親知らずって、僕右側に生えてるはずですけど??」
 「ええ、だからこれは生えてこなかったのがそのまま埋まってるんです」

Tonegawa2_3

 *実際には「ざわ…」ではなく「ぞわ…」

自分の中にこんなのが埋まってると知っただけで、鳥肌が止まらない。これを書いている今だってそう。もう生えてくることもないし、まっっったく影響がないものだと言われても、自分のアゴ骨の中にこんなのが内蔵されてると思い出すたびに全身に粟が立つ。出来る事なら手術で取り出したいぐらいだ。

 「歯周病もまだ大丈夫そうですし、虫歯は次回治して、今回は歯石とっちゃいましょ~」

当然医者はそんな僕の心中など知る由もないが。


さて、前置きが長くなったがいよいよ歯石取りだ。と言っても何も特別な事はなく、普通に高圧の水を噴射して歯石を削り取るだけの作業。youtubeなどで検索すれば普通にこれらの動画は出てくるが、あれを淡々とやるだけ。

…なのだが、

 (うおおおおお!すげー!!!なにこれ!!歯がスッカスカ!!!)

施術中、何度も口を濯ぎその度に舌で歯をつっつく。どんどん歯の裏側の溝が深くなっていく様は感動ものだ。

その溝の鋭利さ…イメージとしてはそう、こんな感じか。

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次点で恐竜のひっかき傷かね。それぐらい本当に綺麗に『抉り取られた』という感想で、元々こうだったとしても感覚はどうしても「抉り取られた」としか思えない。初めて歯石が剥がれた時もそうだったが、その懐かしくも新しい感触は飽きる事なく、ひたすら舌で側溝をなぞっているとしだいにヒリヒリしてくる程である。改めて歯が鋭利なものだと感じずにはいられない。

 (ただちょっとスースーするな^^;)

心なしか、城壁が崩れたような… 剥き出しになった歯は言うなれば棒倒しの土台の砂が根こそぎ削り取られたような感覚で不安になったりもするが、これが本来の姿である。

 「今回歯石を取った事で歯茎が炎症を起こす事もあるかもしれませんが、しばらくすれば却って強くなると思います。これから年に数回は歯石を取って歯周病予防に努めれば老後も安心ですよ!」

心強い医者の言葉、それから心地よすぎる舌触りを受け僕は大満足で歯医者を後にした。と、言うわけで…今ここにもう一度謳おう!

今までこの手の事に無頓着だった人は一度歯医者に行く事を強くお勧めする、と。

面倒だったらとりあえず歯間ブラシを使ってみて臭いを嗅ぐところからスタートしてもいいかもしれない。それぐらい衝撃的な臭さだから…

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