2013年8月24日 (土)

8/24  親愛なる隣人達

台所で違和感を感じ視線を上げると、大きな蜘蛛が宙ぶらりんとこんにちわ。

 (おお…なんだよおどかすなよ)

これがゴキブリだったり蛾だったり、とにかく蜘蛛以外だったら相当慌てたと思うんだけど、虫が超がつくほど苦手な僕でも蜘蛛だけはなぜか挨拶する余裕がある。

さすがに床を這ってたら変な声を上げながら飛び上がっちゃうんだろうけど、とにかく宙ぶらりんの間は糸の張られた範囲でしか動かないという安心感みたいものがあるんだと思う。この蜘蛛の他の生物と一線を画す安心設計が、いい。

また、そうじゃなくても僕は蜘蛛に多少なりの親近感を抱いていて、まー極度のスパイディ好きってのもあるんだろうけど、彼と知り合う遥か昔から僕は蜘蛛に敬意を払って生きてきたつもりだ。

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家蜘蛛だっけ?確か殺すと罰が当たるという教え。幼い頃、母方の実家の屋敷に現れた大きな蜘蛛を見て祖母がそう言ったのが今でも心に染み付いている。

また、古来よりこの国には蜘蛛に関する様々な言い伝え、格言があったりとなかなかに彼らは特別視されている。その相貌から神の使いだなんだの言われているし、単にゴキ等を殲滅する益虫故のよいしょとも言われているし…まあそれら色々な思い込みにも似たゲン担ぎみたいなものもあり、僕は結果として蜘蛛に少々の敬意と親近感を抱くに至ったわけだ。

 (おい…蜘蛛よ)

ところで、先も述べたように蜘蛛のいいところは何よりも謙虚な姿勢にあると思っている。挑むようにぶんぶん飛び回る蠅とは違い、殺し屋の如く突っ込んでくる黒いあん畜生とも違い、蜘蛛はとりあえず話は聞いてやるというスタンスを頑なに守り、そうして根気良く説得を続けるとそっと引き下がってくれる素晴らしい生き物だ。

 (なあ蜘蛛よ。そこに糸を張ってもお互いいい事ねーんだわ。な、ここは一つ、俺の顔を立ててさ)

 (う~む…じゃあ仕方ないな)

スーッと。今回も五分ぐらい心の中で訴え続けたらやれやれと糸を引いてくれた。この糸を引く動作も、僕をおびえさせないようゆっくりゆっくりと…いやはや、こういう心遣いの出来る男になりたいものだね。今のところ宙ぶらりんな部分しか学べていないし。

それから、これを書いてて思ったのだが考えてみるとここ数年、恐らくは静岡を出てからまだ一度も部屋でGの姿を見ていない気がする。外ではたまに見かけるので最近の屋内消毒ってすごいんだなと思っていたけど、果たしてそれだけだろうか?

まさか蜘蛛の暗躍だけの結果とも思えないし、さすがにここまで急に見なくなると快適さよりも不気味さの方が大きいが…さて?

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2013年3月 4日 (月)

3/4  魚、転勤決まったってよ

以前よりまことしやかに噂されていた「魚君の転勤」だが、退去まで残り一ヶ月を切った先日、それはあまりにも突然の宣告だった。

 「この部屋、今月一杯だから」
 「はぁ!?」
 「ちなみに、四月からこの部屋には新入社員が入る事になってるから」

余りにも有無を言わせぬ物言いに、言いたい事もたくさんあったがそもそもこの部屋は魚君が会社から住宅補助を受けている物件である。いつかこういう日が来るとはわかっていたが、生活費の安さというニンジンで不満を押し込めていたにすぎない。

 「転勤先は?」
 「蒲田周辺」

なるほど、確かそこはパチンコホールの密集する日本でも一二を荒らそう激戦区と聞いた事がある魅力的な土地だが、しかしだからと言って次も一緒に住もうという話にはならないと思う。

先のホモ疑惑もそうだし…何よりも、いい加減限界なのだ。イビキに風呂の入れっぱなしに、なによりもその散らけっぷりに。

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参考までに見てもらいたいのだが、左が魚君のスペース。右が僕のスペース。

 (…さすがに酷くないか?)

鼻をかんだティッシュはそのまま床にポイ捨てされており、飲み干したペットボトルもそのまま。夕食のカップラーメンも容器をそのままで僕としてはもはやゴミ屋敷という言葉しか思い浮かばない。A型人間なので正直いつもムカムカしている。

僕はいつか来るであろう魚君の結婚式にて、ここらへんの写真を流してやろうと撮り溜めている。いや、その前に結婚を決めかねている嫁さんに見せてやらなきゃ。

僕のスペースにしたってそれこそ綺麗とは言いがたい状況だが…しかし、部屋が狭すぎるのだ。男二人で1Kはやっぱり無理があるし、生活してしまえば何とかなるにしても、次もまたこれをやれと言われるとさすがにしんどい。

 『で、どうすんだ?』

果たしてヤツにだって僕に不満はあるのだろうが、そのせいかどうかは知らないが転勤話が出てもお互いこういう会話にはならなかった。それが答えだろう。いい機会なのだろう。

開放的なオナニーを求め、僕は部屋を探しに行くことを決意した。

 (それにしたってどこにすべきか…?)

普通は考えるまでもなく仕事場の周辺という事になるのだろうが、僕の場合は今の段階で特にそこを気にする必要はない。せいぜい都内へのアクセスが悪くない程度に・・・と、今の場所より悪いという事はそうそうないので気にしなくていいだろう。

次にやっぱり当面の生活を考えてもホール状況の良し悪しは考えたい。いずれ辞めるつもりと言ってもニートの「いずれ」は長いものだ。となれば勝手知ったる今の地域周辺という手もある。例えばパチンコを打つと考えた場合、周辺ホールを知ってるか否かと言うのは非常に大きい。特にイベントを大々的に告知できなくなった昨今、「過去のイベント日」に暗黙の了解的に継続して隠れイベントをやる事が多いため、それを知らない未開の地に行くのは今からだとリスキーすぎるだろう。

しかし、正直しがみ付くほど今の地域に魅力を感じないのもまた事実。せっかくなので遠くへ行きたい。

候補地としては以前住んでた場所に戻るか、行ったことのある場所でダーツの旅。はたまたホールの密集した激戦区…

 (!!)

ここで蒲田周辺などを選ぶと今度こそマジでホモだと疑われそうだな^^;とにかく、時期が悪すぎるがしばらく歩き回って新しいヤサを探さねば…

案外この選択が今後の人生を左右しかねないが、慎重に考えたくても時間が無いんだよな。今まで腐るほど考える時間があった僕が言うのもナンだけど。

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2009年7月11日 (土)

7/11  決戦、第三茅ヶ崎市

同棲すると今まで知らなかった、いや、気付けなかった相手の嫌なところが見えてきて、結果別れてしまった・・・そんなカップルの話はよく耳にする。

考えてみれば、かれこれ魚君との付き合いは七年近くになるのだが、今まで喧嘩らしい喧嘩の一つも彼とはしたことがない。男の友情は拳で築き上げるものとは昔、誰か熱い人が言っていたけどその論法でいくと僕らは大丈夫なのだろうか?

 「部屋決まったよー」

魚先生がつい先日、こうメールをしてきた。同居人である私の意見を聞かずに部屋を決めてきたのにはワケがあって、彼の会社の方であらかじめ部屋を2~3ピックアップしてあったそうな。独身男性は一律間取りは1K。これは決まりらしいから仕方が無い。本音を言えば2Kとか2DKの部屋で楽しくルームシェアをしたかったけれど、今更どうこう言っても仕方が無いしね('A`)駄目ならその時考えればいい。とりあえず住宅補助があるならそれを使わない手はないわけで・・・。

家賃を浮かせたい私と、生活費を浮かせたい魚君。

双方の利害が一致するのだから、これでいいのだ。きっと、おそらく。大の男二人が1Kの間取りで共同生活する姿というのはどうにも想像つかないが、肴とならうまくやれる。確信はないけどそう思う。それに、夜型の私と昼型の魚君。同じ部屋を使っても案外一緒にいる時間は少なかったりもするし、きっとなんとかなるだろう・・・。

そう言い聞かせる。

開放的なオナ○ーは出来なくなるけど、

親友のいる生活 priceless

お金で買えない価値がある。浮いたお金は桃キュンソードへ。
多分来週引越します。


堕落blog 第三章 ~禁断の愛編~ お楽しみに!

この次もサービスしちゃうわよん♪

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2009年2月 9日 (月)

2/8  騒音から始まる恋もある

最近、隣人の様子がおかしい。

23時を過ぎて動き出す洗濯機。昼夜を問わず伝わる足音の重低音。この世の怒りを全てぶつけてるのではないかというドアの開け閉め。その全てが鬱陶しい。

深夜の洗濯機はもはや論外として、ドアの開け閉めと足音だけは本当に何とかして欲しいものだ。くつろぐはずの我が家なんだから、忍び足でソロ~っと歩けなんて言う権利は私には無いけれど、さすがに少しは気にしてください。あなたの足には踵しか無いのですかと、さすがにドタドタドタドタ、悪意の篭った騒音と形容したくなるような煩さが毎日続けば私だって毒を吐きたくもなる。ドアだって、わかるだろ?

しかしながら、隣人は引っ越した当初から煩い人ではあったけどここまで酷くは無かった。それに、ここ数ヶ月はその煩さが全く鳴りを潜めていたというのに、急にこの一週間ぐらいで変わってしまったのがとても気になる。

けして大袈裟ではなく人が変わってしまったかのような、そんな印象すら受ける。

そのあまりの変わりっぷりに心配になってきた。もしかしたら仕事がうまく行ってないのかな?それとも恋人と何かあったのだろうか?相談に乗ってやりたくさえなってきた。

今宵もまた、23時に洗濯機が動き出す。

もしやこれは、私の気を引くためのアピールではなかろうか?心配になった私がベランダを越えて部屋へやってくるのを待ってるのではなかろうか?


魚君に電話で相談してみたら、思いっきり壁を叩かれた。

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