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2012年5月30日 (水)

5/30  面白うてやがて悲しきメンバー業

 『客はメンバーに何を求めているのだろうか?』

先の客ブチ切れ事件で僕が感じた事なのだが、思えば雀荘でメンバーのバイトを始めてからというもの、他の雀荘に行ってもその店のメンバーに対しどこか客目線というよりはメンバー目線でその対応を見るようになった気がする。

 (大変だなぁ、モロヒも打てないこんな世の中じゃ…)

これは別段メンバーだからというわけではなく、どの職業に就いていてもきっと同様の事が言えるのだと思う。料理人が他店の料理を気にするように。とりわけサービス業なんかはその傾向が強いのだろう。

だからと言う訳ではないが、今は自分が客としてメンバーに何を求めていたかをすっかり忘れてしまった。

他の雀荘へ行っても、同業者に対してはどうしても同情票を投じたくなるというか、採点が甘くなるというか…舞台裏を知ってるだけに、その苦労を分かってあげたくなる場面というものが多い。

賞味な話、今の僕はメンバーさんに「不快にならない程度の接客」、それ以上の事は何も望んでいない状況なのだ。

 (これではイカンなぁ。同じ失敗を繰り返さないためにも、どれ、久々に客目線を意識して行ってみるかね)

そんなわけで、久々に一人でどこか適当な雀荘に入ってみる事とした。もちろん偽名で

 「いらっしゃいませー」
 「どもども」
 「あの…当店はお初めてで??」
 「いや、二年ぐらい前に… 」
 「あっ、そうでしたか。失礼しました^^お名前お伺いしてよろしいでしょうか?」
 「・・・あっ、はい…」

 (なんだっけ?)

二年前に確かにこの店に来ていたのだけど、そういえば何と名乗っていたかを思い出せない。僕は雀荘で本名を名乗る事が滅多になく、大体が知る人ぞ知る麻雀漫画のサブキャラの名をその時の気分で名乗っているんだけれど、しかしその数が多すぎて思い出せない。

 (う~ん…確か)

 「稲垣…です」
  「はい、稲垣様ですね!当店のスタンプカードとかはお持ちで…?」
 「あっ、はい…確か…」

そうして、カード入れを探るとお目当てのカードが出てきたのだけれど、氏名欄には違うキャラの名前が刻まれていた。アウチ!

 (しまった!!稲垣名誉八段じゃなくて京都の小林の方だったか!!)

慌ててカードを隠すも…

 「あっ、今のウチのカードですよ^^」

目聡くも見逃さない店員A。くっ、てめえ…空気を読めや。

 
「いやあ、はは。結婚して苗字が変わりまして」
  「へー」

おかげでこんなこっ恥ずかしい言い訳をする羽目になっちまったじゃねーか!!いつの間に俺は婿養子になっちまってんだぃ!!!

 1・客はメンバーに空気を読む事を期待している

さて、気を取り直して卓につくと別の店員が本走に入るらしい。うむ。別にどっちでもいいが、トラブルが起きた際なんかは店員が実際に目の前で状況を見ていてくれたほうが面倒がなくていいからなぁ。…って、お!これもメンバーの求められてる事だな。

 2.客はメンバーのぬくもりを求めてる

実際、それだけに飽き足らず、メンバーはおとなしくしておけ!とか、メンバーは汚い仕掛けをするな!とかいう時代錯誤も甚だしい輩が未だ数多く存在するのだが、それはさすがに僕がメンバー目線での贔屓目に見るわけではなく、一人の人間としてそんな事は求めていないと、また、求めるべきではないと声を大にして否定したい。メンバーは卓についたらもはや一人の客として扱うぐらいの態度でも全然問題は無いと思う。まあそれはさすがに論理的に無理だとしても、打ち方に注文をつけるなんて持っての他だ。第一そんなんで勝って嬉しいのだろうか?既にそれは麻雀とは別の遊戯になるという事をわかっているのだろうか?

個人的には手を抜かれる方がよっぽど不快なんだけどね。

 「リーチです」

 (っと)

ここでメンバーさんが徐にツモ切りリーチを繰り出した。宣言牌は六筒。メンバーさんが二萬を手出ししつつもリーチを自重した一巡の関連牌としては、無筋の八索が出たことと、僕が河に三枚目となる五萬をツモ切りしたぐらいだ。果たして何が彼にリーチを決断させるキッカケとなったのやら…

 (これでカン三筒とかだったら笑っちゃ…)

 「ロンです!」

一萬二萬三萬三筒三筒五筒六筒七筒二索三索四索八索八索  ロン三筒ドラ一萬

 (ってマジかよ(;^ω^)…)

まるで安全牌を切り出すかのような速度で隣のおっちゃんが当たり牌を放出した。

 「「ぎょえー!!あるの!?」」

叫ぶおっちゃん。

 (あるの!?じゃねえよ!!!)

というか、出す方も出す方だが、曲げる方も曲げる方だ。和了連荘の店なので、百歩譲ってファーストテンパイで曲げないのは理解も出来よう。しかし、だ。

 (な、なんなんだそのツモ切りリーチは^^;)

ツモ切りリーチを見ればある程度その人のレベルがわかるとは、現代麻雀における一般常識のようなものである。即リーの有効性が叫ばれる昨今。それほどツモ切りリーチというのはセオリックに打った際に使われる状況が限られるものなのだ。

一番一般的な理由として、場況に変化があったからという例が挙げられる。カンドラが増えたから、壁が出来たから、手牌変化の目が消えた…若しくは薄くなったから、筋に掛かったから、etc…しかしこれらは一般的だが、それゆえ読みの材料にされやすい。また、せっかく先制リーチが打てる場面にも関わらず、リーチを打たずに相手の手を自由に進めさせてしまっているという点においてもそのヌルさが指摘されよう。余程特別な事情でも無い限り意味の薄いツモ切りリーチを打つ奴はデジタルアウツと言われても仕方が無いのだ!

ちなみに、ツモ切りリーチにはその他にこのような理由が考えられる。

  ・ダマにする理由が無くなったから(親リーが入ったとかね)
 ・相手の手が短くなったのを見計らって(愚形が多い)
  ・モロヒッカケが目立つから一巡おきました(お、おう…)
 ・同順当たり牌が出たからノーマークだろう!!(お、おおう…)
 ・一発消しを避けてみました(先生っ!!!)
  ・何順か我慢したけどもう限界です(よく我慢したね!)

あくまでこれらは「セオリック」に打った場合に限るわけで、意味も無くツモ切りリーチを掛けるおっちゃんという種族は今も存在する。(例でいうなら最後の我慢の限界というやつ)。舐めてかかると何でそれでツモ切りリーチ??みたいな手にぶつかる事もあるのだけれど、そういう意味でもツモ切りリーチには「人読み」も重要なファクターとなる。

上手い人なんかはこのツモ切りリーチの特性を逆手に取って、その理由を考えてくれる人を狙ってワザとツモ切りリーチをしたりもするんだけど、それにしたってその間のロスで失うものとの天秤にかける程の効果があるかと言えば怪しいものだ。

話を戻そう。今回メンバーさんが掛けたリーチを見て僕は愕然とした。

長ったらしく説明した通り、ツモ切りリーチ一つ取っても相手が何を考えてそういう行動を取ったのかがこれだけ想像できるのだ。僕にはこのメンバーさんがタイミング的にも、どうしても聞くに耐えない理由でツモ切りリーチを掛けたようにしか見えなかった。

また、「当然出るよね」と、そう言わんばかりのドヤ顔にコーヒーを噴出しそうになる。

 (…おうおうおう!)

ここで僕は知った。少なくとも僕はメンバーに対し「ある程度の麻雀」とやらを求めている事を知った。この考えが普遍的であるかどうはわからないが…

 3.客はメンバーにある程度の麻雀技術を求めている

 (しかしアレだな…)

こう考えると、どこまでが「ある程度の麻雀」なのかという議論が湧き出る。僕にとってのある程度の麻雀とは最低限のデジタル打法を指すのだけれど、果たして他のお客さんは… 例えばこの間ブチ切れたお客さんなんかはどうだったのだろう?

「ある程度の麻雀」というのは、個人によって、また時代の流れによって変わってくる。メンバーのモロ引っ掛けリーチを未だに悪だと疑わない人間もいるし、実際にそれを禁止している大手チェーンだってあるぐらいだ。僕からすれば笑い話なのだが、それぐらいここ数年で急激に麻雀のセオリーが変わりつつある。そこに意識のズレが生じているのは紛れもない事実である。

最近のセオリーとなりつつある乞食麻雀だって、受け入れた人間からすれば当然でも、見る人によっちゃあそれこそ「見るに耐えない」麻雀なのだろう。

残念ながら、強い麻雀と面白い麻雀というのを両立させられる人間はほとんどいない。結果を求めるか過程を求めるかでまた道中にズレが生じる。

そういえば某団体のトッププロが超デジタル打法の若手に対してこんな事を言って大問題になっていたっけ。

あとの3人はこの2人に比べたらまだまだ甘い。仕掛けも多く隙がある麻雀なので問題にならないだろう。とにかくプロとして品のある麻雀を打ってもらいたい。チー、ポンが激しいのは見ていられないから、そんな品のない打ち方はつまらない。


うーん。難しい。贔屓目に見ているはずの僕でさえ、ちょっとした事でここまで思うのだ。不快になるならないは別にして、思うところはたくさんある。
 
 『客はメンバーに何を求めているのだろうか?』

この冒頭のセリフ。これだけ聞くとなんと殊勝な心持ちかと賞賛されかねないが、実際この言葉の裏には

 『客はメンバーにどこまで求めてんねん』

という皮肉が混じっている。メンバーの苦労を知ってる僕ですらコレなのだ。多分あと数十数百は下らない要望、意見がそれぞれお客さんの胸の内にある事だろう。その全てに応えられるなら、既にどこかの五つ星ホテルで働いている。

その昔、メンバー業を男芸者と例えた人がいた。なるほど、言いえて妙である。風刺的な響きがいい。

メンバーの難しいところは、芸者をやりながら選手をやらなければならない点に尽きる。この矛盾する仕事内容に於いて、万人を満足させる事など果たして可能なんだろうか?

 (ある意味極めようとしたら相当難易度高い職業だよな('A`)…)

今更ながら、実感を持ってこの職種がサービス業なんだという事を知る。店長の言葉が胸に染みる。今はまだ答えが出せないけれど、バイトを続けるうちは意識しつづけよう。

とりあえずは、明らかに偽名だろって思っても黙っている所から始めるかな。麻雀の内容に関しては、時代の流れに期待するしかあるまい。

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2012年5月28日 (月)

5/28  愚痴part2854

33玉23/k、アタッカー普通スルー良好なエヴァ7を二日打って貯玉が23000発無くなった。なんだよ初当たり確率1/720ちょいって('A`)エヴァシリーズは本当に不思議なくらい相性が悪い。

33玉29/k、アタッカー110秒台でサポ中1回転で1.5個増えぐらいのカイジ2兵頭を一日ぶん回して負けた。翌日26/kに落ちるも頑張ってまた負け。昼前に一万発持ってたのがほぼストレートで飲まれるとは思わなかった。これは甘デジなんかじゃない。

この間の北斗も全然足りてないし、外から見えるパチで安定させようと思った今週だけで20万以上足りてない。これで今年に入ってこのレベルの不ヅキは四回目だ。しかし逆のパターンはと言えばゼロ。おかしいだろ。MAX機だってそこそこ打つのに最近三万発以上流せた記憶が『全く』ない。恐ろしいまでに悪いほうにしか偏らない。

それはスロの天井狙いにも顕著に出ていて、当たり前のように天井前ボーナスのオンパレード。最近だけでも、ギアスにモンハンに北斗で天井直前カスボーナスを五回連続で喰らってお冠状態。天井到達率の低さが常軌を逸している。加えて奇跡的に天井に行っても爆発など望むべくも無く…。つーか未だにエヴァ真実でビーストモードの完走が一度も無いんだけれど(バケ70回強で)、未だにモンキーターンで究極目を一度しか引けてないんだけれど(15万回転以上回して)。

そしてそれに見合う反動があるかと問われたら全くないんだけれど('A`) ←ここ重要

いい加減思うのだが、そろそろ現役で日本でトップ10に入るレベルで引きが弱い段階にまで入ってきている気がする。いるのだろうか、僕よりも恒常的にヒキが弱くて見返りも無い人間。いるのだろうか、この六年で僕より欠損の多い人間。あまり大げさな事は言いたくないんだけど、客観的に見てここまで酷い人間はそういないと思う。

一日で4000ハマリしました!だの、一日で150k負けましただの、そういう鉈でスパっとやるような豪快さこそないものの、エヴァの6で2000枚しか出ませんでした…だの、STが19連続でスルーしましただのといった、真綿でじわじわと首を絞めるような日々の数字が少しずつ、少しずつ…でも確実に足りない毎日。

派手さこそないものの、確実に仕事をこなすバント職人のような、そんな優秀な死神が僕のパートナー!

結果として、これが一番性質が悪い。

勝てるか勝てないかと言ったら、なんとか勝てる。しかし、足りない。塵も積もればで気付けば恐ろしい額の損害が膨れ上がっている。例えるならば、そう。僕だけ消費税を109%ぐらいで払っている感覚だ。それでいて魚君は免税。ファックユー、この憤りがわかるだろうか?

わかって貰えるとも思わないし、なら辞めろよって意見が至極最もだとはわかっている。しかし、しかしだ。過剰に消費税を払い続けてきた人間がそれに気付いたとして、果たして泣き寝入りをすると思えるだろうか?

 (・・・・・・・ん)

消費税に例えたのは我ながら良かったなと思うんだけど、すると証明が出来ないという点でやはり泣き寝入りするしかないな。

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2012年5月24日 (木)

5/24  考えの相違

 「コンビ打ちしてんじゃねーよ!!!」

そう言い残し、マジキレして帰っていったお客様。明け方、メンバースリー入りで打っていた際の出来事なのだけど、残された我々はポカーンと口を開けているしかなかった。

その日、そのお客様は相当調子が悪かった。確か、十何戦かして一度もトップを取れずに結構な金額をイカれた事かと思う。加えて、ようやくトップを取れそうだというオーラス、メンバー同士での点棒の横移動でトップが逆転してしまったのが爆発の引き金となってしまったのかもしれない。

そうして迎えた次戦の東2局。お客様の早い親リー。

東西七萬七萬五萬横   ドラ六萬

 「あー、っざっけんなよもうw」

バシッ!!苦笑いしながら一発目にドラの六萬を叩き切った。

 「今日は何やっても駄目な日なんだなぁw」

その時点ではこの後、まさかあんなにキレるなんていう予兆を一切見せていない、むしろこの段階でまだ笑ってられる盆面の良さを賞賛したい気持ちさえあったというのに…

 (気持ちのいいぐらい清清しい男やで!!)

僕は笑顔を作りながら相槌とドラを打った。

「チー!」

六萬横五萬七萬

すると、下家に座るチーフがカンチャン形でドラを鳴く。どうやら行く気があるらしい。

 「うーん」

それを受けた対面のメンバーは切る牌が無いらしく、小考の末に後筋の三萬をそっと置いた。…通し。親はそのまま字をツモ切り。

 (さて、と)

僕はその時ドラをトイツ(二枚)で持っていたのだが、下家が行く気であるならばトイツ落しで鳴かせると心証があまりよろしくなかろう。ただでさえ前回オーラスで横移動させてしまったのは他でもない自分。そして僕はこのお客さんをどちらかと言えば好きなほうで、むしろ少しぐらい勝ってもらいたいと思ってる程なのだ。罪滅ぼしというわけではないが、ここで下家にバンバン鳴かせて親リーを潰すのは本意ではない。

とは言え、こちらも切る牌がそんなに豊富に揃っているわけでもないので鳴かれるのを覚悟で何かしらの現物を切るしかないが…

 (○○さん、鳴かれたらスマンぜよ…)

それでも四萬五萬五萬七萬からのドラ六萬鳴きを警戒し、とりあえず三萬を先に切る。

 「チー!」

 (やはり!!)

下家のチーフが逡巡の末鳴きを入れ、無筋の牌をバシっと切った。勝負手なのだろうか?ならばドラを鳴かせたら顰蹙ものだったし、先に三萬から切って良かった。

 (こういう細かなケアが大事なんやで…って、アレ??)

三萬横二萬四萬

 (なんと!)

晒された牌はまたもカンチャン形。どうもドラを切っていれば鳴かれていなかったようだがそんな事わかるかい!あの時点で最もベストな打牌をしたという自負があるので全く気にしていなかったが、お客様からどう映ったかと言われればそれは本人にしかわかるまい…

 「ロン!」

三萬を鳴かせたのと同順にそのまま決着がついた。

一萬一萬二索三索四索三筒四筒 チー三萬横二萬四萬 チー六萬横五萬七萬  ロン二筒

親のツモ切り牌が見事に片和了三色にストライクの二千点。開かれた手牌を見て驚いたが、どうもチーフも僕と同じくむしろヌルめに打っての望外の結末だったようだ。

…そうでなければこの仕掛けの説明がつかない。赤が一枚でもあれば話は変わってくるが、普段チーフはここからあまり仕掛けるタイプじゃないのを僕は知っている。一萬二筒も現物じゃあないのに、最終打牌の四索を押すだけのメリットがこの手牌にあるかと問われれば答えは自ずと出てくるだろう。

 「・・・・・」

黙って点棒を払いながら、お客さんの空気が変わったのを空気が読めないと定評のある僕でもわかった。たったの二千点だが、彼の中では「ある結論」が出てしまったのだろう。あまりにも皮肉なタイミングの妙がそれをより際立たせる。

 「負けるのは別に構わねーけどよ、テメーらコンビ打ちとかしてんじゃねーよ!!」

その半荘、微差のラス目に落ち着いたお客様は最後、捨てセリフを残して去っていった…

 (って、どないせえっちゅーんじゃ(;^ω^)!?)

まさか本当にコンビ打ちなんてものが存在していると思っているのだろうか?通しとかがあるのだと思っているのだろうか?引っ込みがつかなくなって苦し紛れに出てしまった言葉ならば仕方がないが、本気でそう思われたのならば心外である。

昔から常々思っているのだけれど、お客さんはメンバーに何を求めているのだろうか?

 「遊ばせてくれない」
 「お客を楽しませようって気がないよね」

年間365回ぐらいこういった揶揄を受けるのだけど、彼らがどこまで本気で言っているのか…いや、むしろこれを相手が本気で言ってるとしか思えない現状に僕は一メンバーとして常々この業界の不合理を感じずにはいられない。

そりゃ皆が皆、こんな事を言うわけではない。「ありがとう」と礼儀正しく応対してくれる人もたくさんいるし、負けて当然!のような殊勝な気持ちでやってくる気持ちの良い人もたくさんいる。

だが、未だ一部のお客さん…いや、三分くらいか。大人の社交場というには余程冗談めかした割合でメンバーを下僕か奴隷かカイジか何かと思っている人が多く存在するのもまた事実だ。

彼らはメンバーの負けを想像していないんじゃないかと時折思わされる。自腹で打っていることを知らないのか、はたまたこんな所で働く社会不適合者は自分に金を払って当然と思っているのか。たまにその勘違いも甚だしい言動に怒りすら覚える事がある。

そういう意味で言えば、今日のお客様は言動こそキツイが、僕としては気持ちのいい人ではあった。それがこんな事になってしまうのも、一重に雀荘という特殊な環境の成せる業かと思うと少し寂しい。

 「麻雀荘のメンバーってね、麻雀を打つのが仕事って思ってる人が多いみたいだけど実際のメインは接客業なわけですよ。そして接客する相手からお金を頂くというとても矛盾した職業でもあるわけなんです。どうです?やっていけそうですか?」

ふと、この業界に始めて入った際に店長に面接で言われた言葉を思い出した。何年も何十年も雀荘関係者はこの客との考えの相違に頭を悩ませてきたのだろうな。それこそ僕のような木っ端ではなく、上の人間は比較にならないくらいに。

雀荘の抱える問題というのは驚く程多い。先の事件よろしく、様々な観点から見てももはやこの業界は限界に、ガタが来ているような気がするのだが、それでも、願わくばこの文化が廃れぬ事を…

竜宮城と比喩されるからには、悪い事ばかりでもないはずだ。

別段謝る義理もないのだが、もし今日の彼にまた会う事があったらこう言ってやりたい。

  ∧_∧ 
⊂(#・ω・)  コンビ打ち出来る腕があったら 
 /   ノ∪   俺の今月の給料はゼロじゃない!!
 し―-J |l| | 
         人ペシッ!! 
       __ 
       \  \ 
          ̄ ̄
 

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2012年5月22日 (火)

5/22  投げやり心理学

頑なに北斗ばかりを打っているのだが、相変わらず6と思しき台を打った際の機械割が105%前後で推移している。かなり確信のある状況での推定6のデータが現在10万ゲームを超えたので、今後この数値が劇的によくなるとはあまり思えない。ただ、勝率に関して言えば16戦13勝3敗なので文句はない。

昨日の北斗。

   【北斗の拳 救世主】 ほぼ6
  総回転数 8985G 
   (通常時5117G+総ART3718G+ボーナス150G)
  ボーナス回数  5回(1/1767) うち、特定ボーナス2回
   ART初当たり 24回(1/213.2)
  総ART回数  58回(平均2.42連)
  ボナ・ART後の高確 8/26 (推定含む。モード不明のまま当選を除く)
  スイカ・チェリー合算 263/8835=1/33.6
  謎乱舞2回 
  高確弱スイカ当選 3/10

 +1460枚 (機械割105.5%)

北斗揃いにART中の黄色揃い、激闘リプ等といった特殊前兆移行役のレアフラグを一切引けなかったためこの収支は仕方ないのだが… まあ鉄拳デビルverだとリアルにフリーズ待ちで、それを引いてやっと6で収支がプラスになる計算らしいのでそれに比べりゃマシか。少なくとも危なげなく勝つ事に関しては北斗はそこそこ優秀である。

…とは言いつつも、この日もMAXで+3000枚近くあった出玉が昼過ぎからの自己記録タイとなる11連単で20時ぐらいにマイナス域に突入し、それでも頑張ったら最後に盛り返して何とか体裁は保てたという感じだけど。負けを覚悟してただけに嬉しい勝利ではあるが、打ちながら思った。

 (苦労して掴んだ6でこれじゃあ、考えれば考えるほど今スロット打ってる奴ってキチガ○だなぁ(´・ω・`))

無論自分も含めてである。

上手いお兄さんが朝から粘りに粘って遂に心折れて辞めたらしい番長のスランプグラフを見てみると-4800枚と表示されてた。あの兄さんが粘るんだからそれなりの根拠はあったと思うが、これが昨今のスロットル情勢である。先日エヴァの6を打ったばかりなので余計に今のART機が馬鹿らしく思えた。打つ人間を選ぶ流れがますます加速して行ってる気がするなぁ…

201205171110000



 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、
  | |  (・)。(・)|  
  | |@_,.--、_,>  
  ヽヽ___ノ  と、書いた途端に拳王乱舞が引けたでござる

                                   の巻


昔から愚痴を書くといい事が起きるのだけど、どういう力が働いているのだろう??

お生憎様、こちとら愚痴を書くネタに事欠いたことが無いってのが唯一の自慢でね。

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2012年5月18日 (金)

5/18  知ったかぶりを着こなして

今更だが、「告白」という映画を見て衝撃を受けた。何やらちょっと凄い作品だと小耳に挟んではいたが、まさかこれほどとは…

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そうじゃなくても最近は「南極料理人」だの「間宮兄弟」だの、「インスタント沼」だの「たみおのしあわせ」だのといった、いい意味で人畜無害な作品ばかり見ていたため、今作品が与えるメッセージ性の強さには度肝を抜かれる羽目となった。

この「告白」という作品は登場人物がそれぞれ「ある事件」に対する告白≒独白による主観の切り替えによって淡々と物語が進んでいき、その際各々の視点より事件の真実が二転三転、明らかにされていくといった構成となっている。

その内容もさることながら、見せ方が凄い。無論、役者さんたちの演技力がそれを支えているのは言うまでも無いが…それ以上の何かを感じた。 僕はこの作品の原作となる小説を読んでいない。映画を見て、これは是非とも一度原作を読まねばなるまいと思わされた。映画にするにあたって、どこを削り、どこを膨らませ、どこを付け加えたのか。監督である中島哲也さんがどういう思考を辿り、結果こういう作品に仕上げたのかがとても知りたくなった。

映画界の原作レイプが叫ばれる昨今、恐らくだが、この作品はそれとは対極に位置する作品になった事だと思う。「映像」の力がさらに作品を昇華させた数少ない成功例なんだと勝手に確信している。それほど衝撃を受け、感動したのだ。是非とも原作を読んだ上で、監督にファンレターを送りたいと思う。

まだご覧になって無いという方は是非時間が空いたら見てみることをお薦めしたい一作です。

漫画の方は最近「刻刻─こっこく」という作品が面白くて続きが楽しみです。雀荘のボスに教えてもらった作品なんだけど、ロボット残党兵であんなに意見が別れた我々なのに、本当人の好みってのはわからんもんだ。

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他には「大東京トイボックス」も大変面白かった。が、こちらは漫画大賞2012で2位に輝いていたことから、「告白」同様今更何言ってんだこいつ?と言ったところでしょうか。今更ついでに、七位の結構話題になってた「グラゼニ」も読んでみましたがやはり面白かったです。

昔はなんかミーハーな作品が先行していたイメージがあった漫画大賞だけど(あくまで自分の中で)、最近そこらへんの媚びみたいのが全くなくなって素直に参考になるなぁ。これなら他のランクイン作品も読んでみようかという気にも全然なるよ。

ただ、自分の好きな作品をわかってもらえないのも寂しいけど、周りと似通った作品ばかり挙げるようになればなったで、今度は没個性というか…それに似たなんとも忸怩たる思いを感じるわけで…

売れる前から知ってたよ、ぐらいが理想なんだけどなー。残念ながら「るみちゃんの事象」やら、僕の好きなマイナー漫画が日の目を見る時代は恐らく来ないのだろう。だが、それでいい。それがいい。

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2012年5月17日 (木)

5/17  何かが起こりそうな夜

久々に北斗以外の6をツモって終日勝負。心地よい疲労感に包まれながら部屋へと帰ったのが23時前の事。おや、珍しく部屋に灯りが点いていないではないか。

 (って、あれ?いないぞな)

てっきり寝ていると思った同居人の姿はそこにはなかった。う~ん、会社の人達と飲みに行って…いや、週の真ん中にそんな事があるのだろうか?よしんばあったとして、この時間まで飲んでいるってのはちょっと珍しいが…

 (・・・ま、いっか)

そのまま遅い夕食をとったり何なりをしていると、何時の間にか0時を過ぎていた。魚君はまだ帰ってこない。

 (・・・。)

ふと、思った。人が死ぬときってのはこんな時なんじゃないかと。事件が起こるときというのはこんな時なんじゃないかと。

たまにこんな夜がある。


それはいつもと同じように見えて、その実少しずつ違ってる一日。

思えば僕が今日エヴァの6をツモれたのだって、あんな悪い整理券番号だったのにおかしな話じゃないか。なぜ一台だけポッカリ僕の本命台が空いていたのだろう??

 (しかもエヴァ以外ほとんど予想が外れてて、なのに都合よくエヴァだけツモれた・・)

おかしい。思えばおかしい事だらけだ。

日常の綻びを感じる。

そう、考えれば考えるほどいつもと違うおかしな事ばかりが今日は起こった。二年近く通って初めて話しかけてきた常連もそう、最初の二万円でベル確率が1/6を切ったエヴァンゲリオンだってそう!そして何より、きっちりと出た出玉…ッ!!!

 (まるで別の世界に迷い込んじまったみたいだぜ…)

漠然とした不安。このモヤモヤ、この胸騒ぎ。こんな夜は何かが起こる…いや、違う!!!もう何かは起きているのだ。だから今、魚君がここにはいない。

 (つまり、魚君はもう・・・)

…ブルブルブル

 (ッとぅう!ちょっとビビったじゃねーかちくしょう!)

見計らったように携帯電話が震えた。ディスプレイに表示された名前はもちろん「半魚人」、すなわち、同居人だ。

 (・・・おかしいな)

これはおかしい。こんな時間にこいつがわざわざ電話をしてくる意味がわからないし、過去に例の無い事態である。今日は普通に会社に行った筈の魚君。飲んでたとしてもどうせ近場だ。なのに何故?何故このタイミングで電話をしてくるというのだ。どうせ帰れば会うというのに、その上でわざわざ電話を掛けてきたという事は…

 ①既に魚君はこの世にいない。誰かが魚君の携帯から僕に電話
 ②まだ存命。最後の力を振り絞って辞世の句
 ③酔っ払って身包み剥がされてのレスキュー電話

 (・・・③だな)

やはり事件だ。これは事件のオイニーしかしない。この際事件なら傷害でも痴漢でも何でもいい!僕はたまらなく嬉しくなって電話に出る。

 「終電なくなった。迎えに来て」
 「は?」
 「だから終電」
 「今どこ?」
  「上野」
  「死ね」

 (はぁ・・)

やっぱそうそうおもしろい事なんて起こらんもんだな(´・ω・`)

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2012年5月12日 (土)

5/12  遊び人の世紀末

北斗の拳で、待ち焦がれていた「リーチ目役」がついに引けた。

 (んおっ!?)

最近あまりにも中段チェリーがスカるため、通常時は精神の安定のために順押し角チェビタをして中チェを曖昧にしているのだが、そんなわけで通行人演出から順押しをするとスイカが滑ってきて… 上段テンパイ。弱スイカかと右を押すとズルリンコ。

 (!!!!!)

LEDが紫に光ったのを僕は見逃さなかった。

リーチ目役は成立確率1/65536という、単独成立に於いてはある意味北斗で最も偉いプレミア役。その恩恵は確率にふさわしいものとなっており、最低継続率が79%、さらに84%、89%にも5:4:1の割合で振り分けられる前兆Cへの移行が確定する夢のフラグである。

さらにさらに、前兆Cへ移行すると、以後ARTの発動までベルで25%、その他のリプレイ以外の小役ならば100%でトキストックを獲得するという大判振る舞い!!

僕は通産25万ゲームちょっと回して初めてこれを引いた。拳王乱舞といい、全設定共通の起爆フラグがここまで引けないのは機械割を下げる大きな要因になるのだが…まあそれは置いておいて、とにかく引いた!!

七ゲームの前兆でベルも三回引いた!!

赤オーラ!!!!




20081219042535

  
拳王様の攻撃がパンチだったため余裕でベットを押したらアンタ…

 (はぁ~~~~・・・・)

待ち焦がれていただけに、北斗単発よりも天井二連よりもガックリ来た。隣では白オーラで始まったARTが11連を超えている。

 (半年に一度のチャンスがこれかよ…)

おそらく84%ループ濃厚だったARTは、ただの一度のミスで水泡に帰す。これがループ系の怖いところというのはわかってるけど、しかし本当悪い方にばかり偏るなぁ~…

そういえば先日天井狙いで座ったデビルでこんなものを引いた。

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 『これがパチスロ鉄拳3だ!!』

確かこんな感じの偉そうなセリフと共に止まった偉そうな出目なのに・・・隣が仰け反る告知まで付いて来たのに…

頭突きアタックに移行して付いてきたのは一発のARTのみ。

 (´・ω・`)…

いやー、本当にヒキ自慢しか生き残れない時代になりましたね。引いて、そこからさらに生かす事が出来ないと駄目とか… 荒れすぎて生涯通しても安定など望むべくもない昨今。

某掲示板でのパチプロ達の話題はもっぱら就職と生活保護ばかりで、紛れもなく過去最大。少なくとも僕の見てきた中で最も厳しい時代である事は間違いありません。正直、マジで勝てなくなった^^; 貯玉を使ったパチンコで何とか騙し騙しやってるけど、それも長くは続きそうもないし…


加えて麻雀業界の方にも何やら不穏な動きが…

全国チェーンの雀荘「さん」の社長を、賭博開帳図利の疑いで逮捕! 

これは以前僕が働いていた雀荘の摘発とはワケが違う。全国にチェーン展開している業界トップを争う雀荘の「経営陣」が逮捕されたのだ。パチンコ業界でいうなら、マルハ○の社長が逮捕されたと言っているようなもの。単なるスケープゴートではなく、完全に「業界」そのものの在り方を問われる、お上の強い意図を感じる。

フリー麻雀「さん」といえば、今年初めにもやはり店長クラスが同様の容疑で捕まっている

なぜに「さん」なのかと言えば、路上で配っていたティッシュが問題だったなんて話もあるんだけど、無論それだけではあるまい。そういえばGWで帰省中に静岡の「さん」に行ったのだけど、今までは無かった『お金を見える位置に出さないで下さい』とは強く言われた。あれだけ徹底していたにも関わらず駄目だったのかぁ…。ほんと、一度目を付けられるとおしまいだよなー。

パチンコも駄目ッ…!
麻雀も駄目ッ…!!

美容室も駄目ッ…!!!


 「最近どうよ?」
 「いやー・・・マジで厳しいっすよ><」

口を開けば愚痴しか出てこない。来るべき時が来た… part59

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2012年5月10日 (木)

5/10  甘い見通し

あの忌々しい「風のヒューイ事件」も記憶に新しかろう、今年小学二年になったメイちゃん(仮)とのGWでのひとコマ。GWで帰省中での出来事だ。

なんでもまた従姉妹に一人、子供が生まれたとの事で… 

ちなみに今、従姉妹の子供のことを何と呼ぶのだろうと調べてみたのだが…「従姉妹違い─いとこちがい」、こんな呼称があったんですね!!初めて知りました。

それにしても僕の従姉妹達は一体何人子供を作れば気が済むのだろう?この数年、僕が遊び呆けている間に四人姉妹で既に七人の従兄弟違いが生まれてる。しかもその内の一人はまだ独身で子供もいない。つまり、三姉妹だけで七人の子を産んでいるのだ。四人姉妹の一番下が僕と同い年っちゅーのに、うちの三人兄弟は子供はおろか、未だ結婚すらしてないってのに… この格差は一体どこから来てるのだろう?顔か?顔なのか??とても1/8同じ血が入っているとは思えない。

…っと、話を戻す。なんでもメイちゃんは今月誕生日だそうで、会話の流れでプレゼントの話となった。最近の子ってやっぱりゲーム機とか欲しがるのだろうか?まさか今日日リカちゃん人形とか言い出す子はいない…よな?

そんな事を考えながら会話に持ち込む。実は母親からプレゼントで何が欲しいか聞いておいてくれと頼まれていたのだ。

 「で、何が欲しいのさ?」
 「DS!」

ふむ…非常におもしろみの無い答えが返ってきた。僕が小学二年の頃って…う~ん、思い出せん。ファミコンってこの頃あったっけかな?いや、確か無かったような。それに、あっても高価で買ってもらえなかった気がする。じゃなきゃ毎日毎日佐藤っちに遊びに行かんもんなー。

と、それはさておき、確か母親がゲーム機は駄目って言ってたのを思い出す。いるんだよね、こういう親。うちも初めはそうだったよ。

 「なあメイよ、確かゲームは駄目って言ってたぞ。他のを用意しとけって」
 「えー!!・・・・じゃあ、たまごっち!」

 「「た、たまごっち!!??」

これはこれは、予想だにしない単語が飛び出てきて驚かされた。

たまごっち。この名を知らぬ人はこのブログを読むような年齢層の方ではいないであろう・・・いないよね??携帯型ペット育成ゲームで、これを巡って恐喝やら売春やらと様々な事件が巻き起こされるぐらいの社会現象となった怪物ゲームである。

1997年…、これがたまごっちの最盛期らしいが、当時のブームたるやすさまじかった。後に続けと次々と他メーカーよりパチモンが売り出されて行き、次第にはパチモンですらある程度の人気を得るにまで至ったものだ。学校ではたまごっちの売買が行われていたし(それぐらい品薄だった。多分定価の倍ぐらいならみんな余裕で出した時代)、右を向いても左を向いてもたまごっち、たまごっち。

 (何がおもしろいのかねー)

シーナサンヤッホー!な僕はこれを幾分冷めた目で見ていたものだが、まさか十数年経った今、その名を再び耳にするとは…

 「何!?今ってたまごっちまた流行ってんの!?」
  「えー?カイジってたまごっち知ってるの??」
 「おうさ。俺らの時代はなぁ・・・」

それにしても、こうして子供たちに自分の子供の頃の話をしだす年齢になってしまったのだな。時の流れを感じずにはいられない。

 (しかし、ゲーム機は駄目と言っていたがたまごっちとなるとどうなんだろう??)
 
 「たまごっちたまごっちたまごっちたまごっち!!」
 「(´・ω・`)駄目に決まってんだろ」

母親に聞くと答えはNOだった。厳しいな。

 「なんでー!ケチー!馬鹿!たまごっちー!!」
 「他のにしな」
  「やだっ!ゲームかたまごっちじゃなきゃやだっ!」
 「じゃあ買わない」
  「なーんーでー!!!!!」

ふふ。こんなやり取りを微笑ましく見守っていると、「あんたが余計な事聞いたせいで面倒臭くなったじゃねーかこの甲斐性無し!!」みたいな目を向けられたので、渋々フォローを入れる事にする。

 「なあメイよ。たしかたまごっちって他の子と通信したり対戦したりもするから、メイ一人で持ってても面白くないぞ?」
 「そうなの??」
 「ああ。だからさ、友達が持ってないなら…」
 「あっ、レイちゃんが持ってたよ!!」
 「う~ん。一人じゃその子としか遊べないじゃん」
 「じゃあ何人いればいいの!?」
 「・・・・」

 (なんかまた余計な事言っちゃったような^^;)

実際、たまごっちをやった事がないので僕は本当にたまごっちに他の友達が必要なのかよく知らない。その後出た「デジモン」なる、似たような商品はこれまた僕はやってないのだが、友達が結構みんな持ってた事もあって多少知っている。通信やら対戦はそちらからの引用知識である。果たしてたまごっちに対戦…は無くても、通信なんてあるんだろうか??

 (でもうーん、たしか通信経由でしか進化しない生物もいたような…)

ここら辺まで来ると、ポケモンの知識も混じってるような気がして全く自信が無くなっていたのだが今更後には引けない。それに…

 「そうだなぁ。最低10人は欲しいな」

とりあえず、こう言っておけば大丈夫ら!

そのレイちゃんって子も、たまたま親のお古か何かを持ってただけだと思うし。そもそも流行っているなんて聞いたことすらないし。

 「10人!?じゃあ友達で10人たまごっちやってたら誕生日たまごっちでいいでしょ!?」
 「ああ、構わんよ」

どう考えても今の子で10人もたまごっちなんて持ってるわけねえべと、僕は安請け合いしました。母親の顔をチラと見ると、僕と同じ考えらしく特に反対はしていない様子。それどころか

 「誰が持ってるなんて言われてもわからないからちゃんと署名してもらうんだよ」
 「しょめい?」
 「メイよ、紙に名前と電話番号書いてもらうんだ!嘘をついても連絡網があるからな」
 「えー…」


こんな微笑ましい幼児虐待がGWに日本のどこかで行われていたのです。


 ~数日後~

 【メイが署名集めてきた。どうしてくれるねん】

Images

本日、母親より脅迫文が届きました。

 (まさか本当に署名してくるとは… 見上げた根性だぜ)

どうやらたまごっちってのは今の子供の間でも流行ってるらしい。意外すぎるがこれが現実ッ…!!これが真実ッ…!!

 (教育のためにもここで約束を反故にするわけには行かんな)

何より僕のポリシーにも反するし。

 【ま、約束だし仕方が無いから俺が買ってやるよ…ってもせいぜい二千円ぐらいだろうし全然OKさ】

母親に返信します。

実のところ、僕はここまで見越して・・・つまり、最悪の事態になってもどうせ二千円ぐらいだろうからいいだろうと思って保険を掛けた上での駆け引きだったのです。

が、すぐさま返信に返信が被せられる。

 【二千円??何言ってんの?たまごっちってもっとするよ】

は?こいつこそ何を言ってんだ??そう思いつつも、半信半疑でここで初めてたまごっちの値段を調べたらアラびつくり

Photo_2


 (ご、ご、ご、五千円ッ!!??)

僕は勝手に二千円と思い込んでたんですが、思えばその数字ってどこから出てたんでしょうね??いや、当時って確かそれぐらいだったような気がしたんですよ。いくら時代が変わったとはいえ、倍増するとは思いもよらなんだ。さぞかし立派な機能がついているんだろうな。

教育費締めて五千円だい、ちくしょうめ(><)!!

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2012年5月 7日 (月)

5/7  色白な自由

「怪しい探検隊」シリーズが愛読書だった少年時代より椎名誠に憧れていた僕は、今年のGW、遂に念願のカヌーを体験する事ができたのですが…

 (おもしろいけど…なんつーか…想像の範囲内だな)

カヌーの操作は、これまで読んだ文章を頭の中で想像させてきた感覚とほとんど差が無く、しかしそれは一重に椎名さんの文章力・描写能力の賜物という事になるのだろうか?いや、本音を言うと足の踏ん張りを利かせる以外にとりわけ公園のボートとの差を見出すことが適わなかっただけなのだが…

まあカヌーにも色々あるだろうし、ちょろっと乗った程度で全てを語るのは滑稽か。とにかく、長年やりたいと思ってきた事が一つ実現出来たわけだ。

Saky10

 「シーナサン、シーナサンヤッホー!!」

ご覧の草原にてジーンズを旗にするという僕の中にあるシーナ夢(ドリーム)の一つは一昔前に叶えた。そして此度のカヌー体験も僕のシーナ夢の一つであった。

 (残すは気の合う仲間たちとの焚き火宴会、か…)

ビールを背負って離島へGO。食べ物は現地調達、焚き火を囲んでえんやわんや。

これらはみんな、僕が小学生の頃に抱いた椎名誠に対する憧れの具現化である。僕は大人になっても好きなことをやり続けている椎名誠という人間に憧れを抱いていた。こういう大人になりたいと漠然とした思いを抱いていた。無論、そうでない事もたくさんあるんだろうが、小学生時代の僕に物事の裏面を見通す事など出来るわけもなく。

別に冒険家になりたかったわけではないが、自由。ただひたすらに自由に生きてるように見えた椎名誠に憧れを抱かずにはいられなかったのだ。

 (しかし考えてみりゃ俺も相当「自由」気ままに生きてるよなぁ…)

三つ子の魂百までというわけではないのだろうが、この頃から僕の運命は…少なくとも性格的な面では「まじめ」からズレはじめていたのかもしれない。そういう意味では自らの人生に多大なる影響を与えた人物として、僕はもっと彼を尊敬せねばなるまい。感謝せねばなるまい。

思い描いていた自由とは少々違うものかもしれないけれど…^^;

日焼けで火傷し、パドルを漕ぐ手には血が滲む。おまけに筋肉痛は翌々日にやってくるし、そんな色白な自由を送る僕。

カヌーは僕に運動不足というものを教えてくれる。

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2012年5月 1日 (火)

5/1  待ち人来る

苦節25万ゲーム。

201204301102000

ペカリンコ!!

総ARTゲーム数が8万ゲームと半分くらいで引いた9度目の黄色7揃いはシンとの上乗せバトル中でした。

中押し下段黄色。

 (・・・お、やたっ♪乗せ1確)

右押し下段黄色。ビプー!!!

 (・・・・ッ!!??)

左押し下段黄・・・ズババババッ!!


Uoo

連打せよっ!!

アタタタタタッタタタッタッタタタ

 (100超えるかな?かな?)

アタッ

アタッ

 (超えたっ!!)

アタタタタタッタビピー ビビビビピー 

 (らめええええええ止まらない)

ビピピピピボピー 

ホワッチャアアアア!


ズババババッ!!!



 +300!!



 (うおおおおお!!)

チッ。ガンッ。隣から聞こえる舌打ちと台パンのハーモニーが最高に心地よい。いつもは黄色七が揃うと超気合いを入れてレバーを叩くのですが、本日は隣のプレッシャーが凄かったのもあるし、既に満足していた事もあって気持ち適当にレバーを叩くと・・・


 ペカッ!

 (き、き、き・・・キターーーーーー!!!!!)

201204301109000

ちゅー事で、バトル中に引いた黄7の+300と、拳王乱舞で乗っけた+280ゲームが一撃で合わさりとんでもない残ARTゲーム数に。

 (一体どうなってしまうのです!?)

さらに言えば、残り702ゲームにプラスして現在11連してるという点にも注目して頂きたい。高継続確定演出こそ出ていないものの、幼女に何度も助けられここまでやってきた我らが救世主。ここまで来たからには継続率の方にも相当期待が出来るというものだろう。

つまるところ、現在高継続率ループを保持し、さらにプラスして最低700ゲームのARTが残っているという状況。

 (こ、こりゃ期待値5000枚くらいあるんじゃね??)

なんてね。まあ、実際何事もなければ2000枚がいいところの数字だろうが・・・しかし相手は北斗。このまま何事も無いという事もあるま・・・

201204301231000


 (う~ん・・・)

乗せたら続かなくなるというマーフィの法則は健在か。黄色七が揃った瞬間より数えて、約2500枚の上乗せでフィニュッシュです。ボナは一発のみ。って、う~ん・・・ もちろん文句なしの馬鹿ヅキなんだけどね、なんかこう…ね?言いたいことわかるでしょ^^;??

 (あの展開でこれだけかぁ…)

と、言いつつもちゃっかりと一撃最高記録は更新してるんだよなぁ。どうも日ごろツカなすぎて、その分の反動を期待しすぎちゃう傾向にあるらしい。イカンなー。感謝の気持ちより先に物足りなさを感じるようじゃ、そりゃ幸運の女神だってそんな野郎に振り向く気がせんわけだ。


+29ペリカ


しかしこれは…(;^ω^)う~ん… う~ん…??

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