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2011年7月29日 (金)

7/29  イタコツアー4

わんこそば。

その名は聞いた事があったとしても、実際にそれを行った事のある人はごく稀であろうと推測される謎のそば。無論そういうには理由があって、一つはそれをやる場所が極端に少ないと言う点。そしてもう一つは、それをやらなくても人生に何の不便も生じない無いという点。

 (俺、なんでこんな事してんだろ・・・)

わんこを一心不乱に食べてる最中、それを感じずにはいられなかった。

 「は~いどうぞー」
 「いかがですかー」

店内にはわんこ投入係である女中さんの声だけが虚しく響いている。



あくる日、僕は岩手在住の知り合いに連れられ花巻は「やぶ屋」という、体を張った店名を掲げるわんこそばの老舗へとやって来ていた。

連れてきてくれた方…まっぱさんと言うのだが、彼はネットを通じて知り合った人である。公務員ながら女性を助手席に乗せて真っ裸でドライブするのが趣味という噂の彼だが、今回はさすがにちゃんと服を着てわんこそばを食してくださいました。

 (五、六・・・へぇ、薬味がこんなにいっぱいあるんだ?)

冒頭でも述べたとおり、そのほとんどの人がわんこそばのマナーや常識なんて知らないと思う。もちろん僕もその一人で、僕がわんこで知っている知識というのは『椀に蓋を閉める事でギブアップの意思表示をする』という事だけである。おそらく上手な人(上手な人?)はその蓋の閉め方一つ取っても鮮やかなものであろうと想像されるが、そんなわけで僕はさっそく失敗してしまったようだ。

 (もう無理・・・蓋、蓋・・・)

結構いっぱい食べてキツくなった頃、別に無理する必要も無いんだよなーという思考の元、チラと蓋に目をやった。すると、蓋・・・蓋

 (あぁっ!)

凡ミスッ・・・!!なんたる悪手ッ・・・!!!

わんこそばというのは、その始まりは椀に被されている蓋を外す所から始まるのだが、僕としたことが蓋を利き手の逆側に置いてしまっていた!!

 「はーいどうぞー(棒読み)」

左手は椀を持ちっぱなしのため、箸を置いて蓋を取りにかかる・・・その刹那、女中の口元に嘲笑とも取れる薄ら笑いが浮かび(被害妄想)、次の瞬間僕の椀にはそばが盛られていた。

 (ぐぬぬ)

実際この女中は凄かった。

いや、恐らくはこの女中だけでは無いのだろうが、彼女たちの蕎麦「を」注ぐ情熱は半端なものではない。あくまで「に」ではなく「を」。


 モグモグ…
  ムグ・・ 

 「はーいどうぞー(棒読み」 

 ぽちゃん。

 モグもぐ・・ムグムg

 「いかがですかー(棒読み)」

 ぽとん。

 むぐぐぐぐ・・・


絶え間なく注ぐ蕎麦の名を、永遠と呼ぶ事が出来たなら。

あくまで客に蓋を閉めさせまいとするその姿勢は、まさしくプロの仕事である。わざとなのか、棒読みでひたすら「いかがですかー」「はい、どうぞー」と、まるで機械のように繰り返されると、蕎麦の単調な味も相まって(わんこは味は二の次というのが基本らしい)マンネリ感の十倍界王拳を引き起こす。終わりの見えないループは人のやる気を奪うとはエンドレスエイトが実証してくれた。こういう盤外戦術を巧みに使うのも彼女らの仕事の一つなんだろう。

しかしそれだけでは終わらない。僕がいよいよ冗談抜きでキツくなってきた頃、椀を敢えて45度くらいに傾けて厳しいですよーという感じでもぐもぐしてたら、驚くことに女中さんはさらに傾斜角を上げて対応してきたのだ!

静と動のコンビネーション!!

(なにィィ!!こいつ、こんな技も使うのかい!!?)

45度の上に85度くらいのお椀が被せられると当然勢いあまった蕎麦が僕の顔を襲う。

 (熱ッ、熱つつっ!!!!)


そうそう、話がちょっとズレますが、僕はこの日までわんこそばが熱いものだと知りませんでした。ずーっとざる蕎麦を天つゆにつけて食べると思っていたのですが、実際は熱いつゆと一緒に一口大のそばがぽちゃんと各自の椀へと投げ捨てられるのですね。そうして何回かそれを繰り返す内に貯まるそばつゆは、テーブル中央にある「つゆ捨て」へとポイッと。

やはりこれも知らなくても何にも不便のない事ですが。


 「も、もう無理ぽ・・・」

結局、今回の僕の場合は素人ということで最後は情けをかけて蓋を閉める隙を与えて頂けたが、ここらへんの女中との駆け引きもわんこそばの楽しみの一つなのかもしれませんね。攻守がハッキリしているので、今にプロスポーツ化もあるかもしれません。


最終的に僕が61杯、まっ裸さんが87杯。

ちなみに成人男性は最低でも50杯は行かなきゃ恥ずかしいらしく、平均で70杯ぐらいだそうなのでやはりこの結果からも僕は惚れ惚れするぐぐらいスリムという事がわかりますね^^

それにしたって、大体わんこ10杯で通常のかけそば1杯分くらいらしいので61杯でも結構がんばったように思えますが…^^;

 (うっぷ・・・)

店を出て、お互いパンパンに膨れ上がった腹を見て、何のためにこんな事したんだろうという気持ちがこみ上げる…  料金は一人3150円。上コースのお値段でしたが、かけそば六杯で3150円かぁ… ううむ。

テーマパークのアトラクション代を払ったような気持ちです。払ってないけどそんな気がしました。ごちそうさまです!

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2011年7月28日 (木)

7/27  イタコツアー3

あれも食いたい、これも食いたい。

東海林さだおのコラムじゃないが、やはり普段行かない場所へとやってくるとそこらかしこの食べ物がおいしそうに見えるわけで。

では食べればいいじゃない、そう思ったそこのあなた。そういうわけにも行かないものだ。

例えばそれが仙台だったとしよう。牛タン。うむ。これは教科書に書いてある通りの名物of名物。さすがの僕でもこれぐらい王者の風格を漂わせられるとへへえ、ではアッシも一丁・・・と、わりと抵抗無く暖簾をくぐる事ができる。

しかしどうだろう。例えばこれがラーメンなどになったとしたら。

 (ううむ)

お腹はペコちゃんだと言うのにだ、国道四号線沿いに面した様々なラーメン屋。ある夜僕は実にその十数軒ものラーメン屋をスルーしてひもじい思いをしていた。なぜ適当に入らないかと言われるとそこはやはり風格不足に起因していて、ここでいいのか?これはねーよ・・・ そんな風に二の足を踏むが如くアクセルを踏んでいるうちにポツリポツリと人里離れ、仕舞いにゃ山道へと足を踏み入れていた。

(おいおい、コンビニすらねーぞ)

さすがに状況を理解し始め、もはやラーメン屋に限らず何か次のまともそうなお店でいいや…そう決めたはずなのに。見えてきたのがそこらかしこに点在するチェーン店(幸楽苑とか丸源とか)の看板だったりすると、途端に先ほどまでの決意はどこかへ行ってしまう。

 (せっかくここまで来てチェーン店なんて入れるかい!!)

この、「せっかくここまで来て」という考え方で僕は昔から失敗ばかりしている。

実際考えればわかりそうなものなのだが、仙台の牛タンクラスの、僕でも安心して全てを任せられる「頼りがいのある名物」というものはそんじょそこらに転がっているものではない。

それこそ僕は東北の片田舎に何を期待しているのだろうか?確かに僕からすれば、遠い初めて訪れたテンションの上がる地方であるが、ここに住む人からすれば何の変哲も無い住み慣れた地元に過ぎない。

果たして逆の立場なら…!?

静岡の寂れた田舎にある飲食店でババっと目を奪われるようなお店があっただろうか??いや、寂れて無くてもこれぞ静岡!みたいなお店がそこらへんにあっただろうか??僕が遠くからやってきた人にここへ行っておけ!というようなお店がそこらかしこにあるだろうか??

 (・・・無いな。)

それだというのに、僕はヴェルダースオリジナルが如く特別な存在を常に期待していて、思えばこのギャップが容易に店を選ばせる事を良しとしないのだろう。


 (何か、何か無いのか?せっかくこっちに来たんだから…)

まるで修行僧の如く、ここまで来ると何を探して彷徨っているのかは僕にもわからない。それでも時折見つける吉野家や松屋、丸源、ラーメンショップ…  何度も見かける看板には飽き飽きしていた。しかしだからと言って、もっと寂れた雰囲気の客ゼロのお店には入れない、入りたくない。。

 (何か、何か無いのか…)

葛藤に葛藤を重ね、気づけばどこにも明かりなんか見当たらなくなっていて…

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2011年7月26日 (火)

7/26  イタコツアー2

数年ぶりに通る国道4号線は、何やら僕を不思議な気持ちにさせる。

 (あっ!あったなーこの店!)

 (ん?…俺、本当にこんな道通った事あったっけ?)

デジャヴとは違う、しかし記憶として残っているかと問われれば怪しいレベル…すなわち、やはり慨視感となんら変わりない感情に懐かしさを覚えながら一路北へと車を走らせる。

 「せめて東京は人のいない時間帯に!」

そう思い夜中に出発したのはいい判断だったようだ。僕はいつも頭を悩ませる六本木やら皇居周辺の道をストレスゼロで快適に進み、そうして四時間程ノンストップで駆け、気づけば朝日を拝む頃には東京を超え宇都宮の街へと降り立っていた。

 (…宇都宮かぁ。なつかしいな)

昔、僕は一時期この街に何日か滞在していた事があった。車を買ったばかりの走らせたい盛り、なぜこの街へ来たかのさしたる理由は存在しないが、冬の宇都宮で震えながら車中泊を繰り返していた当時の記憶は今でもはっきりと覚えている。

そこまでして何をしてたかと言われると、やはりパチ屋に並んでいたというのだから情けない話ではあるが…

結局、一週間も経たない内に寒すぎてこれ以上は危険と判断しおめおめと逃げ帰ったわけなのだが、そんなわけで一応思い出深い(?)街ではあるのだ。

 (ちょうどいい、眠くなってきたし懐かしのパチ屋の駐車場で仮眠でも取るかな)

そう思い以前通った道をさが… ん?以前通った道?

 (あれ?れれ?)

駅前の景色は覚えていたが、それ以外がさっぱり思い出せない。地図を広げてもそもそもそういう覚え方をしていたわけじゃないので無駄だし、すると当時の自分はいったいどうやってこの地域を駆けずり回っていたのだろうか?今更ながら当時の自分の行動がよくわからない。

 (おっ・・・!!)

それでも、なにやら人がたくさん並んでいるパチ屋を見つけるや否やウキウキとウインカーを出す自分の行動は当時のままか。

 +110ペリカ

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2011年7月25日 (月)

7/25  イタコツアー1

目的地 : 恐山
予定ルート : ひらめき&道なり
予定期間 : 10~20日程度
予算 :  ハヤト疾風伝の勝ち金 

特に条件を指定していなかったためか、やってきたのはカーナビが無い普通車であった。いや、大体空いてる代車が来ることを考えればこれは十分に予想出来た事だったのかもしれないが…

正直もう車中泊は体力的に厳しいかなと思っていたので、健康ランドやサウナなど、簡易宿泊施設を探す事に期待を寄せてたカーナビが付いてない事が一番の不安要素になりそうです。

道に迷う事はいい。それが思いもよらぬ展開へと繋がることも往々にしてあるのだから。

しかしながら、疲れ果てた身に見知らぬ土地にて延々宿を探すドライブは想像以上につらいものがあるわけで…

予行練習というわけではないが、試しにその夜静岡の昔よく行っていた夜景スポットへ行ってみようと思ったが、道が変わっていたのか頭がおかしくなっていたかどちらかの理由でそこへたどり着く事は出来なかった。

不安に感じながら箱根の山を越え湘南にある我が家まで3時間強のドライブ。

 「・・・つかれた^^」

パタン。そのまま荷物を積んで出発の予定が、想像以上の疲れで眠ってしまった。知ってる道ですらこれだもの。漠然とした不安が確かなる実感となって襲い掛かる。

カーナビ無し。体力無し。ミスターノープラン。

もう昔のように日本地図を広げて手探りで自由気ままに旅を出来る歳では無いのかしら?生まれて初めてスマートフォンが欲しいと思った夏の始まり。

Os1

 メーター 93441km よりスタート!!


本当に何一つ下調べ無しで適当にプラつくつもりですので、道中色んな場所に寄り道するかもしれないし、逆に何も琴線に触れなければわき目も振らずに恐山を目指すかもしれません。

東北地方の名物、名所、観光スポット、激熱イベント^^などを教えて頂ければ幸いです。漫画喫茶で夜を明かす事も多いと思われますのでその際に更新など出来たらいいなと思いますが、如何せんジジイなので発言に責任は持てません。

ちなみに一昨日ツモったハヤトの設定5以上(発表あり)は差枚数が+900枚ちょっとでした^^;。また別の日、ハヤト最大にして唯一の起爆剤であるフリーズを引いた事もあったけど、それすら500枚と繋がらず…。

これらの結果から、総合収支≠今回の予算がいくらなのかは推して知るべし。


それでは、行ってきます。

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2011年7月21日 (木)

7/21  台風被害

さて六月の初めに言っていた『イタコさんに僕の将来を何とかしてもらおうツアー』の件なんですが、予定では今日(19~20日)辺りに出発しているはずでした。

が、そこは皆さんもご存知の通り超巨大台風マーゴンさん…。さすがに七月の台風としては至上最大規模とまで評された彼女の存在を無視するわけにはいかず、そんなわけで出発を週末へと延期したわけなんですが、

1_1_20110720175128

 おい、マーゴン!

沖縄に滞在していた頃にも言ったと思うけど、僕は基本的に台風はかなり好き。なんだかんだで今回の台風もワクワクしながら待っていたのに…それが一体どんなコントだよこの軌跡はw。しかし原発事故を考えれば此度のマーゴンさんの英断も致し方なしか。

さて、今回のツアーなんですがなぜ言い出してからここまで時間が経ってしまったかといえば、車の確保がネックになっていたからに他なりません。

僕はこちらへ越してくる際に駐車場その他諸々維持費の関係で泣く泣く愛車を処分しています。(余談ですが、僕の愛車は結構レアな車だったため現在オークション等で探すと買ったときの倍ぐらいの値段になっていて二度泣きです(´;ω;`))

そんなわけで、今回車で旅するにあたってどこかしらから借りねばなりませんでした。車じゃなきゃ駄目なのかと聞かれるとそういうわけでも無いのですが、しかし本目的地は恐山ですし、何より今まで行ったことの無い場所をプラプラしてみたいという考えが根底にありますのでやはりその点自由に動きやすい車の方が何かと都合が良いと思いました。バイクも考えてみましたが、あまり運転した事が無いため今回は却下です。

車を探すに辺りまず一番始めに当たったのは内縁の妻である魚君。

 「おい、貸せ」
 「うるせえ死ね」

破談でした。

しかしよくよく考えると、保険が僕にまで適用されそうも無いため事故をした時の事を考えると怖いなーというわけで、どの道彼魚からは借りない方が正解な気がします。ならばと、そこらへん何とかなりそうな親族関係を当たってみましたが車社会で生活している大都会しぞーか、そうそう都合よく空いてる車なんてあるはずも無く…

すると行き着く先はレンタカーなのですが、以前レンタカーで滞在費に相当苦しめられた経験が二の足を踏ませます。このせいで早く帰ろうなんて考えに至るのはちょっと嫌だ。

というわけで、駄目元で知り合いのモータースに何件か交渉してみると何と言う僥倖!聞いてみるものです。なんと期間は二週間、対人対物保険付きで四万円ぽっきりという破格の条件で借りられる事となったのです\(^o^)/

レンタカーだと同条件で九万円掛かるとと言われたので満足のお値段^^

二週間でどういうルートを辿るかは全然考えていませんが、とりあえずは有名な恐山の夏の大祭には行きた…

 >恐山大祭 期間7/20~7/24

 ( ゚д゚) ・・・

 (つд⊂)ゴシゴシ

 (;゚д゚) ・・・

 *出発は23日予定です


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おい、マーゴン!どないしてくれはるねんおまん!!

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2011年7月19日 (火)

7/19  現実が聞こえる

先日金曜ロードショーでやっていたジブリの「海が聞こえる」という映画、初めて見たのだけれど見終わった後僕は何か居ても立ってもいられなくなった。

 (・・・松野ォォォお><)

この映画の恋愛要素に関しては何も言うまい。古き良き時代の古き良き恋愛の形だねという感想であったが・・・友情!こと友情に関して、僕はこの映画を見終わった後にたまらなくむず痒くなったのだ。

 (いいなぁ。俺も一度くらいこういう風に意見の衝突で殴り合いをしてみたかったなぁ…)

思えば僕は殴り合いの喧嘩の末にお互いを認め合うといった男子の王道とも言える方法で友情を確立した事がない(多分)。そもそも相手の顔面に綺麗にグーパンを入れた経験すら怪しい。

 「・・・魚君がいるじゃない」

ふとそんな声が聞こえてきた。

 (そうだ、アイツに殴らせてもらおう!!)

思い立ったが吉日。さっそくぶん殴らせてくれと頼むも答えはNOであった。これが原因で僕たちの友情は終わりそうな気がするがそれも止む無しか…

さて、全くの偶然なのだがその「海が聞こえる」を見た翌日、某市の運営する某公共施設へ遊びに行くと案内係をしていた某お姉さんが某カイジの目に留まる。

 (はて、どこかで見た事ある顔だなー?)

気になって胸の辺りにでかでかと付けられていてた名札を見ると…

 (・・・あっ、小学校の時同じクラスだった○○さんだ!!)

やっぱり!名前を見て確信した。それは思ったとおり小学校の同級生、いやはや意外な所で見かけたものだ。

けして目立つ存在ではなかった彼女…仮にMさんとしよう。Mさんと僕の思い出といえば唯一、釣りにハマっていた頃隣町の釣具屋に行った際にたまたま彼女が店の奥から出てきたという事ぐらいか。なんでも聞けば、おじいちゃんのお店だそうで。よく見れば確かに苗字が店名と同じであった。

…で、別にこの話にはこれ以上続きがあるわけではなく、だからそれ以上の印象はほとんど持ってなかったMさんだけど、けれどこうして顔を覚えていて名前をバッチリ記憶していた事実。

前日に見た「海が聞こえる」の記憶が余計にそのシチュエーションに運命感を与える。

 (ジブリなら間違いなくここから物語が始まるが…)

しかし残念ながら、相手の反応を見るに彼女は僕に気付いていないように思える。

 (…地味で目立たなかった彼女に声を掛けて忘れられてたらダメージがでかいな)

結局僕はこんな感情から声を掛けずに去るのであった。

帰ってからもう一度魚君に殴らせてくれと懇願しても答えはNO。殴れもしないし恋も始まらない。現実ってこんなもんよ。

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2011年7月14日 (木)

7/14  雷帝(笑)

静電気体質という何とも不思議な言葉が世の中にはあるのだが、心当たりがあるという人は少なからずいる事と思う。

僕もその一人。

冬場のドアノブなんかでは百発百中の精度を誇り、パチンコを打っていても相当痛い目に合ってきた。それは無論、静電気で機械が故障してぐわ~ハマった!!…などという戯言ではなく、実際に銀玉を伝ってどこからかビビビと笑えない痺れが襲ってくる痛みを伴う立派な現実の事象。スロットルでもなぜか、下皿に詰めたコインからバチバチッ!!と、何度も何度も味わってきた。どうも夏場のサンダルの時や、冬でもジーンズの破けたひざ部分…即ち、素肌が筺体を固定してあるシマ部分(?)に触れた時など起こりやすい謎の現象であったが、いずれにせよ僕は長年この電気ショックと付き合ってきたわけだ。

そしてそれが端を発しているかは定かではないが、最近不思議な事が起きている。

我が家のパソコン。ここ一年程、調子がとても悪く度々フリーズを繰り返すなぁと思っていたのだが…不思議な事に同じ部屋で同じようにパソコンを使っている魚君に話を聞くとそんな事は全く無いと言うわけで。

思えば、僕が「最近こいつ調子悪いから気をつけてな」と言っても魚君はわけがわからないと言った様子で間抜け面を浮かべるだけであった。その時は人語が理解出来ないだけだと楽観視していたのだが、後々気になり統計を取ってみるとどうだろう!?結果僕が使っている時は魚君の使っている時の5倍近い頻度でフリーズしている事が判明したのだ!!

 「なんでそんなに止められるの?」

そんな事言われてもこっちが聞きたい。

確かに僕のほうが彼に比べPCの使用頻度は高い。それに色々と負荷をかける使い方をしているかもしれない。それにしても起動の時点で僕のフリーズ確率は優に70%を超えているというのはどう説明を付けるべきか?魚君がスイッチを押すと何も起こらず、僕が押すとほぼ毎回フリーズをする。大体4回に1回うまく起動すれば御の字って、もはや静電気どうこうの問題ではないだろう。

加えて最近携帯も頻繁に止まるようになってきた。いや、お金を払ってないわけじゃない。ドコモショップに行って一度は直ったかに見えたが、すぐにまたブラックアウト。次に持っていくと原因不明の烙印を押されてしまった。

そういえば昔から僕が触ると電機機器が調子が悪くなることが多かった。ある時はマウスが僕がいる間だけ反応しなくなったり、ある時は自動卓にて異様に牌が裏返しで積まれてくる事が多発したり、そういえば愛車のメーター類は故障してない事の方が少なかった。もはや一種の心霊現象。

ちなみに調べると静電気体質というのは、主に不摂生が原因とされるという科学的見解に基づいた推察があるそうだ。血中濃度の上昇により体内のイオンバランスが崩れ、結果として自然放電をしにくい状態になっているらしい。

以前健康診断で血液値に問題があると言われた僕は正しくそれに当てはまっているのだろう。

だが、それでは説明出来ないことが多すぎる!!


モアイDENというマイナーなパチを最近追っているのだが、この機種のRUSH(確変)突入率は25%。要はヴァンヘルシングでいう所の1/3がこの台だと1/4というお話だ。

現在その25%の抽選が昨日まで合計で23戦3勝20敗。

そして今日、まさかの17連敗を喫し合計で40戦3勝37敗…。嫌になって放り投げてきたのだが… 

この手の振り分けが近年酷すぎるのだが、果たしてこれも不摂生の成せる業なんでしょうか(´;ω;`)

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2011年7月12日 (火)

7/12  剣が峰?

 「ねえ、社員やらない?マジで??」

あれからも度々社員にならないかと、知り合いが今夏に始める新雀荘のお話。未だになぜ僕なんかにここまで声を掛け続けてくださるのかが本当に理解できないのだけど、だからこそ断り続ける日々に恐縮せずにはいられない。

何度か都内へ出て話をする機会があった。聞けば新雀荘、集まったメンバーは見知った顔ばかり。加えて以前の雀荘とはガラリと変わった体制、居心地は数段良いものとなるのは想像に難くはない。思えばだからこそ執拗に僕なんかを誘ってくれているのだとも思うが。

 「なあうみさんよ、どうせ俺たちにゃあもうマトモなルートなんか無いんだ…。だったらより深く…、じゃねえか?」

Usi

麻雀の師匠である先輩は自分がそうだからよくわかるのだろう。僕の現在置かれた状況をこれ以上ないってぐらい的確に突付いてくる。気分はカイジ。あなたは遠藤さん。エスポワール乗船5秒前。

輪番休業の影響か、七月に入ってからのホール状況の厳しさもその誘惑を一層際立たせるわけで…。

 「そうそう、深夜手当てもつける事にしたんだZE!」
 「マジすか?」
 「ああ、業界NO1の待遇を目指してる」

聞けば聞くほど住み心地の良さそうな環境に僕の決意もそろそろ揺らぎそうです。

 「その…偽名でもいいですか?」
 「ああ、カイジにするか?」

 (…カイジか)

…って、ちょっと悩んでしまった自分が情けない。どうしたものか。どうしたものか。今後のパチンコ業界を考えるとこのままプラプラしているよりかはよっぽど金になりそうなんだけどなぁ。1~2年期間工をやると思えば…。無論、金が残ればの話であるが。

 「いや、しかし…^^;」

この問題を考える際に二言目にはこの言葉が出てくるのだけれど、思えば僕がそこまでして守りたいものって何なんだろう?心のどこかでまだ何とかなると思っているとしたらおめでたいにも程がある。

気付けば今年ももう半分が終わっている現実をそろそろ直視せねばなるまい。

 (いや、しかし…^^;)

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2011年7月 7日 (木)

7/7  二日後腰痛

先日、市だか県だかわからないがとにかく体育施設のようなところへ行った時のこと。

 (おお~!!)

ま~るい輪っかが目に付き…それは言わずもがなフラフープ!!

 (いや~、なつかしいなー)

周りの目も気にせず…というか全然人がいなかったため何ら気兼ねなくフラフープに興じる事としたのだが…

 (あれ?れれ?)

まわらない。

良くて最初の反動に頼った一回転、二回転。どうにもその後が続かず…

 (ん??フラフープってどうやってやるんだっけ?)

当時はくるくると長時間回し続ける事が出来たような記憶があるがいやはや、時の流れはかくも残酷なものだろうか。

そもそもフラフープなんてどうやるものかと考えるレベルの遊具ではない気がする。それこそ「考えるな、感じるんだ」の領域。大体何度かやるうちにコツを掴んで…という具合に、子供の頃もそうだったんじゃないかな?思い出せないけど授業で丁寧に教えられたような記憶は無い。そうでなくとも僕もいい歳だし、何となく仕組みを理解し軽々回せなければいけないんだと思う。いや、逆に子供の頃の方がそこらへんは柔軟なのかな?

 (く…この俺様がフラフープごときに!?)

とにかく現実はこの有様で。コツを掴むためのセンスが既に無くなってしまっているのか、はたまた単純に肉体の衰えなのか。いずれにせよ、スポーツテストで常に学年上位に名を連ねていた私はもういない。

 「おまえ今50m走ったら8秒切る自信ある?」
 「はぁ?おまえ俺の運動センス舐めてんだろ!!」

スポーツマンガを読んだ後など、たまに魚君とこんな煽り合いをする事があるのだが、僕も彼も頭の中ではきっと今でも50mを7秒台、悪くても8秒かからないと考えているんだろうなぁ。

フラフープ以外にも何か、出来なくなった事ってあるんだろうか?最近、素で小役を取りこぼす事が多くなって悩んでる(´;ω;`)

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2011年7月 5日 (火)

7/5  産廃だZE!

 「俺が行く!」
 「ウガー!!」

なんのこっちゃと思われる方もいるかもしれませんが、四号機の鬼浜爆走愚連隊のお話です。上記のセリフは僕が初代鬼浜で最も好きな組み合わせであった「ハヤトvsゴンタ」の導入部。

苦手な喧嘩は一切せずに、得意なレース対決だけに参戦する事で絶大な信頼度を誇った鬼浜愚連隊特攻隊長ハヤト。「覚悟はいいか?」との総長も声も頼もしかったが、ハヤトの単車対決は単体でも熱く、そしてその後のリーダー演出への発展までを含めると尚熱く(リーダー同士の単車対決は確定だったため)、そういう意味でも僕は勝負どころではハヤトの声が聞こえてくるのをいつも願っていた気がします。

そう、あの頃の君はそれぐらい輝いていたのに…

Ng

さて、出だしからバレバレかと思いますが本日のクソ台ハンターの調査報告は今もっともHOTな一台、クソ台界のニューカマー「ハヤト疾風伝」だZE!

買収によりメーカーこそ変わってしまったものの、鬼浜シリーズとしてはコウヘイ最凶伝に継ぐ四作目。代を重ねるごとにクソさ加減が増す昨今の流れを見るに、クソ台愛好家としては期待せずにはいられません!!

 (おっ、これは♪)

そんなハヤトのシマイチ台が空いたのは正午過ぎの事でした。

 総1892 BB12 RB8 (BBはCT、RBはBIG+BGの表示)

ART突入率まではわかりませんが、半箱ほど持ち帰った様子のこの台。合算は6の数値を超えていますがそもそも合算にほとんど設定差の無い台だからなんとも言えません。しかしこの機種に設定が入りそうな背景、それに同機種のその他の台が軒並み設定1以下の数値とあらば打たないわけにはいきません!

 (設定推測が難しそうだが、状況が後押ししているから何とかなるだろ~)

意気揚々と携帯を下皿へと投げ入れたそのときでした!!

ゴガッ!!
 
 (ッ!?)

突然、辺り一面に鈍い打撃音が響き渡り…

 ゴンッ!!ガッゴッ!!

 (…まッ、まさか!?)

台パン!?

そう、左隣から聞こえる鈍い音の正体は何を隠そう打撃音であります。見れば齢四十を過ぎていそうな人の良さそうなおじさんが全力でハヤトをぶん殴っているではありませんか!!

 (;^ω^)・・・

さて、ここを見てどう思うか。

 (なるほど、前任者はこれに耐え切れなくてやめたのか…)
 (うわー、ウザったいのが座ってるなぁ><)
 (いくら負けてんだよこのオッサン・・・)

これらの考えは素人です。

 (・・・ヒュ~♪期待させやがるぜ!!)

そうです、クソ台ハンターであればここは人の良さそうなおじさんをここまで怒り狂わせるハヤトのクソ台としてのポテンシャルの高さに胸を躍らせる場面なのです。ある意味では台パンとはクソ台の風物詩!!一体どれだけの苛立ち要素が…!?ワクワクが止まらないZE!!

 (さあ見せてくれ、おまえの全てを!!)

 ~以下略~

Jan1

 ・ハヤト疾風伝
  疾走感    ★☆☆☆☆
  絶望感    ★★★★☆
  清算したZE! ★★★★☆
  清算したZE! ★★★★☆          
  清算したZE! ★★★★★   
  合計99/100点  コウヘイが甘く思えたのは収穫だった!-47k

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2011年7月 1日 (金)

7/1  カイジ、佐原を笑う

保育士になるのだと、僕のマザーメガネはそう言って短大へと進み、ついでに司書の資格さえもゲッチュしてきた。考えてもみてほしい、保育士に司書と…昂ぶりが静まらないこのチョイスを。そして黒髪、メガネ、僕以外からあまり評判の良くないその容姿と… おいおいおいおい!!

思えばあの方こそ世のヲタク男性の理想全てを兼ね備えた女神だったような気さえするが、そう思ってしまうのは僕の偏愛の成せる業か。

 「おまえまだ諦めてないの?」

僕がこの話をすると相棒のサンリオピューロランドで働くハン・ギョジンは決まってこう答えるが、それを口にしたら戦争だろうがっ…。

 『なぜオタクはおとなしそうな黒髪女性を異常に好むの?』

ネット上でよく見かける煽り文句である。いや、実際に煽りではなく事実だからこそこのような書き込みが存在するのだろうが…

一般的に、この手の問いにオタク達はこのような解答をする。

 ・主導権が握れそうだから
 ・清純そうだから
 ・趣味が合いそうだから

一見自虐ネタのように聞こえるかもしれないが、八割方は本音であろう。何てことは無い、要は自分と釣り合うレベルを求めた結果なのだ。もっとわかりやすく言うとコンプレックスの裏返しがそっくりそのまま理想へと挿げ替えられているのだと思う。ただ、この場合のオタク=根暗と記した方が正確な気はするが。

僕自身、たまたまマザーメガネがその条件を満たしていたからなのか、だからこそ惹かれたのか。卵が先か鶏が先か…今となってはもうわからない。それにしてもオタクの方々の意見を見てると妙に納得する場面が多い事にドキっとさせられるのは如何なものか…

 (おっ、ナイスメガネ!)

先日、よく行くスーパーのレジに良いメガネが入った。大学生か、フリーターか。幸薄そうな感じがまたそそる。

 (言われてみると確かにイケイケギャルのバイトする場所では無いもんなー。スーパーのレジってのは意外な発掘場かもしれん!!)

こんな事を思いながらふと、先程のオタクのコンプレックス理論が頭に浮かんだ。自分が今ハッキリと、「(メガネっ娘を探すのなら)スーパーのレジは意外な発掘場かもしれん!」ではなく、「(メガネっ娘を探すのならおとなしそうな女性の多い)スーパーのレジは意外な発掘場かもしれん!」というフローチャートを構築していた事に気付いてしまったのだ。

この論法で行くと「おとなしそうな女性=メガネっ娘」という認識が少なからず僕の中にある事がわかるわけで、それは即ち「メガネっ娘が好き=おとしなそうな女性が好き」とも取れるわけで。

 (って事はつまり、俺も心のどこかでコンプレックスの裏返しとしてメガネっ娘を好きになっているという事か??)

この歳になるとそろそろ自らの容姿は大して気にしなくてなってくる…と思ってたのだがどうなのだろう。そもそも周りからカイジに似ていると言われる時点でアレなのだが、そのカイジ、実はこの直前に髪を切って佐原になってしまっていた。

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 ( くそっ…よりによってこんな時に!! )

この時僕はなぜかこう思ったのだが、今思うと佐原だろうがカイジだろうが年中「こんな時」じゃねえか!!

人類の骨格をしていない事に触れないでいてくれる優しそうな…そう考えた時、やはり辿り着くのはおとなしそうな娘なのである。

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