あの忌々しい「風のヒューイ事件」も記憶に新しかろう、今年小学二年になったメイちゃん(仮)とのGWでのひとコマ。GWで帰省中での出来事だ。
なんでもまた従姉妹に一人、子供が生まれたとの事で…
ちなみに今、従姉妹の子供のことを何と呼ぶのだろうと調べてみたのだが…「従姉妹違い─いとこちがい」、こんな呼称があったんですね!!初めて知りました。
それにしても僕の従姉妹達は一体何人子供を作れば気が済むのだろう?この数年、僕が遊び呆けている間に四人姉妹で既に七人の従兄弟違いが生まれてる。しかもその内の一人はまだ独身で子供もいない。つまり、三姉妹だけで七人の子を産んでいるのだ。四人姉妹の一番下が僕と同い年っちゅーのに、うちの三人兄弟は子供はおろか、未だ結婚すらしてないってのに… この格差は一体どこから来てるのだろう?顔か?顔なのか??とても1/8同じ血が入っているとは思えない。
…っと、話を戻す。なんでもメイちゃんは今月誕生日だそうで、会話の流れでプレゼントの話となった。最近の子ってやっぱりゲーム機とか欲しがるのだろうか?まさか今日日リカちゃん人形とか言い出す子はいない…よな?
そんな事を考えながら会話に持ち込む。実は母親からプレゼントで何が欲しいか聞いておいてくれと頼まれていたのだ。
「で、何が欲しいのさ?」
「DS!」
ふむ…非常におもしろみの無い答えが返ってきた。僕が小学二年の頃って…う~ん、思い出せん。ファミコンってこの頃あったっけかな?いや、確か無かったような。それに、あっても高価で買ってもらえなかった気がする。じゃなきゃ毎日毎日佐藤っちに遊びに行かんもんなー。
と、それはさておき、確か母親がゲーム機は駄目って言ってたのを思い出す。いるんだよね、こういう親。うちも初めはそうだったよ。
「なあメイよ、確かゲームは駄目って言ってたぞ。他のを用意しとけって」
「えー!!・・・・じゃあ、たまごっち!」
「「た、たまごっち!!??」
これはこれは、予想だにしない単語が飛び出てきて驚かされた。
たまごっち。この名を知らぬ人はこのブログを読むような年齢層の方ではいないであろう・・・いないよね??携帯型ペット育成ゲームで、これを巡って恐喝やら売春やらと様々な事件が巻き起こされるぐらいの社会現象となった怪物ゲームである。
1997年…、これがたまごっちの最盛期らしいが、当時のブームたるやすさまじかった。後に続けと次々と他メーカーよりパチモンが売り出されて行き、次第にはパチモンですらある程度の人気を得るにまで至ったものだ。学校ではたまごっちの売買が行われていたし(それぐらい品薄だった。多分定価の倍ぐらいならみんな余裕で出した時代)、右を向いても左を向いてもたまごっち、たまごっち。
(何がおもしろいのかねー)
シーナサンヤッホー!な僕はこれを幾分冷めた目で見ていたものだが、まさか十数年経った今、その名を再び耳にするとは…
「何!?今ってたまごっちまた流行ってんの!?」
「えー?カイジってたまごっち知ってるの??」
「おうさ。俺らの時代はなぁ・・・」
それにしても、こうして子供たちに自分の子供の頃の話をしだす年齢になってしまったのだな。時の流れを感じずにはいられない。
(しかし、ゲーム機は駄目と言っていたがたまごっちとなるとどうなんだろう??)
「たまごっちたまごっちたまごっちたまごっち!!」
「(´・ω・`)駄目に決まってんだろ」
母親に聞くと答えはNOだった。厳しいな。
「なんでー!ケチー!馬鹿!たまごっちー!!」
「他のにしな」
「やだっ!ゲームかたまごっちじゃなきゃやだっ!」
「じゃあ買わない」
「なーんーでー!!!!!」
ふふ。こんなやり取りを微笑ましく見守っていると、「あんたが余計な事聞いたせいで面倒臭くなったじゃねーかこの甲斐性無し!!」みたいな目を向けられたので、渋々フォローを入れる事にする。
「なあメイよ。たしかたまごっちって他の子と通信したり対戦したりもするから、メイ一人で持ってても面白くないぞ?」
「そうなの??」
「ああ。だからさ、友達が持ってないなら…」
「あっ、レイちゃんが持ってたよ!!」
「う~ん。一人じゃその子としか遊べないじゃん」
「じゃあ何人いればいいの!?」
「・・・・」
(なんかまた余計な事言っちゃったような^^;)
実際、たまごっちをやった事がないので僕は本当にたまごっちに他の友達が必要なのかよく知らない。その後出た「デジモン」なる、似たような商品はこれまた僕はやってないのだが、友達が結構みんな持ってた事もあって多少知っている。通信やら対戦はそちらからの引用知識である。果たしてたまごっちに対戦…は無くても、通信なんてあるんだろうか??
(でもうーん、たしか通信経由でしか進化しない生物もいたような…)
ここら辺まで来ると、ポケモンの知識も混じってるような気がして全く自信が無くなっていたのだが今更後には引けない。それに…
「そうだなぁ。最低10人は欲しいな」
とりあえず、こう言っておけば大丈夫ら!
そのレイちゃんって子も、たまたま親のお古か何かを持ってただけだと思うし。そもそも流行っているなんて聞いたことすらないし。
「10人!?じゃあ友達で10人たまごっちやってたら誕生日たまごっちでいいでしょ!?」
「ああ、構わんよ」
どう考えても今の子で10人もたまごっちなんて持ってるわけねえべと、僕は安請け合いしました。母親の顔をチラと見ると、僕と同じ考えらしく特に反対はしていない様子。それどころか
「誰が持ってるなんて言われてもわからないからちゃんと署名してもらうんだよ」
「しょめい?」
「メイよ、紙に名前と電話番号書いてもらうんだ!嘘をついても連絡網があるからな」
「えー…」
こんな微笑ましい幼児虐待がGWに日本のどこかで行われていたのです。
~数日後~
【メイが署名集めてきた。どうしてくれるねん】
本日、母親より脅迫文が届きました。
(まさか本当に署名してくるとは… 見上げた根性だぜ)
どうやらたまごっちってのは今の子供の間でも流行ってるらしい。意外すぎるがこれが現実ッ…!!これが真実ッ…!!
(教育のためにもここで約束を反故にするわけには行かんな)
何より僕のポリシーにも反するし。
【ま、約束だし仕方が無いから俺が買ってやるよ…ってもせいぜい二千円ぐらいだろうし全然OKさ】
母親に返信します。
実のところ、僕はここまで見越して・・・つまり、最悪の事態になってもどうせ二千円ぐらいだろうからいいだろうと思って保険を掛けた上での駆け引きだったのです。
が、すぐさま返信に返信が被せられる。
【二千円??何言ってんの?たまごっちってもっとするよ】
は?こいつこそ何を言ってんだ??そう思いつつも、半信半疑でここで初めてたまごっちの値段を調べたらアラびつくり
(ご、ご、ご、五千円ッ!!??)
僕は勝手に二千円と思い込んでたんですが、思えばその数字ってどこから出てたんでしょうね??いや、当時って確かそれぐらいだったような気がしたんですよ。いくら時代が変わったとはいえ、倍増するとは思いもよらなんだ。さぞかし立派な機能がついているんだろうな。
教育費締めて五千円だい、ちくしょうめ(><)!!
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